やる夫 Wiki
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==あらすじ==
 
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 ポケモンバトルにおいて驚異的な実力を誇っていたが、過去の事件のトラウマが原因でポケモンを止めてしまい、純粋培養のニートとなってしまったやる夫。やらない夫の勧めでロケット団に入団し、ロケット団戦闘員養成ジム「喫茶やらない夫」で働くこととなる。喫茶やらない夫で行われる日々のバトルや人間関係を通じて、やる夫は再びポケモン対戦の世界に駆り立てられていき……
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 ポケモンバトルにおいて驚異的な実力を誇っていたが、過去の事件のトラウマが原因で[[ポケモン]]を止めてしまい、純粋培養のニートとなってしまったやる夫。やらない夫の勧めでロケット団に入団し、ロケット団戦闘員養成ジム「喫茶やらない夫」で働くこととなる。喫茶やらない夫で行われる日々のバトルや人間関係を通じて、やる夫は再びポケモン対戦の世界に駆り立てられていき……
   
 
レッド([[真紅]])グリーン([[翠星石]])というポケモン界の歴史に残るトレーナー達がいる時代、プロトレーナーをも凌ぐ実力を持ちながら、決して歴史の表舞台に出ることのなかった一人の下っ端ロケット団員[[やる夫]]の姿を描く。
 
レッド([[真紅]])グリーン([[翠星石]])というポケモン界の歴史に残るトレーナー達がいる時代、プロトレーナーをも凌ぐ実力を持ちながら、決して歴史の表舞台に出ることのなかった一人の下っ端ロケット団員[[やる夫]]の姿を描く。
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==概要==
 
==概要==
[[ポケットモンスター赤緑]]が原作とあるが、ストーリーは原作から設定を拝借したオリジナル。本来の主人公レッド、グリーンというキャラクターは、ロケット団と対立する正義としてではなく、単に「喫茶やらない夫」の常連の一人として描かれている。そのため、本作はポケモンというタイトルでありながら、「モンスターボールでポケモン図鑑を集める」「全国をめぐる冒険」のようなものはなく、「仕事をして稼ぐ」という普段の生活にスポットが当てられている。また、ポケモンのAAを誰かに置き換えずに使用している珍しい作品。実際の対戦の描写も、バトルものにありがちな覚醒や謎の力といったものではなく、ポケモン対戦を一つのギャンブルとして捉えた'''人間同士の心理戦'''という形で描かれている。
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[[ポケットモンスター赤緑]]が原作とあるが、ストーリーは原作から設定を拝借したオリジナル。本来の主人公レッド、グリーンというキャラクターは、ロケット団と対立する正義としてではなく、単に「喫茶やらない夫」の常連の一人として描かれている。そのため、本作はポケモンというタイトルでありながら、「モンスターボールで[[ポケモン]]図鑑を集める」「全国をめぐる冒険」のようなものはなく、「仕事をして稼ぐ」という普段の生活にスポットが当てられている。また、ポケモンのAAを誰かに置き換えずに使用している珍しい作品。実際の対戦の描写も、バトルものにありがちな覚醒や謎の力といったものではなく、ポケモン対戦を一つのギャンブルとして捉えた'''人間同士の心理戦'''という形で描かれている。
   
 
やる夫の元となった人物は、「新宿のプロ殺し」の異名を持った真剣師(賭け将棋を生業とする者達)'''小池重明'''という人物で、やはりアマチュアの身でありながら天才的な将棋の強さを誇り、駒落ちではあるが当時の名人を下している。
 
やる夫の元となった人物は、「新宿のプロ殺し」の異名を持った真剣師(賭け将棋を生業とする者達)'''小池重明'''という人物で、やはりアマチュアの身でありながら天才的な将棋の強さを誇り、駒落ちではあるが当時の名人を下している。
   
 
==主な登場人物==
 
==主な登場人物==
*[[やる夫]] - ロケット団の下っ端。そのポケモンの強さは尋常ではなく、当時の四天王[[オプーナ]]とも渡り合えるほどの実力を持つが、過去のトラウマが原因でポケモンバトルができない。手持ちは原作のラスボスの手持ちであるピジョット、サイドン、ユンゲラー、ガーディ、ナッシー、ギャラドス。人間と狼のハーフなので、ポケモンと会話をすることができ、彼のポケモン達はやらない夫のポケモン対戦知識の発案となることがある。本人もその手の知識はあるのだが、どちらかというと感覚やセンスに任せて試合を行っており、やらない夫によるとポケモンのトレーニングをしたことがないらしい。マウンテンデューが好物。
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*[[やる夫]] - ロケット団の下っ端。そのポケモンの強さは尋常ではなく、当時の四天王[[オプーナ]]とも渡り合えるほどの実力を持つが、過去のトラウマが原因でポケモンバトルができない。手持ちは原作のラスボスの手持ちであるピジョット、サイドン、ユンゲラー、ガーディ、ナッシー、ギャラドス。人間と狼のハーフなので、[[ポケモン]]と会話をすることができ、彼の[[ポケモン]]達はやらない夫の[[ポケモン]]対戦知識の発案となることがある。本人もその手の知識はあるのだが、どちらかというと感覚やセンスに任せて試合を行っており、やらない夫によるとポケモンのトレーニングをしたことがないらしい。マウンテンデューが好物。
   
