やる夫 Wiki
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エターとは、インターネット上の俗語で、製作を途中で放棄すること。またはその状態。言い換えると「未完」。

はてなキーワードの項目「エターなる」も参照のこと

語源

語源は、ゲームの作成のためにグラフィッカー等を大々的に募集したものの、製作は遅々として進まず、最終的にはWEBページを閉鎖し投げ出してしまいツクール界に伝説を残した「エターナルファンタジー」というゲームの名前から取られている。また、永遠を意味する英語「Eternal(エターナル)」から、永遠に製作中という意味合いで使われる。上記リンクのはてなキーワードにもあるように、語源となったツクール界隈などでは「エターなる」と形容詞風に(「エターなった」「エターなって」などと活用する)使われるが、やる夫スレ界隈では単に「エター」と言うことが多い。

ちなみに上記の「エターナルファンタジー」に大きく関与していたグラフィッカーがニュース速報(VIP)に建てたやる夫スレも存在する。

やる夫がドット絵師でツクール作品に参加するようです


「打ち切り」は一応完結を意味する為、打ち切りとエターは厳密には別物である。

やる夫スレにおける「エター」

やる夫スレにおけるエターとは要するに、「もう二度と更新される見込みのない作品」を意味する。

いくつかに分類して説明する。

1.作者のアナウンスがないまま長期間経過した

読者に「エター」と判断され、閲覧対象から外されることが多い。ただしそうであっても粘り強く待ち続ける読者もいる。

この状態から奇跡的な復活を遂げた作品も少ないながら存在する。

ここで言う「長期間」は、それまでの作者の投下や生存報告のペースによる。例えば、1週間ごとに生存報告していた作者が1ヶ月以上音信不通の場合エターを疑われるが、月1程度の投下速度で生存報告をあまり行わない作者が1ヶ月音信不通でも当然エターと思う者はいないだろう。また、前科がある作者だったり、投下予告等が行われたのにその日を過ぎて音信不通になった場合などは、早めにエター判断される場合が多い。

2.強制過去ログ化された

スレッド数の多いやる夫板IIでは保持スレッド上限数に達してしまうのを防ぐため、作者の書き込みが数ヶ月間ないスレッドを強制的に過去ログ化することがしばしばある。強制過去ログ化され、その後も作者からのアナウンスが特にない場合、やはり「エター」と判断される場合が多い。

3.作者自身がエターを宣言した

スレ作者の都合により、作者自身がエター(または打ち切り)宣言をすることもある。

4.やる夫Wikiにおける作品エターの定義

やる夫 Wikiでは「作者のアナウンスがないまま1年以上経過した場合」もしくは「作者自身がエター(または打ち切り)宣言をする」場合を、やる夫スレのエターとして定義している[1]。wikiなので、誤認定や編集合戦を防ぐ為に大幅な安全マージンを取っているものと思われる。 「エターと書いて無かったから安心して読み始めたら、実はエターだった」と言う事も有り得るので、エター作品を避けたい場合、完結作以外は最新話の投下日を確認してから読み始めると良いだろう。

やる夫まとめサイトにおける「エター」

やる夫まとめサイトが長らく更新停止、つまりエターとなると、サイトを閲覧していた訪問者だけでなく、まとめられていたスレの作者のモチベーションの低下にも繋がりかねない。休止することが管理人から正式にアナウンスされれば、休止するサイトでまとめられていたスレのまとめを他のまとめサイトが引き継ぐことが多いが、アナウンスが行われないまま休止した場合は、その後数ヶ月間引き継ぎが行われないことが多い。

また、まとめサイトの更新自体は行われているものの、ある作品に限って見れば途中で更新停止しているということがある。掲示板などで当該作品の続編の投下は続いている、あるいは既に完結しているにもかかわらず起きるこの状態を「まとめエター」などと呼ぶ。考えられる理由としては、作者が各所で不適切な言動をとったためにサイト管理人が更新を放棄した、あるいは単にサイト管理人が当該作品への興味をなくした、などが挙げられる。この場合、掲示板のスレッドを覗かずにまとめサイトのみを読んでいる読者が作品自体のエターと勘違いすることが多く、注意が必要である。

掲示板における「エター」

様々な事情により、掲示板自体が活動停止、エターとなることもある。掲示板の公開停止、新スレッドを立てられないようにするなど、方法は様々である。

詳細は「やる夫板(RC)」を参照

脚注

  1. トーク:吉村夜におけるやる夫 Wikiの管理人Yaruobook ◆booK.4Ti8wの裁定も参照。
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