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カイン・ハイウインド | |
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原作・出典元 | ファイナルファンタジーIV |
性別 | 男 |
愛称・呼び名 | ガリ |
一人称 | 俺 |
性格 | 義理堅い / 激情家 |
特徴 | 金髪 / 竜騎士の鎧 / 槍使い |
口調 | クール / 物静か |
備考 | 裏切りキャラの代名詞 |
カイン・ハイウインドは、スクウェアのRPG「ファイナルファンタジーIV」及びその派生作品の登場人物。
ピクシブ百科事典の項目「カイン・ハイウインド」も参照のこと
概要[]
バロン王国竜騎士団の隊長を務める21歳の青年。主人公セシル・ハーヴィの親友だが、片思いしている幼馴染のローザ・ファレルがセシルを好いていることを察しており、内心では嫉妬心を抱えている。普段はアイマスクと一体化した竜の兜を被っているのでわからないが、素顔は金髪のワイルドなイケメン。
彼自身はそうした私情を抑え、王国での立場が危うくなるセシルに快く協力できる好漢なのだが、その嫉妬心をゴルベーザに突かれ、心の暗部に付け込まれて操られてしまい、セシルを裏切り、敵としてその前に立ちはだかることになってしまう。
『II』のリチャードに始まり、『III』では主人公たちのジョブとして発展した「FFの竜騎士」の決定版とでもいうべき存在であり、以降のFFシリーズの「竜騎士」には、彼の造詣が大きく影響している。ちなみに『IV』以降のFFタイトルロゴにはその作品を象徴する要素が描かれていくことになるが、『IV』では「セシル」や「飛空艇」や「月」を差し置いてカインが描かれている。
おれは しょうきに もどった![]
一度はパーティを離れたものの帰還したカインを加え、セシル一行はクリスタルを巡る冒険へ出発する。いよいよクリスタルと対面した一同の元へ、ゴルベーザの思念が語りかけてきた。セシルたちは動揺するカインを口々に心配するのだが、カインはよろよろとセシルに近づき、
「だいじょうぶだ‥‥ おれは しょうきに もどった!」 ……と言い放ちながらクリスタルをセシルから奪い、姿を消すのであった。
カインの二回目の離脱イベントの〆として、カインの「裏切りキャラ」としてのイメージは決定的なものとなった。「正気に戻った!」と言いながら真逆の行動をしているおかしさも相まって、ネタ台詞として多くのプレイヤーに鮮烈な印象を与えた台詞である。パーティーから離脱されるとその時点で装備しているものがロストする事も火に油を注いでいるのかもしれない[1]
こうして「カイン=裏切り者(シチュエーションとしては悪堕ちだが)」のイメージが定着してしまった訳だが、ストーリー上でもカインの苦悩自体は表現されている上に、ネタ的にもパーティ5人組の中で唯一ペアとなる女性キャラがいない不憫な状況になるため、プレイヤーから憎まれることは少なく、むしろ被害者として、そして『IV』の影の主役として愛されている。
ガリで[]
侍「寿司おごるよ」 暗「マジでぇ?w」 狩「んじゃ、イクラ」 白「あたしタマゴ~」 侍「竜さんは?」 \ 、 m'''',ヾミ、、 / \、_,r Y Y ' 、 /';,'' 、 ,\ヽ, | | y /、 ,;;,,'', \、\::::::::::/, /,, ;;, ヽ\ o 、 ,o / { ;;;;;;;,, 丿 [ \|:::|/ ] >"''''' ガリで >、.> U <,.< ノ ! ! -=- ノ! ト-、 ''"L \\.".//_ | ゙`
寿司屋で思い思いのネタを頼む『XI』に登場するジョブたち。竜騎士が頼んだガリとは無論、生姜の甘酢漬けのことである。『XI』サービス開始から暫くの間、竜騎士は他のアタッカージョブに劣る所が多い、大変肩身の狭い立場に立たされていた。せっかくの寿司屋でも竜騎士は皆に遠慮してガリしか頼めないのである。
前述の通り「竜騎士=カイン」の印象が強いこともあって、よりにもよってネタAAの竜騎士役としてカインが起用され、「カイン=ガリ」と表すネタが広まってしまった。カインにとってはとんだとばっちりである。なお、流石に『XI』の竜騎士には後にテコ入れが行われ、寿司屋でも普通のネタが頼めるくらいには立場が改善されている。
やる夫スレにおいて[]
AA数は多くはないため、もっぱら裏切るイメージを利用してのモブ配役での起用となる。
主な作品[]
- やる太閤立志伝V~うつけの章~ - 宇喜田直家役。
- やる夫が徳川家康になるようです - 藤堂高虎役。
- やる夫が任天堂社長になるようです - スクウェア社のイメージAA。
- やる夫がドリームプロジェクトなようです - ソイソー役。
- キル夫が学園都市で暮らすようです。 - 作中の犯罪組織「嫉妬団」の一員。
- ドラゴンクエストIV できない子と導かれし者たち - 裏切りの洞窟のボス、裏切りのガリ役。
脚注[]
- ↑ なお、このセリフの真意は「洗脳されている人間は「自分が洗脳されている」と認識していない」ことの表現である(または、カインはゴルベーザに「俺はセシル達に洗脳されていたようだが正気に戻った」という意味合いで語りかけている、という考察もある)。しかし如何せんSFCのスペック、ドット画のチビキャラと台詞のみで分かりやすく表現するのは難しいシチュエーションであった。