*[[やらない夫]] - やる夫の友人でロケット団幹部。時代を先取りしすぎた徹底した理論に基づくプレイスタイルを持ち、本作の解説役になることもしばしば。手持ちはニンテンドウカップで猛威をふるったカイリュー、スターミー、ケンタロスに、各種イーブイの進化系。元プロであったが、何らかの理由で現役を退いた。自身のポケモン対戦に関する研究をまとめた『'''ポケモン対戦 考'''』を出版するものの、当時の人々に理解されず、絶版となっている。
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*[[やらない夫]] - やる夫の友人でロケット団幹部。時代を先取りしすぎた徹底した理論に基づくプレイスタイルを持ち、本作の解説役になることもしばしば。手持ちはニンテンドウカップで猛威をふるったカイリュー、スターミー、ケンタロスに、各種イーブイの進化系。元プロであったが、何らかの理由で現役を退いた。自身の[[ポケモン]]対戦に関する研究をまとめた『'''ポケモン対戦 考'''』を出版するものの、当時の人々に理解されず、絶版となっている。
   
*[[真紅]] - 本来の主人公レッド。普段は寡黙だが、実は甘えん坊なところがある。[[阿部さん]]が好きだが、彼が同性愛者であるということは気付かないことにしている。手持ちは[[ポケットモンスター金銀]]でシロガネ山の頂上にいるレッドが使っていたピカチュウ、エーフィ、カビゴン、リザードン、フシギバナ、カメックス。「喫茶やらない夫」の常連で、賭けバトルで荒稼ぎをしている。ポケモンの強さはやはり本来の主人公のそれだが、当初は力に任せたプレイが主流であり、なぜかヤマブキジムのバッジがいつまでも取れないでいる。後に伝説のポケモンマスターとなり、シロガネ山で消息を絶つ。
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*[[真紅]] - 本来の主人公レッド。普段は寡黙だが、実は甘えん坊なところがある。[[阿部さん]]が好きだが、彼が同性愛者であるということは気付かないことにしている。手持ちは[[ポケットモンスター]]金銀でシロガネ山の頂上にいるレッドが使っていたピカチュウ、エーフィ、カビゴン、リザードン、フシギバナ、カメックス。「喫茶やらない夫」の常連で、賭けバトルで荒稼ぎをしている。[[ポケモン]]の強さはやはり本来の主人公のそれだが、当初は力に任せたプレイが主流であり、なぜかヤマブキジムのバッジがいつまでも取れないでいる。後に伝説の[[ポケモン]]マスターとなり、シロガネ山で消息を絶つ。
   
 
*[[翠星石]] - 本来のライバルグリーン。喫茶やらない夫でアルバイトをしているが、ポケモン研究の権威であるオーキド博士の孫なので、本人は仕事をする理由はない。しかし喫茶やらない夫で仕事の合間にバトルをするために、無理やり勤務している。手持ちは作者のものだとされており、現在確認できるのはヨーギラス、ガバイト、ニドキング。真紅をライバル視しており、今までの真紅との戦歴をいつまでも覚えているほど。後にトキワジムリーダー、ポケモン研究員となる。
 
*[[翠星石]] - 本来のライバルグリーン。喫茶やらない夫でアルバイトをしているが、ポケモン研究の権威であるオーキド博士の孫なので、本人は仕事をする理由はない。しかし喫茶やらない夫で仕事の合間にバトルをするために、無理やり勤務している。手持ちは作者のものだとされており、現在確認できるのはヨーギラス、ガバイト、ニドキング。真紅をライバル視しており、今までの真紅との戦歴をいつまでも覚えているほど。後にトキワジムリーダー、ポケモン研究員となる。
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==関連項目==
 
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2011年4月10日 (日) 13:53時点における版

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                                                 チンピラ
  歓楽街の隅、古ぼけたビルの地下。光の届かないその場所で働く、しがないロケット団員。

                         .           
  ポケモンリーグの黄金期、伝説のトレーナー達の陰で、歴史の表舞台に出ることのなかった

   チンピラ
  ”最強”の英雄叙事詩――

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やる夫はしがないポケモン・ギャングスタのようです
作者 ◆IqtS6VgEC2
ジャンル ゲーム 
原作 ポケットモンスター
投下日 2011年2月03日
投下板 やる夫板II
状態 現行
主な登場人物 やる夫 やらない夫 真紅 翠星石 クマー 阿部高和 できる夫 他
  


