\`ー-、_ _, r‐'´ヘ ヽ 、 \゙ヽ、_ / / 丶-- 、`゙ー─-一'´ .〉 ゙、丶_/ / .ヽー--一'´ヽ, | / `゙7 ,r──t r'´ .ヘ /_ ゙i ,__ /. _| l r-、_ / / .l / / r 、 \ | | l レ'´__〈 `゙ー-、 ̄  ̄`7. ,、l / / ./,ヘ ヽ、/ |.| l /-ヘ, ` 7 ,ヘ ム.〈 l .// l l_,ー-,..l.l . ノ/ '´ .ヘ / -' i.、 \ イ .l ! ´ _, r-' _,/-' ー'´_r, , r' ./l .ー,l .l l .レ´ . ヘ . l ヽー'_ r‐, ..、´ `゙ヽ ‐'´ / ./ / .l / ! .l .l ヘ .マ .ハ ., ヘ l.ヘ_/ / / l / / l .l l .ハ i、 .,' ハ i マ.ヘ .l / ./ / / ./ l l l ム l ',ヘ\ / /.l l マ ム 〉 . 〈 l .イ / / ,.! ヘ 丶、l .! ヘ .マ丶、 / イ ,l l マ V ,、 .ム .! l .ヽ、 l `, .ハ .l .ハ \ l / / l.l ヽ .〈 .ヽ、゙ー一' l .l .l / 丶、__ノ \丶 // l.l .∥\ヘ \ _,、_,ノ .l .l `゙ー- 、_ \ レ ./ `ー ゝ' .ヘl  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 世界全土を電子ネットワークが覆いつくし、サイバネティック技術が普遍化した未来。 宇宙殖民など稚気じみた夢。人々は灰色のメガロシティに棲み、夜な夜なサイバースペースへ逃避する。 政府よりも力を持つメガコーポ群が、国家を背後から操作する。 ここはネオサイタマ。鎖国体制を敷く日本の中心地だ。 (「メリー・クリスマス・ネオサイタマ」#1より)
ニンジャスレイヤーは、ブラッドレー・ボンドとフィリップ・N・モーゼズによる原作をもとにしたWeb小説。略称は「忍殺」「ニンスレ」。
ニコニコ大百科の項目「ニンジャスレイヤー」も参照のこと
概要[]
ネットとサイバネ技術が発展した近未来、重金属酸性雨が降りしきる日本首都・ネオサイタマでは、超常の力を振う「ニンジャ」達が暗躍していた。ニンジャの抗争に巻き込まれて妻子を失い、自らも死に瀕したサラリマン、フジキド・ケンジはニンジャとして覚醒・蘇生する。フジキドは悪のニンジャ組織「ソウカイヤ」を滅ぼすべく、「ニンジャスレイヤー」=ニンジャを殺す者となって復讐のため戦う――
日本では有志の「翻訳チーム」が英語で書かれた原作を翻訳し、サイバーパンクニンジャ活劇小説と銘打って2010年より逐次twitter上で配信する、という形で公開されている。肝心なところでピントがずれている絶妙な「ガイジンの考えた日本観」と、元々テンションの高い原版を機械翻訳的に訳したトンチキな台詞回しが特徴。それでいて物語としての質は高く、徐々に評判が広がり、「ニンジャヘッズ」と呼ばれる熱狂的ファンを生み出した。2012年の加筆修正された書籍版の発売を皮切りに、コミカライズやオーディオドラマ化、アニメーション化など、ネット外への広がりも見せている。
やる夫スレにおいて[]
ネット上で本作が広まるにつれ、原作をやる夫スレ化したものや、作品紹介を行う学ぶ系スレの他、「スパイダーマン 》8《 アトラク=ナクア」のように本作のアトモスフィア[1]のみを取り入れたスレなどが見られるようになった。フジキドは「家庭を持ったサラリマン」という共通点からか野原ひろしで、他キャラクターは忍者ということからNARUTO -ナルト-のキャラクターのAAで代用されることが多い。
書籍化に伴い、漫画家のわらいなくの手によって各キャラクターのイラストが起こされているが、「公式作品のキャラ造形は一例にすぎず、読者各人の多様性を推奨する」と公式が表明している通り、3つのコミカライズ作品からしてそれぞれ大幅に作風・デザインが異なっている[2]。『ニンジャスレイヤー』関連のAAは、書籍版のわらいなくデザインに沿ったものかTVアニメ版のキャラクターをAA化したものが多い。
ニンジャとは[]
