ニコニコ動画( - どうが)は、株式会社ドワンゴが提供する動画共有サービス。略称は「ニコニコ」、「ニコ動」。
ウィキペディアの項目「ニコニコ動画」も参照のこと
概要[]
2006年12月のサービス開始以来、動画の画面上にコメントを書き込めることを代表的なセールスポイントとしている。利用者にはローティーンを中心とする若年層が多く、彼らが主体となって独自の文化を築いている。
上記のように、サービス初期の利用者には未熟な世代が多かった事もあり、外部にまでニコニコ動画のノリを持ち込もうとする痛い利用者が目立った[1]。こうした痛い利用者は「ニコ厨」と呼ばれ、2chをはじめとした他のウェブコミュニティから毛嫌いされ、ニコニコ動画内で人気を博していた東方Project、THE IDOLM@STERといった作品も嫌悪の目で見られることとなった。
しかし、その後はそうしたウェブコミュニティ内にもニコニコ動画の利用者が増えていった事や、コミュニティ黎明期の未成熟さと勢いが薄れてニコ厨も減少した事から、こうした風潮は完全に過去の物となっている。
こうした傾向はやる夫スレ界隈においても同様であり、荒れる事が少なくなった事からか、それらの作品のキャラクターが登場する作品はもちろん、ニコニコ動画に関連動画がアップされる作品も少なからず存在する。
とはいえ、もちろんニコ厨的な言動は嫌われるのでTPOは正しく守って話題を選ぼう。
ニコニコ大百科[]
ニコニコ大百科( - だいひゃっか)は、ニコニコ動画に関連するありとあらゆる情報が書き込まれるWeb百科事典。
ニコニコ大百科の項目「ニコニコ大百科」も参照のこと
アニメや漫画の登場人物それぞれ個別の記事やネットスラングなど、実に多種多様で趣味的な記事が作られている。やる夫 Wikiの記事は参照サイトとしてWikipediaの同名項目へのリンクを貼ることが多いが、Wikipediaに記事が無い場合はニコニコ大百科へのリンクを貼ることが多い。ただし、Wikipedia以上に私観が入った内容である場合が多く、そのまま鵜呑みにするのは推奨されない。
やる夫を扱った作品[]
ニコニコ大百科の項目「やる夫シリーズ」も参照のこと
やる夫系掲示板にて投下された作品を動画化したものが投稿されている。
また、原作スレッドを持たないやる夫動画も投稿されている。これらには『やる夫のelonaプレイ動画』や『俺達はッ幻想郷に引っ越すようです』などがある。
支援のために用いられる場合もある。閲覧にはアカウントとログインが必要である。
関連項目[]
- やる夫で学ぶ著作権 - 2007年末時点の動画配信を題材に書かれた学ぶ系短編。
- 重音テト - 元々は「ニコニコ動画で大人気のVOCALOIDの精巧な偽物をつくり、ニコ厨を釣ろう」という企画から生み出された。彼女の声を担当した小山乃舞世は、後にニコニコ動画で歌い手としても活動している。
脚注[]
- ↑ 現実でも同人イベントで周囲を顧みずニコ動ネタで騒ぎ立てた集団が現れ、ニコ動内でも大きく問題視され注意喚起の動画が製作されたこともある。