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エイリアン/ゼノモーフ | |
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原作・出典元 | エイリアンシリーズ |
性別 | なし(雌雄同体) |
性格 | 非生物的 / 冷徹 |
特徴 | 無機物的外観 |
口調 | 独特のうなり声 |
エイリアン(Alien)、別名ゼノモーフ(Xenomorph)とは、映画『エイリアンシリーズ』に登場する地球外生命体の通称である。H・R・ギーガーの代表的なデザインとしても知られる。
ウィキペディアの項目「エイリアン_(架空の生物)」も参照のこと
概要[]
出自不明の宇宙生物。他生物に卵「エッグチェンバー」から生まれる寄生体「フェイスハガー」を取り付かせ、幼体「チェストバスター」を植え付ける形で繁殖する。数百体に一体の割合で、無数の卵を産む巨大な「クイーン」が誕生する。宿主や生育状況によって微妙に姿形が異なるが、男性器がモチーフの長い頭部と、眼窩が無くむき出しの歯が並ぶ顔、骨格だけのような体は共通している。
ひ弱そうな外見に反して、身体能力はそんじょそこらの生物を凌駕し、鋭い爪、長く柔軟で強靭な尻尾、鉄板をもぶち抜く口内から飛び出る第二の口(インナーマウス)を駆使して障害を排除する。外殻も頑丈で、小銃弾ならまだしも、標準的な拳銃弾ではなかなか殺せない。更にその血液は宇宙船の床板を数層溶かすほどの強酸性で、下手に出血させると道連れにされかねない。いつも涎をダラダラ垂らし、体は粘液でべとべとだが、この分泌液は凝固性で、数体が集まれば幾何学的な巣を作り出すこともできる。巣と同化する外見や、天井や壁のわずかな突起に張り付く筋力、赤外線センサに映らず、やろうと思えば殆ど音を出さずに移動できるステルス能力もあって、「どこから襲われるかわからない」恐怖を演出している。
知能も非常に高く、「人間は電力を断たれると弱い」と学習して動力源を潰したり、卵を人質に取られた時には攻撃を止めるといったシーンが描かれている[1]。昆虫の様な社会性を持ち、慈愛や道徳の類の精神は一切持ち合わせていない。必要とあれば同族ですら簡単に犠牲にする「完全生物」である。ただし、卵が壊され、怒りの様な雄叫びをクイーンがあげていたり、遺伝子上、親と呼べる人物に親愛らしきものを見せた個体がいたりと全てのエイリアンがそうであるとは言い切れない面もある。
世界中で「エイリアン」と言えば大抵の人間が思い浮かべる程には有名な怪物で、映画の大ヒットのおかげで入管表示の「Alien/外国人」が「foreigner」に置き換わったとも言われている。またこのセンスあふれるデザインは様々な作品のクリーチャーに影響を与えている。
やる夫スレにおいて[]
その生態故、大抵の場合登場人物達によって退治されるべきモンスターとして起用される。映画第二作や『エイリアンVSプレデター(AVP)』の様に群れを成して襲いかかってくる、非常に厄介な連中として描かれることが多い。
その一方で、例は少ないが、人格を持ったキャラクターとして登場する事もある。また、作者によっては多用する者もいる。
主な作品[]
- やる夫は完全生物に遭遇するようです/やる夫は悪夢との戦争に挑むようです - 原作通りのクリーチャーとして出演。
- やらない子は異星人同士の争いに巻き込まれるようです。 - AVP原作。
- ダディ達の街は狩猟場になるようです - オリジナルのAVP。フェイスハガーも登場。
- キル夫がお姉さまになるようです。 - 学院の生徒。名前は「シガニー」。
- 誠はバッツのようです - 誠が駆るチョコボ。
- やる夫はスカヴェンジャーのようです - 突然変異によって生まれたミュータント。生態は原作とほぼ同じ。
- カードキャプター レミリア - 大道寺園美役。名前は詠理杏。
脚注[]
- ↑ 映画では殺戮シーンの方が目立つので誤解されがちだが、彼らは寄生対象がいないと増殖できないので、積極的に攻撃してくる敵以外は極力生け捕りにするようにしている。余計に性質が悪いが……。