作中における「ニンジャ」は、史実に存在した「忍者」ではなく、超常の力を振るうアメコミヒーロー的な存在。超古代の日本を発祥とする武闘集団であり、かつては多くのニンジャが大手を振って歩き、一般人を虐げていたが、何らかの原因で歴史から姿を消し、その足跡は隠蔽された。
作中の殆どの「ニンジャ」は平安時代に命を落としたニンジャの魂が憑依した者を指す。大抵はニンジャの本能的な邪悪さに呑まれ、人命を軽く扱う酷薄な性格に変わってしまう。修行によってニンジャ化した者は「リアルニンジャ」と呼ばれ区別される。個人差もあるが驚異的な身体能力(『ニンジャ筋力』『ニンジャ動体視力』等)を持ち、憑依したニンジャソウル由来の特殊能力(ユニーク・ジツ)を持つ者が大半を占める。通常、本名とは別にカタカナのニンジャネームを名乗る。
本編の時代においては、ニンジャは架空の存在とされているが、一般人にはかつて虐げられていた時代の恐怖がDNAレベルで染みついており、ニンジャ存在を目の当たりにした時「ニンジャ・リアリティショック」と呼ばれる恐慌状態に陥る。
忍殺語[]
ニコニコ大百科の項目「忍殺語」も参照のこと
原版をまるで機械翻訳したかのような、カタカナや感嘆符、疑問符を多用した独特のセリフやト書きは「忍殺語」と呼ばれている。妙に中毒性が高く、無関係なスレでも登場人物のセリフや作者のコメントに用いられることがしばしばある(その際は合いの手も忍殺語で行われる場合が多い)。以下はその例。
- 「アイエエエ!?」 - 驚愕の悲鳴。アメコミなどで一般的な英語表記「AIEEE!?」をそのままローマ字読みしている。
- 「ニンジャ!? ニンジャナンデ!?」 - 一般人がニンジャを目の当たりにした際の恐慌を表すセリフ(上記「アイエエエ」に続けて使われることが多い)。「ニンジャ」を適宜別の語に置き換えることで、汎用性の高い合いの手となる。
- 「ドーモ、○○=サン。△△です。」 - アイサツはニンジャ間の神聖な儀式であり、相手を威圧する意味もかねて必ず行われる。アイサツなしの不意打ちは一度だけ許される(その程度で死ぬようなサンシタにはアイサツの必要もない)が、アイサツ中に攻撃するのはスゴイ・シツレイとされる。また、本作の日本人は親の仇にも敬称をつけて接する礼儀正しさを持つ。
- 「イヤーッ!」「グワーッ!」 - それぞれ攻撃、被ダメージの際に発するシャウト。戦闘時のやりとりは地の文とこの「イヤグワ」の応酬で描かれる。女性キャラのダメージ描写には「ンアーッ!」が使われることが多い。更に絶命寸前では「アバーッ!」の断末魔が上がり、最期は体内のニンジャソウルが暴走、「サヨナラ!」の声と共に身体が爆発四散する(当たり前だがニンジャのみ)。
- 「実際スゴイ」 - 強調の副詞「actually」を直訳した「実際」が多用される。なお、作中ではプロハッカーの能力を下からスゴイ級→テンサイ級→ヤバイ級と表現する。
- 「○○はいない、いいね?」「アッハイ」 - 原作者訓示とヘッズの返答が元ネタ。前者は「不都合はなかった」ことをごり押しで納得させるためにヘッズが改変ネタとして多用する。後者は本編にもまれに登場する、急な要望を思考停止気味にとりあえず肯定してしまう日本人のクセを表現したもの。
- 「ワザマエ!」 - 戦闘中の美技に対して、地の文で送られる称賛の感嘆詞(「お見事!」的なニュアンス)。類義語として「タツジン!」がある。
- 「古事記にもそう書かれている」 - 忍殺における民明書房。「平安時代の哲学者にして剣士、ミヤモト・マサシの言葉である」も同様に使われる。
登場人物[]
- ニンジャスレイヤー(フジキド・ケンジ)
- ダークニンジャ(フジオ・カタクラ)
- タカギ・ガンドー
- ヤモト・コキ
- ヤクザ天狗
- クローンヤクザ
- ラオモト・カン
- シルバーカラス
- フォレスト・サワタリ
スレッド一覧[]
スレッド名 | 作者 | まとめURL | 備考 | 連載期間 |
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脚注[]
- ↑ 「雰囲気」の意。作中で乱用される忍殺語表現の一つでもある。
- ↑ 書籍版準拠の『ニンジャスレイヤー』、BL路線の『グラマラス・キラーズ』、比較的ライトな少年漫画路線の『殺(キルズ)』
- ↑ メタルマックスシリーズとのクロスオーバー作品。