やる夫 Wiki
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やる夫が神武以来の天才になるようです
略称 神武スレ
作者 ◆XksB4AwhxU[1]
ジャンル 歴史
投下日 2010年1月1日
投下板 やる夫板II
状態 本編完結/続編エター
最終投下日 本編2010年2月21日/続編2014年1月1日
話数 本編56話
主な登場人物 やる夫やらない夫ディオ・ブランドー赤木しげる麻呂
  

やる夫が神武以来の天才になるようですは、プロの将棋棋士加藤一二三を中心に戦後将棋界を概観してゆく歴史系長編やる夫スレ

本編終了後はやる夫九段と遊ぶ将棋の世界やる夫九段と愛でる将棋の世界とタイトルを変えつつ継続したが、2014年1月1日を最後に作者の書き込みが途絶え、実質的にエターとなった。

作者は◆XksB4AwhxU。本編は2010年1月1日から2月21日まで連載された。

概要[]

初の中学生プロ棋士にして「神武以来(じんむこのかた)の天才」と呼ばれる加藤やる夫を通して戦後将棋界を解説してゆくスレ。何と言っても作者の知識量の豊富さと異常な程頻繁な投下が特徴。特に、初期の投下速度は読者を驚嘆せしめた。番外編を含めると、江戸時代の初代名人・大橋宗桂以来の将棋の歴史を学ぶことができる。

主人公を含め、登場人物に存命中の人物が多いため、フィクションの体裁を取っている。敢えてデタラメな参考文献(民明書房など)を出したり、きわどい部分はネタに走り、どこまで実話かわかりにくくしている。「地球が一周した後のパラレルワールドだと思ってください」とは作者の弁である。

また、読者によるスピンオフ作品がさかんに投下されるのも他の歴史系やる夫スレには無いものと言えよう。詰将棋の問題が投稿されたり、読者同士のオンライン将棋における交流会「クマー杯」が開催される等、他のスレとは異なるタイプの読者参加型のスレにもなっている。

歴史系作品でありながら、短編投稿などによる読者参加の要素もあるなど様々な要素が混ざった、単純なジャンル分けの難しい作品である。

将棋の指し手にならって、話数の数え方は「○手目」となっており、実際に将棋を指しながら進んで行く。たとえば「初手 驚天動地 ▲7六歩」は、先手(▲。後手は△。正式には将棋の駒の五角形を用いる)が最初の1手で、歩兵を7六のマスに動かしたという意味である。最終話は「投了」、つまり負けを認めて終わる。なお、後手が負けている。

主な登場人物[]

段位・肩書きは本編完結時(2010年2月21日現在)のものである。

  • 加藤一二三(やる夫) - 九段。実力制第六代名人[2]。初の中学生プロ棋士。「神武以来の天才」。
  • 山田道美(やらない夫) - 九段。やる夫の友人。打倒大山に執念を燃やすも…。
  • 大山康晴(ディオ・ブランドー) - 九段。十五世名人・永世十段・永世王位・永世棋聖・永世王将。本スレでは余りの無敵さとあいまってしばしば「DIO山」と呼ばれる。
  • 升田幸三(赤木しげる) - 九段。実力制第四代名人[2]。大山の兄弟子にして、大山のライバル。全盛期の強さを称して「チート田」と呼ばれることもある。
  • 花村元司(大ちゃん) - 九段。真剣師(賭将棋)出身でプロ編入を認められた変わり種。大山に公開処刑される。
  • 二上達也(長門有希) - 九段。棋界きってのイケメンで「北海の美剣士」。大山にも正々堂々立ち向かう。
  • 芹澤博文(碇ゲンドウ) - 九段。「若き天才」。ある事件をきっかけに酒に溺れる。好き嫌いが激しく、やらない夫と敵対。
  • 中原誠(空条承太郎) - 九段。十六世名人・永世十段・永世棋聖・永世王位・名誉王座。大山の時代を終わらせ、棋界の覇者としてやる夫と死闘を繰り広げる。
  • 米長邦雄(麻呂) - 九段。実力制第八代名人[2]・永世棋聖。中原のライバル。引退後は日本将棋連盟会長。人妻好きの変態。
  • 谷川浩司(ガッツ) - 九段。十七世名人資格者。2人目の中学生プロ棋士。詰将棋作家でもあり、それによって培った寄せの腕は、その速さと早さから「光速の寄せ」と呼ばれる。
  • 島朗(真紅) - 九段。研究熱心で羽生・森内・佐藤と催していた「島研究会」は伝説。おしゃれ好き。
  • 羽生善治(水銀燈) - 九段。二上長門の弟子。十九世名人・永世棋聖・永世王位・名誉王座・永世棋王・永世王将資格者。3人目の中学生プロ棋士。その強さはまさにデストロイヤー。やる夫のお気に入り。
  • 佐藤康光(金糸雀)- 九段。永世棋聖資格者。本人は真面目だがどこかコミカル。
  • 森内俊之(蒼星石) - 九段。十八世名人資格者。重厚な受けの強さは「鉄板流」。
  • 先崎学(ジャギ) - 八段。米長の子分弟子。
  • 渡辺明(浦見魔太郎) - 九段。永世竜王資格者。4人目の中学生プロ棋士。「魔太郎」。
  • 南口繁一(ナウシカ) - 九段。やる夫の最初の師匠。やる夫と徹底的にそりが合わない。
  • 剱持松二(愚地独歩) - 八段。やる夫の2人目の師匠。日本将棋連盟の裏方として奔走した。
  • 藤沢秀行(碇シンジ) - 囲碁棋士九段。名誉棋聖。米長の上を行く変態で、将棋界も騒がせる。
  • 河口俊彦(ちゅるやさん) - 七段。本編の解説役。『対局日誌』などの観戦記で知られ、「老師」と慕われた。
  • 熊坂学(クマー) - 四段。本編の解説助手。史上最速でフリークラス[3]に陥落した棋界のアイドル。

外部リンク[]

脚注[]

  1. 作者が海外在住のために投下規制されることがあり、神武やる夫のコテハンも使用する。
  2. 2.0 2.1 2.2 「実力制○代名人」は、正式な称号としては3期名人獲得(または2期で抜群の成績)した70歳以上の引退者が条件となる。そのため、1期のみのやる夫と米長は称号としては使えない。これは升田の功績を考慮して条件を設定したため。
  3. 棋士は通常、名人戦に出場するためのリーグ戦「順位戦」に属する。下からC級2組→C級1組→B級2組→B級1組→A級と5つのリーグがあり、A級首位が名人への挑戦権を得る。新人棋士は通常、C級2組に入るが、3回規定以下の成績(降級点)を取ると順位戦に出られなくなってしまう。これをフリークラスという。フリークラスで10年以内にC級2組に復帰できなければ強制引退になる。なお、自分の意志でフリークラスに行くこともでき、この場合は規定の年数で必ず引退になる。
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