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そのボツワナの礎を築いた稀代の政治家、セレツェ・カーマの生涯を描く。 |
そのボツワナの礎を築いた稀代の政治家、セレツェ・カーマの生涯を描く。 |
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− | また、現代アフリカが抱える諸問題についても非常にわかりやすく解説している。 |
+ | また、現代アフリカが抱える諸問題についても非常にわかりやすく解説しており、特に南アフリカの事情については、(ボツワナと密接な関係があると言う理由もあるが)大きく尺を割いて解説している。 |
== 主な登場人物 == |
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* '''アンドリース・トリューニヒト([[ヨブ・トリューニヒト]])''' - アフリカーナーの超保守派政治家で、白人勢力の右翼団体「アフリカーナー兄弟団」の幹部。 |
* '''アンドリース・トリューニヒト([[ヨブ・トリューニヒト]])''' - アフリカーナーの超保守派政治家で、白人勢力の右翼団体「アフリカーナー兄弟団」の幹部。 |
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* '''ドナルド・ウッズ([[ドナルド・マクドナルド]])''' - 南アフリカの白人ジャーナリスト。当初はスティーヴ・ビコに対して否定的であるが、直接会談後はビコの親友となる。 |
* '''ドナルド・ウッズ([[ドナルド・マクドナルド]])''' - 南アフリカの白人ジャーナリスト。当初はスティーヴ・ビコに対して否定的であるが、直接会談後はビコの親友となる。 |
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− | * '''ヘレン・ツィレ([[姫海棠はたて]])'''‐ジャーナリスト。ピコ虐殺をスクープした。 |
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* '''ルーカス・マンゴーペ([[ファーザー]])''' - 南アフリカの黒人ホームランド・ボプタツワナ「大統領」。典型的なアンクル・トム(白人に媚びる黒人)だが権勢欲は人一倍。 |
* '''ルーカス・マンゴーペ([[ファーザー]])''' - 南アフリカの黒人ホームランド・ボプタツワナ「大統領」。典型的なアンクル・トム(白人に媚びる黒人)だが権勢欲は人一倍。 |
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* '''ピーター・ウィレム・ボータ([[兵藤和尊]])''' - バルザタール・フォルスターの後任として南アフリカの首相(のち大統領)に就任し、南アフリカの現体制の延命を行う。 |
* '''ピーター・ウィレム・ボータ([[兵藤和尊]])''' - バルザタール・フォルスターの後任として南アフリカの首相(のち大統領)に就任し、南アフリカの現体制の延命を行う。 |
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* '''ンダバニンギ・シトレ([[シドニー・シトレ]])'''- ローデシアの黒人解放組織、ジンバブエ・アフリカ民族同盟の指導者。 |
* '''ンダバニンギ・シトレ([[シドニー・シトレ]])'''- ローデシアの黒人解放組織、ジンバブエ・アフリカ民族同盟の指導者。 |
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* '''ロバート・ムガベ(本人)'''‐ジンバブエ初代大統領。白人との協調で大飢饉を乗り切るが、のちに白人追放に乗り出してハイパーインフレを招いた。 |
* '''ロバート・ムガベ(本人)'''‐ジンバブエ初代大統領。白人との協調で大飢饉を乗り切るが、のちに白人追放に乗り出してハイパーインフレを招いた。 |
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− | === ザンビア === |
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− | * '''ケネス・カウンダ([[熱気バサラ]])'''‐ザンビア初代大統領。優れた独立指導者だが、鉱山の国有化により経済は停滞した。 |
