やる夫 Wiki
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やる夫で学ぶ第一次世界大戦
作者 ◆WW.IweeeIE
ジャンル 歴史
時代 1914年~1919年
舞台 主にヨーロッパ
投下日 2008年6月7日
投下板 ニュース速報(VIP)
やる夫板II
状態 完結
最終投下日 2013年10月13日
話数 全33話+α
主な登場人物 ちゅるやさんやる夫やらない夫でっていう
  

やる夫で学ぶ第一次世界大戦は、人類が初めて経験した総力戦である第一次世界大戦について学ぶ歴史系長編やる夫スレ

作者は◆WW.IweeeIE。2008年6月7日から2013年10月13日にかけて連載された。

概要[]

日本では第二次世界大戦に比べ、あまりよくは知られていない第一次世界大戦を描いた歴史系やる夫スレ。5年4ヶ月の長期連載となった。

1914年7月「クリスマスまでには帰れる」との楽観的な見方が大勢を占める中で始まったこの戦争は、1918年までの足かけ5年に渡る長期消耗戦へと発展、未曾有の犠牲者を生み出していく。その推移を各国の政治家・軍人、それぞれの視点から詳細に追ってゆく。主人公は大戦中期以降、国内の主導権を握ったドイツ軍参謀本部次長ルーデンドルフ(やる夫)だが、彼がまったく出てこない回も多い。解説役はちゅるやさん

ニコニコ動画において動画化されている。

主な登場人物[]

なお、第1話「開戦前夜編」や幕間的な特別編においては、一部登場人物の配役が異なっていたり本編と二役になっていたりする。

ドイツ[]

  • ヴィルヘルム二世(窪塚洋介) - 皇帝。
  • ベートマン(長門有希) - 首相。「皇帝の諫言係」。
  • 小モルトケ(オタク) - 参謀総長。シュリーフェン・プラン(対フランス侵攻作戦計画)を改良し大戦に臨む。
  • ファルケンハイン(やらない夫) - 小モルトケの後任。消耗戦を提唱し、「ヴェルダンの血液ポンプ」と呼ばれる。
  • グレーナー(できる夫) - 陸軍鉄道部長、後に軍事省次官。戦前から鉄道網を整備構築し、総動員をぶっつけ本番で成功させる。

西部戦線[]

  • ヴィルヘルム皇太子(ニート君/夜神月) - ヴィルヘルム2世の長男で、第5軍司令官。ヴェルダン攻略に固執し、WW1最大の激戦を繰り広げた。
  • クノーベルスドルフ(リューク) - 第5軍参謀長で、ヴィルヘルム皇太子の補佐役。ヴェルダンの激戦を繰り広げる。
  • ルプレヒト王太子(L) - 第6軍→ルプレヒト軍集団司令官。バイエルン王国の王太子。防衛戦で特に手腕を発揮。
  • フリッツ・ハーバー(エドワード・エルリック) - 悲劇の天才科学者。第二次イープル戦で毒ガス戦を指揮する。

東部戦線[]

  • ヒンデンブルク(麻呂) - 東部軍司令官→参謀総長。渾名は「君(ルーデンドルフ)はどう思うかね元帥」。
  • ルーデンドルフ(やる夫) - 東部軍参謀長→参謀次長。包囲殲滅戦による、妥協なき『決定的な勝利』を目指し戦争を主導していく。
  • フランソワ(涼宮ハルヒ) - 第1軍司令官。タンネンベルクの猛将。
  • マッケンゼン(谷口) - 第17軍→第11軍→マッケンゼン軍司令官。平民からの叩き上げ。希代の戦略家。
  • ホフマン(キョン) - 第8軍参謀→東部軍参謀長。ドイツ帝政期最高の参謀。ただし、性格の悪さでも有名。
  • ゼークト(ドヤが夫) - マッケンゼン付きの名参謀。のちの参謀総長。敗戦により解体されたドイツ軍を再建する。
  • ヴェッツェル(リザ・ホークアイ) - 参謀本部付き戦略担当顧問。参謀次長となったルーデンドルフの補佐役。
  • ブルフミュラー(アレックス・ルイ・アームストロング) - 東部軍砲兵参謀→参謀本部砲術顧問。ホフマンの下からルーデンドルフに引き抜かれた逸材。

オーストリア[]

  • フランツ・ヨセフ(ダディクール) - オーストリア・ハンガリー二重帝国皇帝。
  • コンラート(でっていう[1] - 帝国参謀総長。自称天才戦略家。

ベルギー[]

  • アルベール一世(ドーラ) - 国王。独立維持を選択し最前線で戦う。その代償としてベルギー全土が戦火に包まれた。

イギリス[]