やる夫はしがないポケモン・ギャングスタのようです』は、ゲーム「ポケットモンスター」を原作としたゲーム系やる夫スレ

作者は◆IqtS6VgEC2。2011年2月3日から連載中。

あらすじ

 ポケモンバトルにおいて驚異的な実力を誇っていたが、過去の事件のトラウマが原因でポケモンを止めてしまい、純粋培養のニートとなってしまったやる夫。やらない夫の勧めでロケット団に入団し、ロケット団戦闘員養成ジム「喫茶やらない夫」で働くこととなる。喫茶やらない夫で行われる日々のバトルや人間関係を通じて、やる夫は再びポケモン対戦の世界に駆り立てられていき……

レッド(真紅)グリーン(翠星石)というポケモン界の歴史に残るトレーナー達がいる時代、プロトレーナーをも凌ぐ実力を持ちながら、決して歴史の表舞台に出ることのなかった一人の下っ端ロケット団員やる夫の姿を描く。


概要

ポケットモンスター赤緑が原作とあるが、ストーリーは原作から設定を拝借したオリジナル。本来の主人公レッド、グリーンというキャラクターは、ロケット団と対立する正義としてではなく、単に「喫茶やらない夫」の常連の一人として描かれている。そのため、本作はポケモンというタイトルでありながら、「モンスターボールでポケモン図鑑を集める」「全国をめぐる冒険」のようなものはなく、「仕事をして稼ぐ」という普段の生活にスポットが当てられている。また、ポケモンのAAを誰かに置き換えずに使用している珍しい作品。実際の対戦の描写も、バトルものにありがちな覚醒や謎の力といったものではなく、ポケモン対戦を一つのギャンブルとして捉えた人間同士の心理戦という形で描かれている。

やる夫の元となった人物は、「新宿のプロ殺し」の異名を持った真剣師(賭け将棋を生業とする者達)小池重明という人物で、やはりアマチュアの身でありながら天才的な将棋の強さを誇り、駒落ちではあるが当時の名人を下している。

主な登場人物

  • やる夫 - ロケット団の下っ端。そのポケモンの強さは尋常ではなく、当時の四天王オプーナとも渡り合えるほどの実力を持つが、過去のトラウマが原因でポケモンバトルができない。手持ちは原作のラスボスの手持ちであるピジョット、サイドン、ユンゲラー、ガーディ、ナッシー、ギャラドス。人間と狼のハーフなので、ポケモンと会話をすることができ、彼のポケモン達はやらない夫のポケモン対戦知識の発案となることがある。本人もその手の知識はあるのだが、どちらかというと感覚やセンスに任せて試合を行っており、やらない夫によるとポケモンのトレーニングをしたことがないらしい。マウンテンデューが好物。
  • やらない夫 - やる夫の友人でロケット団幹部。時代を先取りしすぎた徹底した理論に基づくプレイスタイルを持ち、本作の解説役になることもしばしば。手持ちはニンテンドウカップで猛威をふるったカイリュー、スターミー、ケンタロスに、各種イーブイの進化系。元プロであったが、何らかの理由で現役を退いた。自身のポケモン対戦に関する研究をまとめた『ポケモン対戦 考』を出版するものの、当時の人々に理解されず、絶版となっている。
  • 真紅 - 本来の主人公レッド。普段は寡黙だが、実は甘えん坊なところがある。阿部さんが好きだが、彼が同性愛者であるということは気付かないことにしている。手持ちはポケットモンスター金銀でシロガネ山の頂上にいるレッドが使っていたピカチュウ、エーフィ、カビゴン、リザードン、フシギバナ、カメックス。「喫茶やらない夫」の常連で、賭けバトルで荒稼ぎをしている。ポケモンの強さはやはり本来の主人公のそれだが、当初は力に任せたプレイが主流であり、なぜかヤマブキジムのバッジがいつまでも取れないでいる。後に伝説のポケモンマスターとなり、シロガネ山で消息を絶つ。
  • 翠星石 - 本来のライバルグリーン。喫茶やらない夫でアルバイトをしているが、ポケモン研究の権威であるオーキド博士の孫なので、本人は仕事をする理由はない。しかし喫茶やらない夫で仕事の合間にバトルをするために、無理やり勤務している。手持ちは作者のものだとされており、現在確認できるのはヨーギラス、ガバイト、ニドキング。真紅をライバル視しており、今までの真紅との戦歴をいつまでも覚えているほど。後にトキワジムリーダー、ポケモン研究員となる。

外部リンク

脚注