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− | === タンザニア === |
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− | * '''ジュリウス・ニエレレ([[岡部倫太郎]])'''‐タンザニア初代大統領。言語統一には成功したが、経済政策は失敗した。 |
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− | === レソト === |
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− | * '''レアブア・ジョナサン([[チルノ]])'''‐レソト王国首相。行動が行き当たりばったり。 |
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− | * '''モショエショエ2世([[大妖精]])'''‐レソト国王。ジョナサンによって追放される。 |
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− | === スワジランド === |
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− | * '''ソブーザ2世([[伊藤誠]])'''‐スワジランド国王。内政においては名君だが、ものすごい数の王妃がいる。 |
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=== その他 === |
=== その他 === |
2015年6月24日 (水) 06:13時点における版
,へ~~~ ̄ ̄フ, フ /´ `~、_ |`~、_,、__/ ,/ ヽレ、 / ヽヽ | ヽ ヽ `| ヽ ヽ ( ヽ | _、- | \`´,-フ \  ̄ / `\,,~~~´`L_、 / ) / く / \ ( ヽ | ) | 、 |´ _) ,,ノ´ | (,, 、~´ ) |´ ヽ ★ ヽ ( |´ |, 、ノ し-´ ヽ ノ ゝ ノ `-~~~´ その南端近くに、一つの国がある。 ボツワナ共和国。 混沌の大陸・アフリカにおいて、奇跡ともいわれる経済成長を遂げた国である。
やる夫はアフリカで奇跡を起こすようです | |
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作者 | Opqr ◆XLjdU8ssbY |
ジャンル | 歴史 |
投下日 | 2013年4月28日 |
投下板 | やる夫板II |
状態 | 完結 |
最終投下日 | 2014年8月12日 |
話数 | 全24話+番外編2話 |
主な登場人物 | やる夫 やらない夫 やるオプーナ 長門有希 高良みゆき 野比のび太 |
やる夫はアフリカで奇跡を起こすようですは、ボツワナ共和国の初代大統領セレツェ・カーマの人生を描く歴史系やる夫スレ。
作者はOpqr ◆XLjdU8ssbY。2013年4月28日から2014年8月12日にかけて連載された。
あらすじ
イギリスの保護領ベチュアナランド。その地は、アフリカの中でも取り分け貧しい土地だった。
そんな土地に産まれたセレツェ・カーマ(やる夫)は、現地人ツワナ人の部族の一つ、ングワトの直系王族であった。彼はやんちゃに日々を過ごしていたのだが、イギリスに留学中、一人の白人女性と恋に落ちたことで、運命が大きく変わることとなる。
時は第二次世界大戦後。かつての強国たちの影響力が弱まり、アフリカにおいて植民地解放が進んでいた。そんな流れの中で変化を余儀なくされるベチュアナランド。これは、逆境の中で奇跡を成し遂げた者たちの物語である。
概要
ウィキペディアの項目「セレツェ・カーマ」、「ボツワナの歴史」もそれぞれ参照のこと
イギリスの保護領ベチュアナランドから独立し、誕生した国家ボツワナ。かつて、そこは世界でも十指に入るほどの貧国であった。
そのボツワナは、現在では経済が発展し、教育も盛んな穏やかな国へと成長した。何より、民主主義が根付き、他のアフリカ諸国がクーデターや民族紛争に明け暮れる中、安定した政府を有するというアフリカでも稀有な国家となった。
そのボツワナの礎を築いた稀代の政治家、セレツェ・カーマの生涯を描く。
また、現代アフリカが抱える諸問題についても非常にわかりやすく解説しており、特に南アフリカの事情については、(ボツワナと密接な関係があると言う理由もあるが)大きく尺を割いて解説している。
主な登場人物
ボツワナ
