Fandom


サーヴァントとは、Fateシリーズの用語。聖杯戦争において召喚された英霊たちを指す。

ピクシブ百科事典の項目「サーヴァント」も参照のこと

概要編集

サーヴァントは、聖杯戦争などで使い魔として召喚される英霊である。

戦士として生前大きな功績を挙げた英雄が多いが、戦闘には向かない政治家や芸術家、邪悪な存在とされる怪物や悪霊が英霊になることもある。

セイバー、アーチャーなどのクラスを割り当てられて召喚され、真名[1]が知られると不利になる聖杯戦争ではクラス名で呼ばれるのが普通である[2]

サーヴァントは生前使用していた武具や技術、魔術などを宝具として持ち、解放することで超常的な力を発揮することができる。宝具の特徴や名前から真名(=正体)を知られてしまうリスクがあるほか、魔力の消費が激しいこともあり、聖杯戦争では切り札として使われる。

冬木の聖杯戦争では7つのクラスごとに1騎[3]ずつ召喚される。三騎士(セイバー、アーチャー、ランサー)の枠は固定で、エクストラクラスが召喚される場合はライダー、キャスター、アサシン、バーサーカーの枠を潰して召喚される。ほかの聖杯戦争ではこの限りではない[4]

セイバー編集

ピクシブ百科事典の項目「セイバー(Fate)」も参照のこと

剣の騎士、剣士のサーヴァント。三騎士クラスの一つ。

該当条件は剣にまつわる宝具や武勲の伝承と魔力以外のステータスが高いこと。クラス特性は高い「対魔力[5]」とある程度の「騎乗[6]」スキル。

全般的に基礎ステータスが高く、あらゆる状況に対処できるため歴代の冬木聖杯戦争全てで最後まで勝ち残ったという実績を持つ。このことから最優のサーヴァントというふれこみである反面、敵サーヴァントの得意分野に踏み込んで戦うケースが多いため、敵の手管を見切れなかったり、戦況などにより基礎ステータスが低下すると途端に窮地に陥りやすい傾向にある。

大人の事情、もしくは社長の趣味により、どこか顔が似ている者が多い(セイバー顔)。

アーチャー編集

ピクシブ百科事典の項目「アーチャー(Fate)」も参照のこと

弓の騎士、弓兵のサーヴァント。三騎士クラスの一つ。

該当条件は「射撃兵装を保有していること」。クラス特性は「対魔力」と「単独行動[7]」。

遠隔攻撃を主とするが、射撃できればなんでもありのため、必ずしも弓矢使いとは限らない[8]。ランサーやセイバーと異なりステータス制限がないため、ステータスが低い英霊でも該当することがあり、それを補うかの如く強力な宝具を持つ英霊も度々見られる。

ランサー編集

ピクシブ百科事典の項目「ランサー(Fate)」も参照のこと

槍の騎士、槍兵のサーヴァント。三騎士クラスの一つ。

該当条件は槍にまつわる宝具や武勲の伝承[9]と高い俊敏性、セイバーより制限は緩いものの魔力以外の一定以上の高いステータスを持つこと。クラス特性は「対魔力」。

敏捷性や耐久性が高く一対一の白兵戦においてはセイバーすら凌ぐと言う。全体的に単純な戦闘力よりもスキルや宝具などが生存性に重きが置かれており、しぶとく生き延びることで勝ち抜く堅実な騎士。武器の自由度が低いとも言われる[10]。初期に登場したランサーは幸運のステータスが低かったため、そちらもネタにされやすい。

ライダー編集

ピクシブ百科事典の項目「ライダー(Fate)」も参照のこと

高い機動力と強力な宝具を持つサーヴァント。適正基準は「何かしらの乗り物に乗っていた伝承の有無」と、かなり緩い。クラス特性は「騎乗」と「対魔力」。

全般的に三騎士と比較すると基礎ステータスが低いが、それに反比例して強力な宝具を複数保有しているケースが多い。運用に乗り物の宝具の使用が前提であるため、「広いフィールドが必要」「真名バレしやすい」と言う欠点がある。

キャスター編集

ピクシブ百科事典の項目「キャスター(Fate)」も参照のこと

魔術師の英霊で、魔術を得意とする。適正基準は「何かしらの魔術スキルかそれに類するスキルをAランクで保有している(宝具が代替しても可)」とかなり曖昧であり、そのためか正統派の魔術師以外では音楽家、作家、発明家なども該当しており、Fateシリーズでも屈指のネタクラスとなっている。クラス固有スキルは「陣地作成」と「道具作成」。対魔力スキルを保有するサーヴァントが多い関係上、正面切っての戦いは苦手で「最弱のサーヴァント」と蔑む者もいる。ただし、その魔術は現代の魔術師にとって手に負えないほど強力で、聖杯戦争の方式によって運用方法やその真価が大きく変わる。

冬木のバトルロイヤル方式ならば、魔術を駆使した謀略でマスター狙いがベターな運用で、チーム戦のApocrypha、Grand Orderでは味方のサポートと言った形。反対に一対一のトーナメント戦であるEXTRAでは非常に苦しい戦いを強いられる。

