やる夫 Wikiは、やる夫・やる夫スレに関する用語ややる夫スレ作品に関する情報をまとめたウィキサイトである。設立者兼初代管理人はyaruobook ◆booK.4Ti8w。現在の管理人はユーザー:Yakiteba。
歴史[]
まとめられないスレッドを列挙する目的で、2009年7月22日にFC2 WIKIにやる夫之自由書[1]が設置された[2]。未まとめスレ・既まとめスレだけでなく、まとめサイトや掲示板のページも設けられ、やる夫スレ界隈を把握できるサイトとして認知されていった[3]
2009年9月28日に「やる夫用語辞典を作るスレ」で出された用語をまとめるコーナー『yarupediaやる夫スレ用語辞典』が作られ、同スレの住民によって作品や登場人物などの項目が追加されていった[4]。
2010年1月1日に、使い勝手の悪さとスパム攻撃を受けやすいことから、FC2 WIKIからWikiaに移転、サイト名をやる夫 Wikiと変更した[5]。
2014年8月7日の投稿記録を最後に管理人yaruobookの投稿記録及び掲示板の管理が途絶えている。これを受けてWikiaスタッフにより新たな管理者の選出が行われ、2016年6月21日、ユーザー:Yakitebaに管理者権限が追加された。[6]
2016年10月、プラットフォームであるWikiaがFandomに名称を変更。2019年2月に行われたFandom各コミュニティのドメイン移行によって、やる夫 WikiのURLもyaruo.wikia.comからyaruo.fandom.comに切り替わった[7]。
現状[]
2010年4月26日時点では396件の記事数だったが、編集者が増え現在も増加している。
2011年1月1日時点で1,053件
2012年10月30日時点で 2,565件(前年度+1512件)
2013年12月31日時点で 3,407件(前年度+842件)
2014年12月31日時点で 4,102件(前年度+695件)
2015年12月31日時点で 4,979件(前年度+877件)
2016年12月31日時点で 5,634件(前年度+655件)
2017年12月31日時点で 5,946件(前年度+312件)
そのうち個別ページを持つ作品数(2017年9月14日時点)は
2007年: 3作品 2008年:114作品
2009年:311作品 2010年:329作品
2011年:371作品 2012年:396作品
2013年:281作品 2014年:352作品
2015年:208作品 2016年:108作品
2017年: 29作品
方針としては、記事に対して中立的な解説を記述することを目的としている[8]。これをふまえて傾向としては、ネタバレや過剰な記述は禁止されてはいないが避けられる傾向にある[9][10]。登場人物の主な作品は、2011年以降10作品とされており、上限の難点も指摘されているものの、際限がなくまたサイトの主目的でもないため、基本的には入れ替えで対処される。
誰でも編集に参加することができる。登録されているログインユーザは100人前後だが、そのうち活発に編集しているユーザは10~20人程度である。やめたり新加入したりで人数は増減し、顔触れも代替わりしている。未登録利用者でも記事を作ったり編集することはできるが、閲覧や編集はログインユーザの方が利便性が高くなる。
不特定多数の個人編集者達によって作られているので、記事の内容に偏りがある場合があり、「中立的」なサイトとして完全に管理できているとは言い難いが、編集を繰り返すことで洗練されるようにサイクルは機能している。また登録者以外の編集はIPが出ることなどから、恣意的な編集を行っている編集者の特定は容易である。
当該作品が有名である事・読者数が多い事・名作とされている事などと、本Wikiに記事が存在するという事には、直接の因果関係は無い。
AAの正常な表示を優先しWikiaが使われているため他のWikiと比較してサイト自体の重さや広告の多さがネックとなっている。
外部リンク[]
脚注[]
- ↑ 現在はトップページ以外アクセス出来ない。[1]
- ↑ やる夫系雑談・避難・投下板 - まとめられないスレッド達3 >>337
- ↑ やる夫板閉鎖騒動の際には、代替の板を見つける目安として参照された。
[2]掲示板トップには派生掲示板一覧のリンクが貼られていたが、わいわいKakiko停止につき閲覧不能となっている。 - ↑ やる夫板Ⅱ - やる夫スレ用語辞典を作るスレ PART3 >>131-145
- ↑ やる夫板Ⅱ - やる夫スレ用語辞典を作るスレ PART3 >>174
- ↑ 「やる夫 Wiki・やる夫AA録2掲示板@したらば」の管理は継承されておらず、新たな掲示板は設立されていないので、何かしら話し合いたい場合はForum:会議室や各項目のトークを利用することになっている。
- ↑ コミュニティセントラル・ヘルプ:Fandomのドメイン移行について
- ↑ やる夫_Wiki:このプロジェクトについて#冷静に、中立的に書きましょう
- ↑ 大規模なネット百科事典コンテンツ(ニコニコ百科事典、ピクシブ百科事典、アニオタwikiなど)と比較すると、ボリュームは全く及ばないが、表裏一体でコンパクトさが利点として作用している。またこれらの外部サイトからの丸写し(コピペ)も避けられて書かれている。
- ↑ ときに執筆者の熱意が暴走したり、ウケ狙いのような記述がされることもあるが、最終的にはそこそこに落ち着く。注意喚起の「テンプレート:少し頭冷やそうか」もある。