やる夫 Wiki
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       /_ノ  ヽ\ 
     / (○) (○) \     あれ?高品質の刀もらえない? 
   / u   (__人__)   \    居合術技能がない? 
   |     |i!i!i!i!|   u  |   意志セーブが短所? 
   \  u  |;;;;;;;;;|    /    侍ナンデー 
    /    `⌒´    \ 
   (<<<)        (>>>)  (やる夫が言っていたのは古い版のサムライ。 
    |、 i、       ,i  /    3.5版ではまるで別物になり弱体化した) 
    ヽ_/       ヽ__/ 
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【D&D3.5e】やる夫達は一味違う冒険者になりたいようです
作者 百万ガバス ◆XcrImxU9KU
ジャンル TRPG
原作 ダンジョンズ&ドラゴンズ
舞台 「ワールド・オブ・グレイホーク」(ダンジョンズ&ドラゴンズ公式世界設定の一つ)北部の「山賊王国」
投下日 2014年1月1日
投下板 やる夫板2ndやる夫スレヒロイン板(新)
状態 現行
主な登場人物 やる夫キル子涼宮ハルヒ、ダルシム、カーチャンヴィータ雪華綺晶 他
まとめ やるぽん!
  


【D&D3.5e】やる夫達は一味違う冒険者になりたいようですは、TRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を原作とした長編やる夫スレ。

作者は百万ガバス ◆XcrImxU9KU。2014年1月1日から連載中。

概要

膨大な追加キャラクター・クラスで有名なテーブルトークRPGである「ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ3.5版」をベースにし、下記の通りルールの扱いや世界設定の一貫性を重視している。そのため、ゲーム用語が頻出している(ある程度の解説はあるが)。

当初(主人公たちのレベルが上がって話が大きくなるまで)の趣旨として

  • あまり使われないような職業の可能性検証
  • かけだし冒険者からの精神的成長
  • はるかに高レベルの存在の影響がある世界においての低レベルの者達の活動

を意識していたとのこと。

話が大きくなってからは、やる夫PTだけでなくやらない夫PTとジャイアンPTの群像劇になりつつある。 (メンバーは完全固定ではなくスポット加入もある。また、協力する別PTや他勢力のエピソードもある)

あらすじ

冒険者が活動するようなファンタジー世界。シオニー領に住むやる夫たちは冒険者になるべく冒険者ギルドの門を叩いたが、「普通の職業ではつまらない」と言ってあまり使われないようなキャラクター・クラスを希望してしまう。

悪戦苦闘しつつ経験を積むも、自国が隣国に無法なケンカを売ってしまい、しかも宰相の邪悪な実験や計画が明らかに……。

主な登場人物

主要パーティーその1『SOS団』

  • やる夫 - 元ニートだったが、強くてかっこいい「サムライ」を志望する。ところが、ルールの変更によってサムライは大きく弱体化していた。研鑽を重ねて実力は身についたが、基本パーソナリティーは『ヘタレ系やる夫』

。最悪のタイミングで最悪の出目に泣く悲運の戦士。

  • キル子 - やる夫の幼馴染で、彼に合わせて和風の回復職である「シュゲンジャ」を志望する。ところが、シュゲンジャはルールのアップデートに取り残されていた。実力不足に四苦八苦したり一度は死んだりしながらも冒険者としての戦いを諦めない意志の強さを持つが、「検証企画故に使えないキャラはでる。だがヒロイン故にリタイアできない」説の囁かれる、やる夫とは別の意味で悲運のヒロイン。
  • ハルヒ - ニートだったやる夫を強引に冒険者の道に引っ張り込んだ英雄志願。何でもできる万能さを求めて「ファクトタム」を志望するが、器用貧乏だったり燃費が悪かったりした。ルール研究の結果、こちらは順調に強くなっている。
  • ダルシム - 「手足が伸びて火が吹けること」を目的とし、それを実現できる「ドラゴンファイア・アデプト」を志望する。後に、カレー好きの先輩冒険者の企みで、冒険者と兼業でカレー屋を開業した。
  • シルバーナイト(カーチャンヴィータ) - やる夫の母で、息子の一人立ちを機に、自らも第二の人生を歩むべく冒険者となる。当初は50代前半の肉体だったが、一度殺されてから転生魔法によって復活した結果、若返る

