ハンニバル・やる夫・バルカスがローマに喧嘩を売るようです

　　　ハンニバル！　　ハンニバル！　　雷光の若き獅子よ！　　アルプスを越えし将軍よ！

　　　　　　 ローマを続けざまに四度叩き伏せし将軍よ！　　我らがアフリカの星よ！
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ハンニバル・やる夫・バルカスがローマに喧嘩を売るようです
略称	やる夫ハンニバル、やるニバル
作者	◆LG07qCBrq2
ジャンル	歴史
時代	紀元前247 - 紀元前183
舞台	地中海世界
投下日	2008年9月20日
投下板	ニュース速報(VIP) →パート速報VIP
状態	完結
最終投下日	2009年2月1日
話数	全20話（後夜祭2話）

ハンニバル・やる夫・バルカスがローマに喧嘩を売るようですは、カルタゴの将軍「ハンニバル・バルカス」の生涯を描いた歴史系長編やる夫スレ。

作者は◆LG07qCBrq2。2008年9月20日から2009年2月1日にかけて連載された。

概要

第二次ポエニ戦争（紀元前219～紀元前201）を開始したとされるカルタゴの武将であり、世界史上屈指の戦術家・ハンニバル（紀元前247～紀元前183）の生涯と、第二次ポエニ戦争（紀元前219～紀元前201。カルタゴ vs ローマ）を描いた歴史系やる夫スレ。

地図AA職人として名高い作者ならではの地図AAを駆使した戦術表現についての評価が高い。本作のやる夫は史実のハンニバルをなぞっているので、物語の途中で独眼となり、以後は独眼AAで物語が進んでいく。

ウィキペディアの項目「ハンニバル」も参照のこと

幕間は蒼星石とホロが務めている。やる夫が遠征のため旅立ってしまうので、国に残された夫人のイミリケ（蒼星石）は早々に出番がなくなってしまい、幕間での解説役へと回る。

新城直衛を起用した最初期の作品としても有名。新城以外の「皇国の守護者」のキャラクター達もやる夫軍（特に新城の部隊）の兵士役で登場している。また敵対するローマ勢力は涼宮ハルヒシリーズやガンダムシリーズからキャスティングされている。

主な登場人物

カルタゴ（スペイン）

• ハンニバル・やる夫・バルカス (紀元前247～紀元前183)
• シチリアのシレノス（やらない夫） - やる夫の家庭教師。やる夫軍に従軍し戦記を記す。
• イミリケ（蒼星石） - やる夫の妻。幕間ではホロと共に解説役をつとめる。
• ハシュドゥルバル・バルカス（できる夫） - やる夫の次弟。やる夫軍の武将。
• マゴーネ・バルカス（いく夫） - やる夫の末弟。やる夫軍の武将。
• マゴーネ（新城直衛） - やる夫軍の武将。非常に有能。
• マハルバル（ロイ・マスタング） - ヌミディア出身の騎兵隊長。やる夫の騎兵戦術には必須の人材である
• ハンノ（福田康夫） - カルタゴ本国の政治家。反バルカス・反外戦派の長。

ローマ

• スキピオ・アフリカヌス（涼宮ハルヒ） (紀元前236～紀元前183頃)
• ファビウス（キョン） - ローマの独裁官（つまりトップ）。戦争初期は「のろまのファビウス」と国内から悪評を受けていたが、その持久戦戦略はカルタゴ軍を大いに苦しめ、後に「ローマの盾」と称された。
• マルケルス（古泉一樹） - ローマ軍最優秀の武将。ファビウスの「盾」に対し「剣」と並び称された。
• グラックス（朝比奈みくる） - ローマの武将。彼の軍団は退役後の解放を約束した奴隷達で構成されており、愛国心より彼個人に忠誠を誓う兵が多い。みくるだが時々ゴトゥーザ様のキャラが入る。
• レウィヌス（長門有希） - ローマの武将・政治家。マケドニア封じ込め政策を担当。
• クラウディウス・ネロ（シャア→クワトロ） - ローマの武将。マルケルスの部下。
• 大カトー（佐々木） - スキピオの政敵。戦後のカルタゴ復興を警戒視していた

ヌミディア

• マシニッサ（エドワード・エルリック） - ヌミディア西王国の王。序盤はカルタゴと組んでいたが、後にヌミディア内部の主導権争いで自分の王国を奪われたため、ローマのスキピオの元に身を寄せる。
• シファクス（ゾルフ・J・キンブリー） - ヌミディア東王国の王。後にカルタゴの将軍ギスコーネ（伊藤誠）と手を組んでマシニッサの西王国を攻め落とし、マシニッサがローマと組むきっかけを作ってしまう。

外部リンク

• まとめ（それにつけても金のほしさよ）：ハンニバル・やる夫・バルカスがローマに喧嘩を売るようです まとめ
• まとめ（やる夫まとめ劇場(仮)）：ハンニバル・やる夫・バルカスがローマに喧嘩を売るようです　目次
• まとめ（あんそく）：やる夫ハンニバル の記事一覧 - 長期間更新されておらずAAが大きく崩れているため閲覧は困難。
• まとめ消滅（私撰やる夫まとめブログ）：ハンニバル・やる夫・バルカスがローマに喧嘩を売るようです

関連項目

• 新城直衛 - この作品以降、やる夫スレでの登場が増えた。
• 塩野七生 - 参照資料の一つ。主に「ローマ人の物語①ローマは一日にして成らず」「同②ハンニバル戦記」がベース。