また、「魔術師」と言う人種が自分の望みを優先する者が多い関係上、本編、派生作品でも何かと裏切りが多いクラスである。

アサシン編集

ピクシブ百科事典の項目「アサシン(Fate)」も参照のこと

冬木の聖杯戦争の「アサシン」は特殊なクラスで、歴代の「ハサン・サッバーハ」と呼ばれる暗殺者達のうち一人が召喚されることになっている。これはアサシンと言うクラスそのものが「ハサン・サッバーハ」を召喚するための触媒であるため。ハサンは襲名制のため全員真名は同名で(さらに仮面で素顔と個性を隠している)、己の必殺技に「ザバーニーヤ」の名を冠している。過去の第三次聖杯戦争では小柄のハサンが、第四次では仮面を付けたハサン達がアサシンとして召喚された。クラス特性は「気配遮断」。

マスター殺しに特化しており、聖杯戦争中の町で他マスターの自由な行動を封じる役割がある。サーヴァントとマスターが共に行動すると言う、一見すると非合理的なスタイルが聖杯戦争の定石なのはアサシン対策。攻撃態勢を取ったアサシンは気配遮断の効果は大きく落ちるため、サーヴァントが傍らにいれば対処が可能となる。

先述のように、侍のアサシンはイレギュラーで、真アサシンが本来のアサシンである。

やる夫スレの聖杯戦争のアサシンクラスで採用すると制限が大きすぎるため、冬木ルールとは変更される場合が多い。また『Fate/Apocrypha』では儀式に手を加えればハサン以外のアサシンも召喚可能と言う設定が付け加えられている。Fate/Grand Orderにおいても原作通りではアサシン枠のサーヴァントがすぐにネタ切れになってしまうためか、「暗殺の伝承がある(知名度があるなら失敗してもいい模様)」「無辜の人間を多数殺害した」と言う英霊が選ばれている。そのため、純正の暗殺者以外では「粛清、虐殺を行った君主」「大量殺人犯」「スパイ(=忍者)」などが該当している。

バーサーカー編集

ピクシブ百科事典の項目「バーサーカー(Fate)」も参照のこと

バーサーカーのクラスは発狂した伝承を持っている英霊に狂化を承認させることのみが召喚条件で、クラス特性は「狂化」。召喚の呪文に一節を加えることで唯一、狙ってこのクラスの英霊を召喚できる。

適正さえあれば全てのステータスがEランクであっても召喚できる。発狂の度合いが大きいほど能力の上昇が大きくなるが、理性が失われスキルや一部の宝具が使用できなくなる、消費魔力が増えるなどの欠点もある。魔力消費量の欠点は特に深刻で、第四次までの冬木の聖杯戦争戦争では全て魔力の枯渇が原因で敗退している。[11]。一方で理性が無いために裏切られる恐れが低いメリットもある。

狂化ランクが低い場合は少し乱暴になる程度だが、高ランクになるにつれ理性が失われる。とても勘違いされやすいが、ランクのEXは測定不能であって高ランクではない[12]ため、普通に会話できるサーヴァントもいる。といっても意思疎通は難しい。

エクストラクラス編集

ピクシブ百科事典の項目「エキストラクラス(Fate)」も参照のこと

基本7クラスに該当しない特殊なサーヴァントのクラス。主なクラスはルーラー、アヴェンジャー、ビーストなど。

基本的に聖杯戦争に何かしら異常事態が起きている場合に召喚されるケースが多い。

脚注編集

  1. サーヴァントの名前。基本的に本名だが、本名ではない名前や、一般的ではない呼び方を使うサーヴァントもいる。
    例えばFate/Zeroのライダーの真名は、ペルシア語・アラビア語読みの「イスカンダル」であり、「アレクサンドロス(ギリシャ語読み)」や「アレクサンダー(英語読み)」ではない。
  2. 派生作品でも真名は知られないようにするのが基本であるが、「Fate/Grand Order」では隠す必要がないのと、多数のサーヴァントが召喚されていて区別できないため真名が使用される。
  3. サーヴァントの数え方は騎である。
  4. 一例として「Fate/Apocrypha」の場合は、黒の陣営と赤の陣営がそれぞれ7つのクラスを1騎ずつ召喚する『チーム戦』となっており、マスターが召喚の呪文の中に「手向ける色は『黒/赤』」の一言を挿入することで、黒と赤のどちらの陣営に属するかの意思表示を行う。さらに大聖杯が独自に召喚する「ルーラー」1騎を合わせると、総計15騎のサーヴァントが召喚される。
    このため、Apocryphaの作中では聖杯戦争ではなく聖杯大戦と呼ばれていた。
  5. 魔術への耐性で最高ランクでは神代魔術すら防ぎ、令呪の命令すら防ぎきる。英霊の自身が持つ対魔力+クラススキル+マスターの適正で決まるため、クラスやマスターなどが変わると低下することがある
  6. ランクがライダーより低く自前の乗り物を持ってないケースが多く、基本的に現地調達。
  7. マスターから離れて行動ができ、スキルのランクによってその期間や度合いが大きくなる。しかし、大抵はサーヴァント自身のエゴを満たすために利用されている。
  8. 武器を直接撃ち出したり、投石や銃、果ては音や電撃などを撃ち出す英霊もいる。
  9. 後の作品では割と拡大解釈されており、長柄武器なら棍棒もありと言った具合になっている。
  10. 槍以外の武器も持っているサーヴァントであっても、槍しか持たずに召喚されるなどの理由による。
  11. 理性があるサーヴァントは共倒れを防止するために、ステータス低下を呑んでマスターからの魔力供給を絞るが、理性がなくなるほど狂化してるバーサーカーはお構いなしに魔力を消費してくる。
  12. この記事でも勘違いされた表記になっていた。
特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC-BY-SA ライセンスの下で利用可能です。