主要パーティーその2ジャイアンズ

  • ジャイアン - オーク(モンスター種族の一つ)の戦士で、かなりのガチ構成。悪属性ゆえに粗暴な一面もあるが、役に立つ子分に目をかけるリーダーとしての器量もある。オークが頂点に立った上での同盟を理想としつつも他種族に寛大な部分もある、「少しきれいなジャイアン」。
  • スネ夫 - ドレッド・ネクロマンサー(アンデッド使い)で、ジャイアン一の子分。配下のアンデッドモンスターを引き連れることでジャイアンズを大所帯にしている原因。
  • 弱音ハク - ヒーラー(回復特化職。スレ主は、あまり有能とは評価していなかった模様)で、エルフ(オークとは非常に仲が悪い種族)であるにもかかわらずジャイアンPTに属している。当初はレッドハンド公国の情報提供者だったが、ジャイアンの男気に惹かれつつある。
  • メカ沢 - 秘密を司る女神ザン・ヤイの隠匿技術(別のD&D公式世界である「エベロン」固有の種族・クラス)で産み出されたウォーフォージド(軍用の魔法ロボット)のアーティフィサー(魔法武具師)。かつての雪華綺晶と面識があり、彼女の変貌に打ちのめされる。
  • 言葉 - トゥルーネイマー(万物の持つ「真の名」に働きかける魔法使い)。クラスの致命的欠点を大きく補うメカ沢に一目惚れ。苦行クラス説の克服:メカ沢の支援だけでなく出目を操作する幸運特技も活用し、また脅威度詐欺(大まかな実力の指針である「脅威度」が低くて気軽に出せる割に強力な敵)キラーとして活躍。
  • ジャックランタン - アーデント(超能力を使う魔法戦士的なクラス。ビルドによるバリエーションが幅広い)の重装甲攻撃魔法使い。最初はやる夫PTの敵ボスとして登場したので、能力のレギュレーションは低め。
  • ジャックフロスト - ジャックランタンの兄弟で、同じくアーデント(こちらは搦め手重視)。

主要パーティーその3 コモン・センス

  • やらない夫 - 定番クラスで普通に強い冒険者パーティー「コモン・センス」を率いる戦士(普通に強いファイター中心のビルド)。若返り後のシルバーナイトに一目惚れ。
  • やらない子 - 軽戦士(普通に強いローグ中心のビルド)で、やらない夫の妹。実はショタコン。
  • 日塔奈美 - 普通扱いをされたくないウィザード(普通に有能な魔法使いクラス)。
  • 松本麻耶 - 普通であることにこだわるクレリック(普通に有能な僧侶クラス)。

その他の冒険者

(スポット加入する冒険者。やる夫たちと一緒に冒険することも多い)

