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アシェラッド
原作・出典元 ヴィンランド・サガ
性別
愛称・呼び名 ハゲ
一人称
備考 海賊
  

アシェラッドは、幸村誠の漫画「ヴィンランド・サガ」に登場するキャラクター。

概要[]

デーン人[1]の海賊、戦士であり、100人前後の兵団「アシェラッド兵団」を率いる頭領でもある。主人公トルフィンの父の仇であり、トルフィンはアシェラッド兵団に潜り込み、アシェラッドの命を狙うこととなる。物語の前半は、どちらかというとトルフィンよりもアシェラッドの生き方に焦点が当てられており、第二の主人公とも言える人物である。

飄々としながらも冷酷非情な性格で、部下に平然と略奪、虐殺命令を下し、必要とあれば敵の身体を切断する拷問すら厭わない。年老いてはいるが、優秀な戦士であり、一角の戦士として成長したトルフィンを一騎打ちで何度も退けている。反逆し襲いかかってきたかつての部下との戦闘の際、兜で防御を固めた人間を脳天から腰まで1太刀で断ち切り、周りの敵を怯ませたこともある。

実は父のデーン人豪族ウォラフと、ウェールズ[2]から略取された元王族の母リディアの間に生まれた混血児。奴隷の子であったため、父ウォラフは正式な名をアシェラッドには与えなかった。「アシェラッド」とは、「灰まみれ」という意味の渾名である[3]。その後、アシェラッドはとある出来事から父に取り入ることに成功し、信頼を獲得して遺産の相続権を認められるようになり、その上で父を殺害することとなる。他の兄弟も罠にかけて追い落とし、ついに家督を獲得した。この作業には数年をかけている。

このような生まれのため、アシェラッドの帰属意識はデーン人ではなくウェールズ、そしてそのウェールズに過去に文明をもたらした古代ローマにある。デーン人として振る舞いながらも、デーン人は豚にも劣ると評しており、デーン人の友軍を平然と捨て駒にする一方、ウェールズ人には徹底して気を使うなど、その意識は行動の端々に現れている。

母リディアは、かつてウェールズを蛮族から守った英雄アルトリウス[4]の子孫であった。そのアルトリウスの伝説を母から何度も聞かされたアシェラッドは、いずれ偉大なる英雄に仕えるという夢を持っていた。一時はトルフィンの父トールズに、その「主」としての資質を見出したが、紆余曲折があり、アシェラッドはトールズを殺害することとなる。

後に、デンマーク王室の第二王子クヌート[5]に「王」としての素質を見出し、彼を王にするために奔走することとなる。また、アシェラッドには、ウェールズを何度も侵略していたデンマーク内で、軍事行動に干渉できる権力を持つことで、ウェールズを守るという目的もあった。しかし、ウェールズへの誇り、愛情は、アシェラッドを後に窮地へと立たせることとなる。

やる夫スレにおいて[]

鎧を身に着けていることから、ゲーム系、歴史系では戦士として登場することが多い。また、ヴァイキングには一種の商人としての面もあることから、何らかの商売人としても登場する。アーサー王のモデル、アルトリウスの直系子孫という設定から、一部作品でセイバーと何らかの関係を持つことがある。

原作が戦士としてのみでなく優秀な頭脳を持つ参謀でもあったため、スレでも一筋縄ではいかない「戦い」を繰り広げるキャラとなることが多い。どちらかと言えば悪党、外道キャラとしての役割が合うキャラ。

主な作品[]

脚注[]

  1. 現在の北欧デンマークやノルウェー、スウェーデンなどに居住した人間を指す言葉。「北の人(「ノルマンニ」あるいは「ノルマン人」)」とも呼ばれる。誤解を恐れずに言えば、俗にいうヴァイキング。
  2. 現在の英国・グレートブリテン島の南西部。当時は小さな独立国家がいくつも点在していた。
  3. 母のリディアは体が弱く、アシェラッドは生活のため、子供の頃から鍛冶や牛馬の世話をして働いており、常に灰にまみれていたからである。
  4. ルキウス・アルトリウス・カストゥス。「アーサー王」伝説のモデルとされる古代ローマの実在の人物。母親から授かったアシェラッドの本名も同名である
  5. 後のクヌート1世。大幅なアレンジが加えられているが、実在の人物。

外部リンク[]

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