やる夫 Wiki
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アンチヒーローとは役柄の一種で、反ヒーロー的・反主人公的な主人公を意味する。悪側の主人公、もう一人の主人公といった立ち位置のキャラもこれに含まれるとされる。

ウィキペディアの項目「アンチヒーロー」も参照のこと

ニコニコ大百科の項目「ダークヒーロー」も参照のこと

概要[]

反英雄、ダークヒーロー、ダーティーヒーロー、バッドヒーロー、アイロニー主人公などとも言う。

主人公、あるいは副主人公格の登場人物でありながら、いわゆる典型的なヒーローが持つ、「正義」「勇猛」「眉目秀麗」などの英雄的特徴に反するキャラクターを持つ。反し方は部分的であったり全面的であったり様々。

物語が読者に提示する、何らかのアンチテーゼとしての役割を担う事も多い(従来のヒーロー像の否定、ルサンチマン[1]の象徴など。)また、その性質上ロマン主義的ヒロイズムに対立する傾向がある(例えば、正義の為と信じて闘う人物に対し、その行為を偽善だとして否定するなど)。

非主人公ならば、主人公にとってのライバルや超えるべき壁として登場する場合が多く、巨悪やラスボスになることはあまり多くない。

やる夫スレにおいて[]

初期のやる夫スレにおいてやる夫は駄目人間・引きこもり・ニートとして表現される傾向があったため、やる夫=アンチヒーローと言っても過言ではなかったが、ジャンルの発展とともに典型的なヒーロー役を演じる割合も増加し、相対的にこのイメージは減衰していった。また、物語の役者としてAAキャラクターを使用するやる夫スレの性質上、原作でアンチヒーローであるキャラクターが、全く異なる性格や役回りで出演する事も多い。

主なアンチヒーロー[]


関連項目[]

  • 井上敏樹 - アンチヒーローを多く生み出す事で有名。

脚注[]

  1. 虐げられた弱者が、強者に対して抱く恨みの念。
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