  • サスケェ - インカーナム(魂の力で産み出した装備を介して攻撃などを行う術師)だが、装備などをNARUTO風に呼ぶ厨二病。だが、術の使い分けが巧みで強敵撃破など実績も出している「大した奴」。そのストイックな姿勢は、やる夫にも影響を与えている。苦行クラス説の克服:通常のインカーナム術が効きにくい敵には禁術(アンデッドモンスターのエネルギーを扱う、普通ならルール的に悪落ち必須な術)を用いることで対処可能になった。
  • ゴローちゃん - 美食に目がないフリーのモンク(徒手格闘中心の武術家)で、ダルシムのカレー屋の常連。種族としては人間だが、特殊な特技で触手や翼を生やしている。
  • 山本一番星(妄想戦士ヤマモト) - ワイルダー(激情に基づく超能力の使い手、ある意味「妄想戦士」そのもの)。燃えと萌えに目がなく、電波のお告げ(超能力による未来予知)で見せ場に駆けつけることも多い。エゴウィップ(HPではなく自我そのものにダメージを与える特殊攻撃。対抗手段が少ない)の試験運用担当でもある。
  • シエル - 先輩冒険者(神官暗殺者)で、ダルシムにカレー屋を開業させた。冒険者狩りの危険には早くから気づき、いくつか対策や提案を用意していた。
  • 東風谷早苗 - ディヴァインマインド(アーデントに似ているが信仰要素も含む支援職)で、当初はシオニー領の仕官希望者……を装うやる大矢の従者として登場した。従者に課せられるレベル制限を解除するためのネタエピソードが原因で、「善良だが常識にはとらわれず『優れたオス』の子種を欲しがる不倫脳」になった。
  • キューティー=ハニー - 一度は敵として登場した忍者だが、ヤマモトのエゴウィップに圧倒された。レガシーウェポン(別名義作品の「デモンウェブピット」に登場した、非常にユニークだが性能は微妙すぎる伝説的な武器)の使い手という意味で、「アドベンチャーパス」以来の読者には十分なネタキャラ。
  • シルバーサムライ - 立身出世を夢見て一度はエスパーダに名を連ね、銀の将としてシルバーナイトにライバル意識を抱くサムライ。しかし味方の非道な手段の看過は武士としての誇りが許さず離反。アンリエッタのもとに身を寄せる。
  • 茨木華扇 - いい男を探して婚活中の聖戦士。「スイーツ」「ヨゴレ」と呼ばれるも、冒険者としての実力は確か。そしていい男を射止めるための努力も怠らず、三角関係のライバルを励ましたりと女子力も高い。なお、別キャラ(やるやらで語るアドベンチャーパスの「蔵土縁紗夢」)をAA変更したもの(蘇生魔法の副作用で種族も変化している)で、特徴(「アル」語尾の多用やイケメン好き等)は変わっていない。

シオニー領の領主、宰相/執政など

ほんの数年前にある程度の独立(悪の帝国「アイウーズ帝国」の形式的属国)を遂げた小国。かなりガラが悪く、オークやゴブリン等のモンスター種族も普通に住んでいる。

  • シオニー・レジス - 領主。形式的宗主国「アイウーズ帝国」と活気ある隣国「レッドハンド公国」の狭間でもがき、あがき、土下座する。
  • サイクロプス - 亜人同盟でも古株の戦士で、冒険者ギルドでオークの優位を維持するために、冒険者狩りを行っている。
  • 雪華綺晶 - 秘密を司る女神ザン・ヤイのアーキビスト(未訳ルールの神官で、圧倒的に強力なクラス)。亜人同盟の黒幕で、シオニー領の宰相として制度改革に努める一方で影で人体実験や生贄など様々な悪行を働いている。邪神の復活をもくろむが、その目的は……? 別名義作品(やるやらで語るアドベンチャーパス)のハマーを超えたとまで言われる、別方向のクズ。
  • パルスィ - やる夫たちと一緒に冒険したこともあるへクスブレード(妬み嫉みの呪詛で敵を弱体化させる魔法戦士)。雪華綺晶の友人だがその暗部については何も知らない状態。

エスパーダ

  • 横島 - やる夫たちと一緒に冒険したこともあるソウルナイフ(超能力で発現させた剣を使う戦士)。後にエスパーダの一員となる。スケベではあっても邪悪ではなかったが……。苦行クラス説の克服:(当てるための工夫は必要だが)全段当てれば大ダメージを叩き出す必殺コンボ(「おそらく瞬間最大攻撃力ではエスパーダ最高」と豪語)を習得。
  • もこっち - やる夫たちと一緒に冒険したこともあるシャドーキャスター(影を使役する魔法使い)。初登場時点で自己中心的なコミュ障だったが、再会時には更に悪化(属性:悪、特殊な心身汚染によって空気を読めない妄想持ち)した。苦行クラス説の克服:ガラの悪いオーク等の冒険者から敬語まで使われて敬遠されている。
  • キル夫 - エスパーダ筆頭。昔やる夫の近所に住んでいた少年で、当時のやる夫の厨二病妄想である「暗黒剣士」が大のお気に入りだった。その後、本物の暗黒剣士(形なき暗黒を剣とするだけでなく、野望のためには悪に堕ちることも辞さない)となって再会する。公衆の面前での決闘でやる夫に勝った実力者。

