やる夫 Wiki
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オットー・フォン・ブラウンシュヴァイク
原作・出典元 銀河英雄伝説
性別
一人称 わし
性格 尊大、傲慢
特徴 典型的な悪徳権力者
口調 権力者・貴族的
備考 公爵
甥:フレーゲル男爵
  

オットー・フォン・ブラウンシュヴァイク(Otto von Braunschweig)またはブラウンシュヴァイク公オットーは、田中芳樹のSF小説「銀河英雄伝説」の登場人物。表記ブレとして、ブラウンシュイクと書かれる事もある。

概要[]

原作第1~2巻及びOVA版第一部に登場する、ゴールデンバウム銀河帝国の門閥貴族。皇帝フリードリヒ4世の娘を妻にし、また多数の領地惑星と私設軍隊を所有している帝国でも有数の権勢家であり、自分の娘(=フリードリヒ4世の孫娘)エリザベートを次の皇帝とすべく陰謀を巡らしていた。また、下流貴族出身のラインハルト・フォン・ローエングラムが帝国軍人として頭角を表す事には既得権層として反発しており、甥のフレーゲル男爵と結託して追い落としを画策していた。

短気な癇癪持ちで、そのくせ部下の忠誠心を軽く見るワンマンな人物。追い詰められると自分に都合の良いモノの見方・考え方に逃避することもある。当人には何かしらの突出した才能があるわけでもない、ゴールデンバウム朝末期の典型的な凡庸貴族である。OVA版の座乗艦は「ベルリン」。

皇帝の死後、国務尚書のリヒテンラーデ公爵がラインハルトの武力をあてにして門閥貴族の係累のない(つまり自分達の傀儡に出来ない)エルヴィン・ヨーゼフ2世を擁立したことで爆発し、本来は政敵のリッテンハイム侯らと共に門閥貴族連合を結成してラインハルト陣営との内戦に突入する[1]。権力意識ばかりが強すぎるためにメルカッツファーレンハイトら有能な軍司令官達の足を引っ張り続けるばかりか、リッテンハイム侯とも結局仲違いをして兵力を分割させ(その後、リッテンハイム軍はキルヒアイス相手にあっさり壊滅する)、ラインハルト軍に敗退を続ける。果ては暴動を起こした自領の惑星を核攻撃して内外の支持を失い、最期は腹心のアンスバッハ准将に「これ以上恥を晒すな(意訳)」と服毒自決を強いられることになった[2]

やる夫スレにおいて[]

やる夫スレにおいても、原作通りの旧弊な権力者や富裕層として登場する事が多く、打倒すべき敵キャラや無能な味方キャラの立ち位置が専ら。


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ラインハルトに完全敗北寸前まで追い詰められ、絶望のあまり現実逃避して酒宴を開いているシーンを切り取った上記AAは退廃した権力者や富裕層の姿を表したシーンでよく使用される。奥の高い椅子にふんぞり返っているのがブラウンシュヴァイク公で、手前の向かって右側の人物がフレーゲル男爵。

主な作品[]

  • やる夫がフランス革命を生き抜きます - ドイツ諸侯・ブラウンシュヴァイク公カール2世役。かつてはプロイセンの客将として活躍したが、フランス革命政府相手に強迫じみた声明を発して事態を急進化させてしまう。
  • やる夫はDQ3の世界で生きていくようです - サマンオサの門閥貴族。ほぼ原作通りの無能なやられ役。
  • やる夫で学ぶ日露戦争 - 衆議院議員・河野広中役。対露強硬派を主導し、講和条約反対運動を扇動する。
  • やる夫が異世界で前を向いて生きるようです - あまりにもキレイ過ぎるブラウンシュヴァイク公。ダディ・タウン近くの町を統治する領主。態度こそ高飛車だが、領民と農作業をこよなく愛する真っ当な貴族。
  • やる夫は少しだけマシなフレーゲル男爵のようです - 本人役。原作とちがい真っ当な貴族。
  • 貴族的な… - 王妃アイリスフィールの実父。優れた宮廷政治家。

脚注[]

  1. ブラウンシュヴァイク公爵とリッテンハイム侯爵は共にフリードリヒ4世の娘を妻にしており、その妻との間に生まれた自分の娘を帝位に据えて実権を握ろうとしていた。このためお互いの野心は両立不可能なものであり、ラインハルトに勝利した後は相手を排除することを考えていた。
    藤崎竜の漫画版では、アドリアン・ルビンスキーがブラウンシュヴァイク公爵とリッテンハイム侯爵の間を取り持ち、門閥貴族連合形成の後押しをしている。
  2. 一度は同意しながら土壇場で翻意し、無理やり飲ませられるという醜態だった。その後アンスバッハは「ブラウンシュヴァイクの遺体を携えてラインハルトに許しを請う、と見せかけて遺体内に隠したロケットランチャーを取り出す」という、故人への敬意もへったくれもない敵討ちを試みるのだった……。

関連項目[]

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