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キョン
原作・出典元 涼宮ハルヒシリーズ
性別
愛称・呼び名 本名不明
一人称
性格 事なかれ主義
特徴 一般人
口調 愚痴っぽい
備考 関連:涼宮ハルヒ
派生:キョン子
  

キョンは、谷川流のライトノベル「涼宮ハルヒシリーズ」の登場人物。

ニコニコ大百科の項目「キョン」も参照のこと

概要[]

「涼宮ハルヒシリーズ」の主人公で狂言回し。異質な人間の集まるSOS団内で唯一の「何の力も持たない一般人」であり常識人。妹がいる(⇒キョン妹)。

高校一年生の癖にすこし擦れているという以外は普通の男子生徒であるが、ひょんなことから変人である涼宮ハルヒに興味を持って話をするようになる。そして彼の言葉によりハルヒはSOS団を結成、彼もなし崩し的にSOS団に所属する事になるのだが、そこで彼は長門有希朝比奈みくる古泉一樹からハルヒに関する驚くべき事実、そしてSOS団メンバーのイレギュラーな正体を知る。そしてこれ以降、様々な事件に巻き込まれていくことになる。

古泉によると、キョンは「どこまでも一般的な普通の人間だが、涼宮ハルヒの鍵となる存在」であるらしく、実際にハルヒの行動理由は必ずどこかにキョンが関わっている。SOS団内で唯一ハルヒに対して面と向かって叱責できる人間であり、またあまりお互いに関りあおうとしないハルヒ以外のSOS団メンバー3人の間に立つ橋渡し的存在であるなど、何も特別な能力が無いとはいえ他の人間とはまた違った存在である。事実、ハルヒはキョンに対して特別な感情を抱いているらしく、世界を崩壊させるほどの特大の閉鎖空間を作り上げた際に彼女はキョンを無意識のうちに呼び出している。

自身の意識としては、幼少時には宇宙人未来人超能力者に夢を馳せ、成長して当然のようにそんなものは現実にいないという事を知り、相応に覚めたという、ごくありふれた経験をしてきた。

キョンというのはあだ名で、本名は不明。ラノベ・アニメなどでテンプレと言われる「平凡な容姿、特技なし、やれやれ口調主人公」の代表格である。

小説版は彼の一人称で語られ、それがそのまま小説版の独特の文体になっている。彼が語らなかった部分は、語られない。それゆえに狂言回しの主人公の癖に謎めいた部分を沢山持つ。ハルヒシリーズの登場人物の名前が、あるキャラはフルネームだったり別のキャラは通称のみだったりするのは、キョン視点だからである。したがって彼の自己認識と第三者視点・読者視点との間にはズレが見受けられる。複数の異性からの好意をスルーしているような面もある。

やる夫スレにおいて[]

常識人男キャラというのはやる夫界では意外と少なく、原作SOS団のように奇人変人が沢山いるやる夫作品において読者目線の常識人としてのキャラを確立している。原作でのハルヒの暴走に振り回される境遇を踏襲してか、苦労人キャラとしての配役も多いが、無能力な一般人・愚痴が多いという原作設定はあまり踏襲されず、有能な人物としても描かれる。登場人物のギャグのツッコミ役によく抜擢される。もちろん原作の通りハルヒや長門とコンビで登場することもある。

また原作の好かれっぷりから長門などハルヒ以外の登場人物(古泉一樹含む)から熱烈な愛のアタックを受けているという作品も結構多い。その場合の長門は何故か変態的な暴走をしていることもあり、古泉の場合はもちろんアッー!である。

原作どおりではないクズなキョンも時折見かけられる。作者によって独自のキャラ設定を加えられることも多くなった。また彼がクズ役どころで登場した場合、原作でのハーレム状態からの連想か女性関係に問題のある人物として描かれることが多い。

そもそもやる夫スレにおいて、「AAが多い一般男子」と言うのは割と希少な地位にある(ハルヒを含めた御三家も、学園物で採用率の高い魔法少女まどか☆マギカけいおん!も、ほとんどが女性キャラ)。その中でも、「原作で戦闘力や強い個性が存在しないキャラ」となるとさらに限られて来る。そのため、そういった役割が必要な場合にまず役割有りきで配役され、そこに必要な個性を付けられる、と言うような形の採用が多く、結果的に役割が広くなっていると言う面があるだろう。

主な作品[]

関連項目[]

  • キョン子 - キョンを女性化したパロディキャラ。

外部リンク[]

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