レッドハンド公国

数年前に邪神復活騒ぎのあった隣国(詳細はやるやらで語るアドベンチャーパスの「エイジofワームス」を参照)。当時の君主は放伐され、救国の英雄たちの1人が新しい国王となった。

  • やる大矢水銀燈 など - 救国の英雄たちの一部。厳密には当時のPCパーティー「チームおたおた」ではなくそれを支援するNPCパーティー「チーム那須与一」なので、雪華綺晶は偽英雄と侮っている。
  • ギャリソン - 現在レッドハンド公国の国王。元は「チーム那須与一」のNPC腹心だったが、邪神カイウースに与していたレッドハンド公国君主の後釜を押し付けられた。

その他

  • アンリエッタ=トリステイン - シオニー領近隣ブラウンシュバイク領の領主の娘。最初は「悪の魔法使いに誘拐された貴族の娘」でしかなかったが、娘(つまり自分)を救出した恩人を冒険者狩りに売り渡す領主(つまり父親)の没義道と対決し、家督を奪って父親を放逐する。やらない夫に惹かれつつある。
  • ブラウンシュヴァイク - アンリエッタの父親でブラウンシュバイク領の領主。最初はただの腐敗貴族だったが、娘に放逐された後は悪魔に魂を売って領地奪還を目論見、挙句に配下を生贄にしてモンスターになってしまった。
  • ジャギ - サイクロプス死後にシオニー領に流れてきた冒険者で、亜人同盟の実力者となる。公式シナリオに登場するレッドハンド公国の有力冒険者(領主の晩餐会に呼ばれるレベルで、やるやらで語るアドベンチャーパスの「エイジofワームス」に、「B'kruss」名義で登場)、こちらには名称変更して登場。
  • できる夫 - 契約と再構築を司る魔王。元は別名義作品(やるやらで語るアドベンチャーパス)のプレイヤー・キャラクターで、このスレではそのプレイヤーの意見を代弁している。ネタになりそうなキャラデータ再構築も担っている。

主な用語

  • 冒険者ギルド - モンスターが跳梁跋扈するシオニー領において、自衛と自治のための特殊民兵団として設立された、冒険者の訓練・管理組織。珍しい戦闘技術を積極的に導入している(あまり使われないキャラクタークラスを検証しやすくするための設定)。
  • 亜人同盟 - シオニー領に住むオークやゴブリンといったモンスター種族の連合。領主のシオニーに協力姿勢を見せているが……
  • 冒険者狩り - シオニー領には冒険者が多く、またガラが悪い冒険者も多いため、冒険者が冒険者を狙う「冒険者狩り」がしばしば発生する。まともに依頼を取れない半端者が他パーティーの疲弊したところを狙うケース、ベテランが新人を狙うケースが多いが、もっと悪質な第三のケースが……。
  • 苦行クラス - あまり使われない職業の中でも、能力面や将来性で不遇なクラス。作中ではソウルナイフ (戦士なのに武器も鎧も弱い)、シャドーキャスター (魔法のレパートリーも弾数も威力も劣る)、トゥルーネイマー (対象が高レベルだとろくに魔法が発動しない)、インカーナム (悪魔など呪文が効きにくい相手にはとことん弱い)が紹介された。サムライシュゲンジャとともに苦行パーティーを結成したこともある。ただし、該当者たちの多くはその後のルール研究によって実力を発揮している。
  • 救国の英雄たち - 別名義作品(やるやらで語るアドベンチャーパス)より登場。レッドハンド公国で邪神カイウースの復活を阻止したことで、英雄と呼ばれるようになった超高レベル冒険者。
  • エスパーダ - 雪華綺晶直属の精鋭戦士団。スレ主や友人プレイヤーが趣向を凝らしたロマンビルド(強いかどうかは別)が揃っている。その一方、術師系の層が薄い(メンバーが個人的に引き込んだ支援担当くらい)という弱点を指摘されている。
  • 六歌仙 - 雪華綺晶の切り札である精鋭モンスター達(モンスターなので、エスパーダのように表には出ない)。スレ主や友人プレイヤーが趣向を凝らした鬼畜ビルドが揃っている。

外部リンク

関連項目

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