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2018年11月29日 (木) 11:04時点における版
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やる夫と学ぶ野村克也 | |
---|---|
作者 | ◆GqgSsEltUc |
ジャンル | 野球 |
投下日 | 2012年3月23日 |
投下板 |
やる夫板II →やる夫スレヒロイン板(新) |
状態 | 連載中 |
主な登場人物 | やる夫、やらない夫、海原雄山、ドラえもん他 |
関連項目 | プロ野球12球団紹介スレ |
やる夫と学ぶ野村克也は、元プロ野球選手であり元監督、現在は野球解説者・野球評論家としておなじみの野村克也について学ぶやる夫スレ。
作者は◆GqgSsEltUc。2012年3月23日から連載中。
概要
プロ野球史上最高の捕手にして、プロ野球史上最も天国と地獄を味わった野村克也の野球人生を、プロ野球観戦歴50年以上の大ベテランファンという海原雄山が、やる夫(野村に否定的)とやらない夫(野村ファンで楽天ファン)に解説していくスレ。やるやらのキャラには少しアクのある味付けがなされており、「やるやらが騒ぐ、文句を言う→容赦なく雄山から茶碗が投げつけられる」というやり取りが常態化している。
本作はやる夫・やらない夫・雄山による解説部と、ドラえもんたちAAキャラがドラマを繰り広げる本編が同時進行で進んでいる。この作品は学ぶ系を名乗ってはいるが、手法としては歴史系のそれにかなり近い。
本作においては「男性キャラAAには男性役を、女性キャラAAには女性役を演じさせる」「やる夫たちの出番は解説部にとどめ、本編にはやる夫派生AAは(せいぜい端役でしか)出さない」というセオリーが存在する。その結果取り上げている題材の性質上、女性キャラクター(あるいは女性のAA)が超少数派となり、やる夫スレとしては珍しい雰囲気を放っている(作者もこの辺りには自覚的で、やる夫たちのボヤキがネタとして織り込まれている)。
主な登場人物
主人公
- 野村克也(ドラえもん) - 貧乏な母子家庭の出身で、高校時代は無名の選手だったが、たくさんの人に支えられてプロ野球の世界に飛び込み、数々の苦難に見舞われながらも、球史に残る大打者・名捕手へと成長する。
南海ホークス
前期登場キャラ
- 鶴岡一人(ギム・ギンガナム) - 南海ホークス監督。プロ野球史上最も厳格にして、最も野村に影響を与えた男。「親分」の異名で知られる、史上屈指の名監督。その統率力は、野村とホークスに対し後々まで強い影響を与える事となる。
- 蔭山和夫(キョン) - 内野手、後にヘッドコーチ。プロ野球史上最も柔軟にして、野村を理解した男。野村の成長・活躍を陰ながら支えた。
- 杉浦忠(ベジータ) - 南海のエース。長嶋茂雄の大学時代の同期。独特のサイドスローから繰り出される快速球を誇る投手で、プロ野球史上最も鮮烈にして、最も野村を驚嘆させた男。
- 広瀬叔功(瀬田宗次郎) - 内野手。天才的な打撃センスと俊足で南海打線の「核弾頭」と呼ばれた。
- ジョー・スタンカ(グリニデ) - 「青い目の日本人」と言われた外国人エース。速球でねじふせる杉浦とは逆に、変化球とコントロールで打者を打ち取るタイプ。
- 皆川睦雄(骨川スネ夫) - 杉浦・スタンカと同世代の主力投手のひとり。野村と親しい。
後期登場キャラ
- 川勝傳(藤子・F・不二雄) - 球団オーナー。野村を高く評価する。
- ドン・ブレイザー(少佐) - 外国人ヘッドコーチ。シンキング・ベースボールを標榜する優秀なブレイン。プロ野球史上最も緻密にして、最も野村が師事した男。
- 門田博光(ゼンガー・ゾンボルト) - 。ドラフト加入の外野手、後に指名打者。プロ野球史上最も偏屈にして、最も野村を悩ませた男だが、その実力も高い。
- 江本孟紀(ルパン三世) - 東映フライヤーズからトレードでやって来た中継ぎ→先発投手。プロ野球史上最も贅言にして、最も野村を困らせた男。
パ・リーグ
- 稲尾和久(ガッツ) - 西鉄に黄金時代をもたらしたエースピッチャー。野村の野球選手人生前半期最大のライバル。「鉄腕」「神様、仏様、稲尾様」など数々の異名をとった、プロ野球史上最も賢哲にして、最も野村を成長させた男。
- 三原脩(ジョナサン・ジョースター) - 西鉄ライオンズ監督→大洋ホエールズ監督。前衛的な選手起用は「三原マジック」と呼ばれた。かつて巨人監督だったが、水原茂の復帰によって巨人を放逐され、水原との因縁が深い。
- 西本幸雄(ガープ) - 阪急ブレーブス監督。その指導は情熱に溢れ、「闘将」と呼ばれた。プロ野球史上最も熱血にして、最も野村と激突した男。
- 福本豊(ボルサリーノ) - 阪急の一番打者で、野村の野球選手人生後半期最大のライバル。プロ野球史上最も快速にして、最も野村を恐れさせた男。
セ・リーグ
- 水原茂(DIO) - 読売ジャイアンツ監督→東映フライヤーズ監督。7年間に及ぶ兵役とシベリア抑留生活を経て、球界に復帰した。三原脩とは学生時代からのライバル同士。
- 川上哲治(曹操) - 読売ジャイアンツ監督。水原の後任として就任した。プロ野球史上最高の名将にして、最も野村が目標とした男。
- 長嶋茂雄(孫悟空) - ON砲のN。プロ野球史上最も有名にして、最もプロ野球の価値を変え、最も野村が嫉妬した男。
- 王貞治(獅子王凱) - ON砲のO。世界のホームラン王。プロ野球史上最高の打者にして、最も野村の価値を下げた男。
- 森祇晶(諸葛亮孔明) - 読売ジャイアンツ捕手。プロ野球史上最も堅忍にして最も野村と認め合った男。
野球選手以外
- 野村嘉明(プロシュート) - 野村の兄。野村家を支え、野村の高校進学とプロ野球入りを後押しした。
- 清水義一(糸色望) - 野村の通っていた高校の生活指導主任。高校時代の野村によって大の野球ファンになり、後に野村が南海に入団する切欠を作った。
- 野村沙知代(バラライカ) - 旧姓及び旧名、伊東芳枝。野村が兼任監督就任した一年目のシーズン中にひょんなことから出会い、野村の心のオアシス的存在となった女性。
やるやらパート
- やる夫 - 聞き手。プロ野球については詳しくなく、野村についても懐疑的。
- やらない夫 - 聞き手。楽天ファンで、野村の熱狂的ファン。楽天設立以降にプロ野球ファンとなったため、過去の出来事については詳しくない。
- 海原雄山 - 過去のプロ野球事情にも詳しい野村ファンで、本作の解説者。本編パートでは張本勲役も兼任している。
外部リンク
- まとめ(嗚呼! やる夫道):やる夫と学ぶ野村克也 目次
- まとめエター(泳ぐやる夫シアター):やる夫と学ぶ野村克也
- まとめエター(やる夫AA劇場):やる夫と学ぶ野村克也
関連項目
- プロ野球12球団紹介スレ - 作者は元々こちらの常連投稿者で、独立する形で本作品を開始している。ちなみに、「野村克也=ドラえもん」の配役の初出は『プロ野球~』の方であり、その他の配役もほぼ両作品で共通している(ただし、本作作者の手がけたものに限る)。