キャップとは、匿名掲示板において個人を識別するための機能の一種。したらば掲示板ではハンドルパスワード機能とも呼ばれている。
ウィキペディアの項目「キャップ_(電子掲示板)」も参照のこと
概要[]
管理人が使用する、もしくは管理側が特定個人に与える権限で、規制されたリモートホストであってもそれを回避して書き込みを可能とする。やる夫系掲示板においては主に作者が他人の規制に巻き込まれた場合、それを回避するための手段として用いられる。匿名掲示板であればどこでも使用できるトリップ[1]と異なり、キャップは発行された掲示板限定で使用可能な権限である。
名前の後に★がつき、xxx ★のように表記される。デフォルトでは赤文字だが、これは管理側が色を設定可能。メール欄に『#発行されたパスワード』を記入することでキャップを用いた書き込みが可能になる。キャップもトリップ同様に★を名前欄に入力しようとすると☆に変換され、騙りを防止するようになっている。
発行までに手間がかかり、管理側とやり取りをしなければならないため、メールアドレスという個人情報を管理側に握られるのを渋る、名無しで他スレに書き込みできなくなる、などの理由で巻き込まれ規制されてもキャップを発行してもらわずに他板に作品を移転させてしまう作者もいる。
脚注[]
- ↑ トリップ生成のプログラムが異なる掲示板の場合、同じトリップキーを使用しても生成されるトリップが変化してしまうという問題はあるが。