  • アスキス(柴崎元治) - 首相。戦況悪化によりその責任を問われ、ロイド・ジョージに取って代わられる。
  • グレイ(翠星石) - 外相。参戦派。議会演説で議会の流れを参戦に傾けることに成功する。
  • ロイド・ジョージ(真紅) - 蔵相→首相。開戦前は参戦に反対したが、開戦以降は徹底抗戦派となる。
  • キッチナー(雪華綺晶) - 陸軍大臣。ボーア戦争の英雄にしてイギリス陸軍の象徴。
  • フレンチ(金糸雀) - イギリス大陸派遣軍(BEF)司令官。たびたびフォシュの口車に乗せられる。
  • ヘイグ(蒼星石) - フレンチの後任の新BEF司令官。
  • プルーマー(雛苺) - 第二軍司令官。ヘイグの信頼厚い人物。
  • チャーチル(水銀燈) - 海軍大臣。後に史上最も偉大なイギリス人と呼ばれることになる。
  • フィッシャー(柿崎めぐ) - 第一海軍卿[2]。海軍の近代化を進める。

フランス[]

  • ポアンカレ(古手梨花) - 大統領。
  • クレマンソー(小此木) - 戦争後半に首相に就任する。
  • ジョフル(園崎魅音) - フランス軍総司令官。徹底した攻勢論者。
  • ニヴェル(鷹野三四) - ジョフルの後任。ニヴェル攻勢と呼ばれる突撃作戦を繰り返した。
  • フォシュ(前原圭一) - 第9軍司令官→連合軍総司令官。「エラン・ヴィタール」(攻撃精神)の申し子。
  • ペタン(北条沙都子) - ヴェルダン要塞の司令官→新フランス軍総司令官。ヴェルダンを守り抜いた救国の英雄。
  • カステルノー(野比のび太) - 参謀総長。息子の戦死の報に「諸君、戦いを続けよう」の台詞はフランスのスローガンとなる。

ロシア[]

  • ニコライ二世(ちよ父) - 皇帝。ひ弱で無能だが同盟国には誠実だった。
  • ニコライ大公(木村) - ロシア軍総司令官。ニコライ二世の叔父。政治的才能に恵まれ、ロシアへの立憲制導入に尽力。
  • ルツスキー(春日歩) - 第3軍司令官。慎重な性格でゆっくりとしか進軍しなかった。「鈍重ルツスキー」。
  • ブルシロフ() - 第8軍司令官。ロシア軍最強の将軍。ガリシアの英雄。
  • ケレンスキー(美樹さやか) - 社会革命党所属の国会議員。革命の混乱のさなか臨時政府首班となるが・・・
  • レーニン(鹿目まどか) - ルーデンドルフの手引きで帰国。史上最大の革命を成し遂げた世界史上最も偉大な革命家。
  • スターリン(暁美ほむら) - 後に数百万の人々を粛清し世界の半分を支配する史上最大の独裁者。「赤い皇帝」。
  • トロツキー(キュゥべえ) - ボリシェヴィキきっての理論家。スターリン最大にして最後のライバル。

トルコ[]

  • エンヴェル(DIO) - 陸軍大臣。トルコ革命の英雄。トルコの実質的な独裁者として参戦への中心的な役割を果たす。
  • ケマル(新城直衛) - 陸軍中佐。第19師団長。後にトルコの国父と讃えられる英雄。
  • サンダース(カーネル・サンダース) - 陸軍総司令官。ドイツからの派遣軍人。ケマルの才能を見出し、引き立てる。

イタリア[]

  • ヴィットーリオ・エマヌエーレ三世(マリオ) - イタリア国王。開戦当初は三国同盟に基づく参戦を拒絶した。後にオーストリアから「未回収のイタリア」を奪還するために、参戦派のササンドラ首相(ワリオ)に対する議会の解任決議を拒絶し、連合国側に立っての参戦を決断する。
  • カドルナ(ルイージ) - 参謀総長。オーストリアから「未回収のイタリア」を奪取すべく、連合国側に立って参戦する。

セルビア[]

  • ディミトリエビッチ(赤木しげる) - セルビア軍将校。熱烈なセルビア民族主義者で、第一次世界大戦のきっかけとなった「サラエボ事件」の黒幕。
  • プトニック(黒沢) - 参謀総長。東部戦線において劣勢に立たされながら、頑健に抵抗する。

ブルガリア[]

  • フェルディナンド一世(サウザー) - 皇帝。セルビアの支配下にあるマケドニアの領有権を狙い、中央同盟国に与して参戦する。

アメリカ[]

  • ウィルソン(宮藤芳佳) - 大統領。「十四か条の平和原則」を掲げ、世界平和のために立ち上がる。
  • ハウス大佐(坂本美緒) - 大統領顧問。アメリカ外交界の重鎮にして、ウィルソンが最も信頼する彼のブレーン。

外部リンク[]

関連項目[]

脚注[]

  1. オーストリア関係の登場人物は、一般兵士を含み大半がでっていうとなっている。
  2. イギリス海軍軍人の最高位ポスト。旧日本海軍の軍令部総長、海上自衛隊の海上幕僚長、アメリカ海軍の作戦部長にそれぞれ相当する。
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