やる夫 Wiki
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やる夫達は里のために全力で殺し合うようです
略称 やる夫忍法帖、殺し合い
作者 ◆7.MgAZG0zg
ジャンル バトル
原作 山田風太郎「甲賀忍法帖」
舞台 架空江戸時代
投下日 2009年7月30日
投下板 パート速報VIP
製作速報VIP
状態 完結
最終投下日 2010年2月28日
話数 全43話+番外編等10話
主な登場人物 やらない夫やる夫
  

やる夫達は里のために全力で殺し合うようですは、山田風太郎の小説『甲賀忍法帖』及びせがわまさきの漫画『バジリスク』を原作とした異能力バトル系長編やる夫スレ

作者は◆7.MgAZG0zg。2009年7月30日から2010年2月28日にかけて連載された。

あらすじ[]

甲賀VIP谷と伊賀ニュー速隠れ、互いに憎み合う2つの忍者一族があった。

幕府により『不戦の約定』が定められて以降は特に争いもなく、また当代頭領の水銀燈(甲賀弾正)とやる夫(お幻)、その弟妹のやらない夫(甲賀弦之介)と真紅(朧)は互いに恋仲でもあった。

しかし、幕府の後継者を決めるための賭け試合として、幕府は両家に十対十の殺し合いを命じる。次子国千代は甲賀・長子竹千代は伊賀に命運を賭けた。

かくして、やらない夫率いる甲賀VIP谷衆と、やる夫率いる伊賀ニュー速隠れ衆は血みどろの争忍を繰り広げることになった……。

概要[]

山田風太郎の忍法帖シリーズの第一作『甲賀忍法帖』(1958年)と、それを漫画化した『バジリスク』(2003年)を題材としたやる夫スレ。忍法帖は、21世紀現在様々な漫画やラノベで見られるようになっている「異能力バトル[1]」やデスゲームの先駆け的作品と言われている。何度か漫画化されているが、特に『バジリスク』は評価が高い。

ウィキペディアの項目「甲賀忍法帖」、「バジリスク_〜甲賀忍法帖〜」もそれぞれ参照のこと

原作のプロットを踏襲して、甲賀対伊賀で『十対十』から始まり、人別帖からどんどん名前が消えていく。人別帖は二勢力で争うため二つある。さらに各話アイキャッチにも読者への説明用の人別帖が表示されて、現在誰が生き残っているかがわかるようになっている。

登場人物は一人一芸の超人的忍法を持ち、それらを駆使して戦う。キャラの名前も原作の人物名をもじったものである(例:薬師寺天膳薬師寺こなた)。また忍法帖第一作の『甲賀』では各自の忍法には名前がつけられていないが、このスレでもいわゆる忍法は「芸」と呼ばれ個別の忍法名はつけられていない。

だが、キャラ同士の立ち位置・芸・死ぬ順番などがシャッフルされていたりオリジナルであったりして、先の展開が予測不可能となっている。また戦国時代を描いた過去編などは、原作には存在しないオリジナルの補完エピソードである。

やる夫スレとしては、たとえるならバトロワ系に近いといえる。AAキャラを用いたとっつきやすい現代製の能力バトル風になり、キャラクターの掘り下げも行われている。その反面、原作にあった憎悪や異形の血族などの、いわゆる禍々しさは薄れている。例えば原作では朧・弦之介以外の18人は全員が殺意をむき出しにしており敵をガチ殺しにかかるのだが、対してこのスレでは、超絶忍者であっても平時はまともな生活をしている人物であるという事に重きを置いた描写がされている。これは『バジリスク』のアニメ版で補完された忍者達の日常描写を大きく取り入れたような形になっている。

高度な能力バトル・騙し合いや駆け引きなどの心理戦描写が好評である。ただ中盤以降は「冗長になった[2]」「特定のキャラが強すぎる」といった評価もある。また、特に真紅のキャラ付けが、読み手によって評価・好悪が大きく分かれるものとなっている。[3]

主な登場人物[]

甲賀[]

  • 甲賀水銀燈 - 頭領。開戦一番でやる夫に殺害され、最初の脱落者となる。享年28歳。
  • 甲賀やらない夫 - 水銀燈の弟。次期頭領だったが、姉の急逝により頭領となる。22歳。
  • 地虫レナ - 反伊賀、戦闘要員の筆頭。20歳。
  • 風待ダディ - 副頭領。目立たず周囲を支える。38歳。
  • ラオウ形部 - 戦国生き残りで甲賀最強の男。81歳。
  • 鵜殿承太郎 - 実力者だが不愛想。34歳。
  • 如月誠(伊藤誠) - 女好き。能力も女性相手には滅法強い。18歳。
  • 赤木豹馬(アカギ) - 参謀役。51歳。
  • 言葉 - 誠の恋人。本来は柔和な性格。18歳。
  • おホロ - 獣人族。先代の副頭領で現在も参謀役。年齢三桁。

伊賀[]

  • やる夫幻 - 読みは「やるおげん」。頭領。恋人を殺し、親友と敵対する。22歳。
  • 真紅 - やる夫の妹で次期頭領。争い事に向かない性質。17歳。
  • でっていう丸 - 食べた相手の芸を使うことができる。38歳。
  • ゴルゴ蝋斎(デューク・東郷) - 飛び道具を持つ。最年長の79歳。
  • 薬師寺こなた - 副頭領。伊賀最強忍者。22歳。
  • 月夜陣五郎(夜神月) - 読みは「らいとよ じんごろう」。参謀役。53歳。
  • 筑摩小しぃ郎 - 先代の副頭領。情に厚い。63歳。
  • 阿部念鬼 - 能力は男相手には滅法強い。36歳。
  • 涼宮ハル火 - 天真爛漫無鉄砲な特攻隊長。20歳。
  • 朱ナ絹(ナギ) - 読みは「あけな ぎぬ」。参謀役。47歳。

その他[]

  • 利根川家康 - 大御所、徳川家康に相当する。後継者問題が浮上している。
  • 服部半蔵麻呂広 - 服部半蔵の二代目。幕府忍組を凌駕する忍里生え抜き忍者たちの超人芸に驚愕する。
  • 南光坊仙一 - 後継者問題の解決のために、忍者同士の殺し合いへの賭けを提案した。

外部リンク[]

脚注[]

  1. 代表例が「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンドバトル。
  2. 作者は後の作品でも、戦闘の中でキャラクター同士が思想をぶつけ合うような手法を多用する。そして処女作である本作ではそれが確立されつつある。だがそれゆえに、序盤ではさくさくキャラが死んで脱落するが中盤以降はなかなか人数が減らない・戦闘中の心情描写やセリフが多くなって長引くという事になる。
  3. 簡単に言えば、真紅が朧 (バジリスク)に相当する。
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