- セレツェ・カーマ(やる夫) - ングワト族の王族。後に、独立したボツワナの初代大統領となる。
- ツェケディ・カーマ(やるオプーナ) - セレツェの叔父。セレツェが正式に王位につくまで、摂政となる。
- ルース・ウィリアムズ(長門有希) - イギリス人女性。彼女と結婚したことで、セレツェの人生が変わる。
- クェット・マシーレ(やらない夫) - ベチュアナランド有数のインテリ。ングワケツェ族出身。セレツェの盟友にして初代副大統領→第二代大統領。
- フェスタフ・モハエ(できる夫)‐第三代大統領。エイズ問題に尽力する。
- イアン・カーマ(やる太)‐セレツェの息子。後に第四代大統領となる。
イギリス
- クレメント・アトリー(涼宮ハルヒ) - イギリスの首相。南アフリカ連邦の圧力に屈する。イギリス政府役としても登場。
- 英領ベチュアナランド高等弁務官(野比のび太) - 独立が決まったやる夫達に、国家運営のアドバイスをする。
南アフリカ連邦・南アフリカ共和国
- ダニエル・マラン(古泉一樹) - 南アフリカ連邦の首相。アパルトヘイトを推進する。
- バルタザール・フォルスター(利根川幸雄)- 南アフリカ共和国の首相。逆境の中、アパルトヘイト政策の維持に奔走する。
- ハリー・オッペンハイマー(喪黒福造) - 南アフリカのダイヤモンド・メジャー、デ・ビアスの社長。ボツワナの鉱山開発を請け負う。したたかな商売人だが、心情的には反アパルトヘイト。
- スティーヴ・ビコ(赤木しげる)- 黒人解放運動の指導者。合法路線を追求する穏健派。停滞していた黒人解放運動を再活性化させる。
- アンドリース・トリューニヒト(ヨブ・トリューニヒト) - アフリカーナーの超保守派政治家で、白人勢力の右翼団体「アフリカーナー兄弟団」の幹部。
- ドナルド・ウッズ(ドナルド・マクドナルド) - 南アフリカの白人ジャーナリスト。当初はスティーヴ・ビコに対して否定的であるが、直接会談後はビコの親友となる。
- ルーカス・マンゴーペ(ファーザー) - 南アフリカの黒人ホームランド・ボプタツワナ「大統領」。典型的なアンクル・トム(白人に媚びる黒人)だが権勢欲は人一倍。
- ピーター・ウィレム・ボータ(兵藤和尊) - バルザタール・フォルスターの後任として南アフリカの首相(のち大統領)に就任し、南アフリカの現体制の延命を行う。
- フレデリック・デクラーク(ペンウッド卿) - ボータの後任の南アフリカ大統領。アパルトヘイト体制の限界を悟り、その撤廃を決断する。
- ネルソン・マンデラ(コブラ) - 黒人解放運動指導者。黒人政党・アフリカ民族会議(ANC)党首。南アフリカを人種共存の国にすべく奮闘する。
- ヘレン・スズマン(ジェシカ・エドワーズ) - 南アフリカの連邦進歩党(後の民主党)の議員で、白人でありながらアパルトヘイト政策に反対するリベラル派。
- マンゴスツ・ブテレジ(クリスタル・ボーイ) - 南アフリカの黒人ホームランド・クワズールーの首相にして、ズールー人の自治権拡充を要求する「インカタ自由党」の指導者。クワズールーの大幅な自治権を要求して、ANCと対立する。
- コンスタント・フィリューン(アンドリュー・フォーク) - 元南アフリカ軍総司令官。白人右翼の武装組織の一つ「アフリカーナー民族戦線」を結成する。
- デズモンド・ツツ(少佐) - イギリス国教会主教。マンデラと並ぶ反アパルトヘイト運動の精神的支柱。
ローデシア・ジンバブエ
- イアン・スミス(ギレン・ザビ)- ローデシアの首相。ローデシアにおける白人優位の地位を保つために奔走する。
- ンダバニンギ・シトレ(シドニー・シトレ)- ローデシアの黒人解放組織、ジンバブエ・アフリカ民族同盟の指導者。
- ロバート・ムガベ(本人)‐ジンバブエ初代大統領。白人との協調で大飢饉を乗り切るが、のちに白人追放に乗り出してハイパーインフレを招いた。
その他
- 高良みゆき - 解説役。
番外編・モーリシャスは繁栄しました
- シウサガル・ラングーラム(わたし)- モーリシャス初代首相。モーリシャス国内では多数派を占めるインド系ヒンドゥー教徒の出身であるが、国内の民族融和と、過剰人口による失業対策のために奔走する。
- モーリシャス国民(妖精さん)- モーリシャスの国民たち。フランス系、インド系ヒンドゥー教徒、、インド系ムスリム、クレオール(白人と黒人の混血)、華僑(中国系)が入り混じっており、それぞれの頭に仏、印、回、混、華、の文字を張り付けて区別している。
外部リンク
関連項目
- やる夫と金糸雀で学べるかもしれない三角貿易の世界:アフリカ植民地時代の“直前”と“始まり”を描いた作品。アフリカ植民地時代の“終わり”と“その後”を描いた本作と対称を成す作品である。