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ゴールデンカムイは、週刊ヤングジャンプで連載されている野田サトルの漫画作品。略称として「金カム」が使われている。

ウィキペディアの項目「ゴールデンカムイ」も参照のこと

ニコニコ大百科の項目「ゴールデンカムイ」も参照のこと

あらすじ編集

日露戦争に従軍し「不死身の杉元」の異名で呼ばれていた杉元佐一は、終戦後、亡き親友の「妻の眼病を治してやりたい」という願いを叶えるべく、北海道で砂金採りをしていた。

アイヌの人々が和人に抵抗するために密かに集めていた金塊の噂を知り、それを探し出すことを決めた杉元は、直後にアイヌの少女アシリパ[1]と知り合う。流れで金塊の噂をアシリパに話した所、アシリパの父が金塊集めに関わっていたことがわかる。

杉元は親友の妻の眼を治すのに必要なだけの金を、アシリパは残りの金塊をアイヌの人々に返すという条件で行動を共にするようになったのである――。

概要編集

日露戦争終戦後の北海道を舞台に、隠された金塊を巡る争いが繰り広げられる物語。

金塊の在り処は網走監獄から脱走した囚人たちの体に刺青として彫り込まれており、囚人と協力関係を組むか(得られる金が減る事になるため、簡単に協力は得られない。)、囚人を殺して刺青を奪う(皮をはぐ、もしくは書き写す)必要がある。

杉元達の他に、日露戦争で軍の上層部の行動に不満を覚え反乱を画策する鶴見中尉が率いる陸軍第七師団、新選組の生き残りの土方歳三(土方は箱館戦争を生き延びていたという設定である。)一派が金塊を狙っており、それとは別に刺青の囚人達は囚人達で一筋縄でいかない犯罪者が揃っている状況である。

そんな血で血を洗う物語であるが、アイヌの文化を盛り込んだ北海道グルメ展開や、(主にアシリパの)変顔が披露されたりと、バイオレンス一本槍ではない展開で人気を得ている作品である。

アイヌ語編集

作中で使われたアイヌ語の一部を解説する。

チタタプ
「細かく叩いたもの」の意味で転じて獣肉のたたき。調理中に「チタタプ」と唱えながらたたくという風習がある。
「ウサギをチタタプにする。お前も手伝え」
「ヘイヘイ、チタタプチタタプ・・・」
チチタプ」と空目してしまうらしい……?
オソマ
ウンコを指す言葉。
アイヌの人々は子供の名前にあえて汚いものの名前をつけて、疫病神を近づけさせないという風習を持っていて、作中にも「オソマ」の名前を持つアシリパの従妹が登場している。
またアイヌの食文化には味噌が存在していないため、アシリパが味噌をウンコと勘違いして激しく抵抗するというエピソードがある。
ヒンナ
食事中に食事への感謝を込めて言う、日本語での「いただきます」に相当するような言葉。
「オソマ、ヒンナだな!ヒンナヒンナ」(※この場合味噌に対して使っている)
転じてお色気シーンが到来したり支援絵の投下などがあった際に「ありがとう」的な感覚で合いの手として使われる。
ウコチャヌプコロ
「獣同士の交尾」的な意味合い。
「セクロスしてぇ」的な感覚で合いの手として使われる。

登場人物編集

関連項目編集

  • 新城直衛 - 「皇国の守護者」が日露戦争にファンタジー要素を加えたような作品で、新城が(北海道がモデルの)北領からの撤退戦を指揮することになるという発端であるため、親和性が高い。
  • ナコルル - 創作界隈でのアイヌのキャラクターと言えばこの人。
  • エルルゥ - 「うたわれるもの」のキャラクター達の衣裳はアイヌの人々のものをモデルにしている。

脚注編集

  1. アイヌ語の表記法に従って作品内では「アシㇼパ」と表記されている。
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