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『鉄血のオルフェンズ』の主人公のひとり。褐色の肌に白髪が似合う孤児の青年。火星の民間軍事会社「CGS」の少年部隊リーダーだったが反逆し、CGSを乗っ取る形で傭兵部隊『鉄華団』を立ち上げ、幼馴染の[[三日月・オーガス]]らと生きるための戦いを始める。 |
『鉄血のオルフェンズ』の主人公のひとり。褐色の肌に白髪が似合う孤児の青年。火星の民間軍事会社「CGS」の少年部隊リーダーだったが反逆し、CGSを乗っ取る形で傭兵部隊『鉄華団』を立ち上げ、幼馴染の[[三日月・オーガス]]らと生きるための戦いを始める。 |
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− | 義理堅く、「筋を通す」ことを第一とする。その高いカリスマ性とリーダーシップから鉄華団内で彼を慕う少年たちは多く、オルガ当人も家族同然の仲間たちを常に大切に扱っている。その一方で、仲間からの羨望の眼差しに重圧を感じていたり、 |
+ | 義理堅く、「筋を通す」ことを第一とする。その高いカリスマ性とリーダーシップから鉄華団内で彼を慕う少年たちは多く、オルガ当人も家族同然の仲間たちを常に大切に扱っている。その一方で、仲間からの羨望の眼差しに重圧を感じていたり、自分たちを虐げる存在である「大人」に反発してしまったりと、年相応に精神的に思いつめやすい面もある。宴会の時は派手に騒ぐが、実は下戸。 |
物語第1期では[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]の護衛任務を成功させ、ノブリス・ゴルドン、[[名瀬・タービン]]、[[マクギリス・ファリド]]をはじめとする要人とのコネを作るなど、鉄華団を一線級の実戦部隊に急成長させる。しかし第2期では「仲間たちに真っ当な暮らしをさせてやりたい」「何より自分自身がこの重圧から解放されたい」という焦りが生まれ、野心を抱くマクギリスと手を組んだことで運命の歯車が狂う。[[ラスタル・エリオン]]らギャラルホルン主流派に蹴散らされ、なりふり構わず鉄華団の延命に奔走するが、既に鉄華団を見限ったノブリスの手の者に射殺される不遇の最期を遂げた。 |
物語第1期では[[クーデリア・藍那・バーンスタイン]]の護衛任務を成功させ、ノブリス・ゴルドン、[[名瀬・タービン]]、[[マクギリス・ファリド]]をはじめとする要人とのコネを作るなど、鉄華団を一線級の実戦部隊に急成長させる。しかし第2期では「仲間たちに真っ当な暮らしをさせてやりたい」「何より自分自身がこの重圧から解放されたい」という焦りが生まれ、野心を抱くマクギリスと手を組んだことで運命の歯車が狂う。[[ラスタル・エリオン]]らギャラルホルン主流派に蹴散らされ、なりふり構わず鉄華団の延命に奔走するが、既に鉄華団を見限ったノブリスの手の者に射殺される不遇の最期を遂げた。 |
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− | 劇中ではあまり搭乗機会がなかったが、有機インターフェース「阿頼耶識」の施術も行っているため、機動兵器の操縦もできる。指揮官としてはなかなかの実力を持ち、団員の性格や癖も熟知し、危なげなく勝利を掴んでいく。一方で来歴故にまともな教育を受けていないこともあり、他組織との折衝や政治的配慮を疎かにしがち |
+ | 劇中ではあまり搭乗機会がなかったが、有機インターフェース「阿頼耶識」の施術も行っているため、機動兵器の操縦もできる。指揮官としてはなかなかの実力を持ち、団員の性格や癖も熟知し、危なげなく勝利を掴んでいく。一方で身内への情が深すぎて大局的な視点に欠ける他、来歴故にまともな教育を受けていないこともあり、他組織との折衝や政治的配慮を疎かにしがち。良くも悪くも前線向きの人物なのだが、そんな彼以外に鉄華団のリーダーをやれる人物がいなかったのが、最大の不幸だったのかもしれない。 |
本編では女性との縁が全く無かったことから、ネット界隈では童貞であるとネタにされがち。 |
本編では女性との縁が全く無かったことから、ネット界隈では童貞であるとネタにされがち。 |
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==止まるんじゃねぇぞ…== |
==止まるんじゃねぇぞ…== |
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− | 壊滅寸前の鉄華団だが、これまで築いたコネを総動員し、どうにかギャラルホルン |
+ | 壊滅寸前の鉄華団だが、これまで築いたコネを総動員し、どうにかギャラルホルン包囲網から脱出のめどが立った。安堵するオルガたちをノブリス配下の者達が銃撃する。仲間をかばい致命傷を負ったオルガは、独り言のように遺言を呟く。<br /> |
− | 「'''俺は止まんねぇからよ |
+ | 「'''俺は止まんねぇからよ…。お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ! だからよ…止まるんじゃねぇぞ…。'''」<br /> |
+ | 斃れた彼の左手は、その先の未来を指すようにまっすぐ伸ばされていた……。 |
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− | …… |
+ | ……言葉にすれば普通の感動シーンだが、実際の放送ではツッコミどころが目立つ描写になり、ファンの話題になった。 |
+ | *同話内で露骨な死亡フラグを立てまくる |
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+ | *状況描写に説得力がない、オルガの死を優先したような展開 |
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+ | *あからさまなお涙頂戴を狙う台詞回し |
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+ | *オルガの死姿が『サタデーナイトフィーバー』のような決めポーズに見えなくもない |
