やる夫 Wiki
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やる夫が婆娑羅大名になるようです
作者 ◆bsRWNUewdA
ジャンル 歴史系
時代 1296年~1373年
舞台 日本
投下日 2009年3月10日
投下板 やる夫板II
状態 エター
最終投下日 2010年5月11日
話数 12話+番外編3話
主な登場人物 やる夫やらない夫
  

やる夫が婆娑羅(ばさら)大名になるようですは、室町幕府を開いた足利高氏(尊氏)の盟友であり、「ばさら大名」として名高い佐々木道誉の生涯を描く歴史系中編やる夫スレ

作者は◆bsRWNUewdA。2009年3月10日から連載が始まり、2010年10月26日を最後に作者の書き込みが途絶え、エター作品となった。

概要[]

戦乱と混迷の世の中で特異な人生を送った「ばさら大名」佐々木道誉(やる夫)を通して、中世という時代の人物群像を描いた歴史系やる夫スレ
「ばさら大名」とは天皇や公家などの旧権力や伝統を歯牙にもかけず、既存の価値観を超越した美意識のもと、華美に大胆に暴虐に時代に新風を巻き起こした大名(大きな所領を有し、多くの家の子・郎党を従えた武士のこと)をいい、のちの織田信長へ繋がる系譜とされている。しかし本作の道誉は、他人に対する繊細な感性を持ち、時代の抱える矛盾に苦悩しながら自分の進む道を模索していく等身大の人物として描かれ、従来の怪物的な佐々木道誉像とはまた違った、新しい見方ができる作品である。残念ながら足利高氏(水銀燈)が倒幕を決意した回でエターとなった。

解説役は長門有希、聞き手はタチコマが務め、この時代の複雑さを象徴する皇統の分裂問題(南北朝時代の前からあった大覚寺統と持明院統の皇位争い)や、得宗と執権の違い、御家人と御内人の違いなどが、わかりやすく解説されている。

主な登場人物[]

佐々木氏[]

  • 佐々木道誉(やる夫) - 京極(佐々木)家当主。「ばさら大名」の代名詞的存在。芸能・文芸面でも巨大な足跡を残した。
  • 佐々木時信(やらない夫) - 六角(佐々木)家当主であり、近江国御家人の実質的盟主。道誉の本家筋。
  • 吉田厳覚(ちゅるやさん) - 京極家家臣。佐々木一門。道誉の代官として後々まで活躍する。
  • 佐々木清高(見学会いく夫) - 出雲佐々木氏の一族。隠岐守護。隠岐に流された後醍醐天皇を監視する。

北条氏[]

  • 北条高時(ミネバ・ラオ・ザビ) - 北条家得宗にして鎌倉幕府第14代執権。法名・崇鑑。後世に「暗君」として名を残す。
  • 金沢貞顕(ちよ父) - 北条氏金沢流当主。鎌倉幕府第15代執権。在位10日で出家に追い込まれた。
  • 赤橋守時(クワトロ・バジーナ) - 北条氏赤橋流当主。鎌倉幕府第16代執権。妹は足利高氏の正室。
  • 長崎高綱(ハマーン・カーン) - 法名・円喜。執権高時の後見役であり、鎌倉幕府の実質的最高権力者。
  • 長崎高資(マシュマー・セロ) - 内管領(得宗家の執事)。長崎高綱の子。父と共に執権を傀儡とし、専横をふるう。
  • 北条仲時(パプテマス・シロッコ) - 北条氏普恩寺流。六波羅探題北方。六波羅軍を率い、反乱鎮圧の指揮を執る。

足利氏[]

  • 足利高氏(水銀燈) - 幕府の有力御家人。幕府に反感を持ちながらも、武家の棟梁として進むべき道を思いあぐねる。
  • 足利直義(真紅) - 高氏の弟。足利家の政務担当。秩序を重んじる保守派で、「ばさら大名」と対立していく。
  • 高師直(L) - 足利家の執事。足利家の軍事担当。時代の革新者として旧権威を否定した「ばさら大名」の代表格。
  • 高師泰(ニア) - 師直の弟。師直と共に足利軍団の主力を担う。のちの足利家内紛では師直派の筆頭。

悪党[1][]

  • 赤松則村(アーチャー) - 法号・円心。播磨国・佐用庄を本拠とする豪族。地の利を活かしたゲリラ戦を得意とする。
  • 赤松範資(遠坂凛) - 赤松則村の嫡子。決起に逸る弟・則祐に対し、父と共に時期尚早であると反対する。
  • 赤松則祐(衛宮士郎) - 赤松則村の第三子。通称・三郎。護良親王の思想に共感して家を出奔、挙兵に参加する。
  • 楠木正成(翠星石) - 河内国・赤坂を拠点とする豪族。弟の正季(蒼星石)と共に後醍醐天皇の理想実現に尽力する。

朝廷[]

  • 後醍醐天皇(夜神月) - 大覚寺統の第96代天皇。天皇家の歴史上、他に類を見ない「帝王」。
  • 阿野廉子(弥海砂) - 別名・三位局。後醍醐天皇の寵姫で隠岐配流にも同行した。のちに護良親王と反目する。
  • 護良親王(セイバー) - 法名・尊雲。別名・大塔宮。後醍醐天皇の皇子。武芸に秀で、倒幕戦の実質的最高司令官。
  • 千種忠顕(志々雄真実) - 後醍醐天皇の寵臣の一人。挙兵失敗で捕らえられ、道誉が一時身柄を預かる。
  • 北畠具行(渚カヲル) - 村上源氏北畠家庶流。護良親王の側近。道誉が深く関わることになる人物。
  • 文観(トトロ) - 醍醐寺座主。真言宗「立川流」の指導者であり、後醍醐天皇のブレーンの一人。
  • 量仁親王(ベルダンディ) - 持明院統の皇太子。後醍醐天皇挙兵後、幕府奏請により光厳天皇となる。

外部リンク[]

脚注[]

  1. 幕府の支配体制から外れた者たちのこと。地方の小豪族や零落した御家人などに多かった。
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