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+ | 折しも終盤の脚本変更によって悪い意味でご都合主義が目立つようになり、最終回後に大荒れの様相を呈した『鉄血』ファン界では、この『止まるんじゃねぇぞ…』が格好のアンチネタとして使われるようになってしまった。 |
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− | 各所でMADムービー |
+ | 各所で台詞ネタやMADムービーが投稿された結果、『止まるんじゃねぇぞ…』は2017~2018年におけるネットミームになるほどに拡散。言葉だけならまっとうな台詞ということもあって、元々シリアスな笑いが多い『鉄血』の笑えるネタの一つとして扱われることも出てくるようになった。無論、元をたどれば作品・キャラへの侮辱的な(死体蹴り)要素を含むネタであるため、考えなしに多用するのは控えるべきだろう。 |
==主な作品== |
==主な作品== |
2018年8月21日 (火) 22:30時点における版
ガンダムシリーズ > ガンダムシリーズの登場人物一覧 > オルガ・イツカ |
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オルガ・イツカ | |
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原作・出典元 | 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ |
性別 | 男 |
愛称・呼び名 | 団長 |
一人称 | 俺 |
性格 | 義理堅い |
特徴 | 折れ曲がった前髪、首のストール |
備考 | 孤児、少年兵 |
オルガ・イツカは、アニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の登場人物。
ニコニコ大百科の項目「オルガ・イツカ」も参照のこと
ピクシブ百科事典の項目「オルガ・イツカ」も参照のこと
概要
『鉄血のオルフェンズ』の主人公のひとり。褐色の肌に白髪が似合う孤児の青年。火星の民間軍事会社「CGS」の少年部隊リーダーだったが反逆し、CGSを乗っ取る形で傭兵部隊『鉄華団』を立ち上げ、幼馴染の三日月・オーガスらと生きるための戦いを始める。
義理堅く、「筋を通す」ことを第一とする。その高いカリスマ性とリーダーシップから鉄華団内で彼を慕う少年たちは多く、オルガ当人も家族同然の仲間たちを常に大切に扱っている。その一方で、仲間からの羨望の眼差しに重圧を感じていたり、自分たちを虐げる存在である「大人」に反発してしまったりと、年相応に精神的に思いつめやすい面もある。宴会の時は派手に騒ぐが、実は下戸。
物語第1期ではクーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を成功させ、ノブリス・ゴルドン、名瀬・タービン、マクギリス・ファリドをはじめとする要人とのコネを作るなど、鉄華団を一線級の実戦部隊に急成長させる。しかし第2期では「仲間たちに真っ当な暮らしをさせてやりたい」「何より自分自身がこの重圧から解放されたい」という焦りが生まれ、野心を抱くマクギリスと手を組んだことで運命の歯車が狂う。ラスタル・エリオンらギャラルホルン主流派に蹴散らされ、なりふり構わず鉄華団の延命に奔走するが、既に鉄華団を見限ったノブリスの手の者に射殺される不遇の最期を遂げた。
劇中ではあまり搭乗機会がなかったが、有機インターフェース「阿頼耶識」の施術も行っているため、機動兵器の操縦もできる。指揮官としてはなかなかの実力を持ち、団員の性格や癖も熟知し、危なげなく勝利を掴んでいく。一方で身内への情が深すぎて大局的な視点に欠ける他、来歴故にまともな教育を受けていないこともあり、他組織との折衝や政治的配慮を疎かにしがち。良くも悪くも前線向きの人物なのだが、そんな彼以外に鉄華団のリーダーをやれる人物がいなかったのが、最大の不幸だったのかもしれない。
本編では女性との縁が全く無かったことから、ネット界隈では童貞であるとネタにされがち。
止まるんじゃねぇぞ…
壊滅寸前の鉄華団だが、これまで築いたコネを総動員し、どうにかギャラルホルン包囲網から脱出のめどが立った。安堵するオルガたちをノブリス配下の者達が銃撃する。仲間をかばい致命傷を負ったオルガは、独り言のように遺言を呟く。
「俺は止まんねぇからよ…。お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ! だからよ…止まるんじゃねぇぞ…。」
斃れた彼の左手は、その先の未来を指すようにまっすぐ伸ばされていた……。
……言葉にすれば普通の感動シーンだが、実際の放送ではツッコミどころが目立つ描写になり、ファンの話題になった。
- 同話内で露骨な死亡フラグを立てまくる
- 状況描写に説得力がない、オルガの死を優先したような展開
- あからさまなお涙頂戴を狙う台詞回し
- オルガの死姿が『サタデーナイトフィーバー』のような決めポーズに見えなくもない
折しも終盤の脚本変更によって悪い意味でご都合主義が目立つようになり、最終回後に大荒れの様相を呈した『鉄血』ファン界では、この『止まるんじゃねぇぞ…』が格好のアンチネタとして使われるようになってしまった。
各所で台詞ネタやMADムービーが投稿された結果、『止まるんじゃねぇぞ…』は2017~2018年におけるネットミームになるほどに拡散。言葉だけならまっとうな台詞ということもあって、元々シリアスな笑いが多い『鉄血』の笑えるネタの一つとして扱われることも出てくるようになった。無論、元をたどれば作品・キャラへの侮辱的な(死体蹴り)要素を含むネタであるため、考えなしに多用するのは控えるべきだろう。
主な作品
- 機動戦士ガンダム -MOTHER2- 00 - マジカントのフライング団の団長。ニコル・アマルフィ、オデロ・ヘンリーク、バーナード・ワイズマン、三日月・オーガスを束ねている。
関連項目
- 三日月・オーガス - 無二の親友。オルガの方では底の知れないミカに対する畏敬の念も混ざっている。