パンナコッタ・フーゴ

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パンナコッタ・フーゴ
原作・出典元	ジョジョの奇妙な冒険
性別	男
一人称	ぼく
性格	常識人/突然キレる
特徴	穴あきスーツ/苺アクセ
口調	丁寧

パンナコッタ・フーゴは、荒木飛呂彦の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」Part5の登場人物。スピンオフ小説『恥知らずのパープルヘイズ』では主役を務めている。

ニコニコ大百科の項目「 パンナコッタ・フーゴ」も参照のこと

概要

イタリアのギャング団「パッショーネ」の一員である16歳の少年。ブローノ・ブチャラティのチームに所属しており、チーム内ではジョルノ・ジョバァーナに次ぐ年少ではあるものの、古株に数えられる。ナランチャ・ギルガを助けた張本人でもあり、暇なときは彼に勉強を教えている。

裕福な家に生まれた頭脳明晰な少年で、飛び級で大学へも進んだが、前触れなくキレて暴力的になる性格が災いし、教師に暴行したためにギャングの下っぱに転落した。普段は自分の凶暴性とスタンドを抑えているものの、それでも時々激発する危険人物。コンピュータ技能にも長けているらしく、チーム内では情報面でのサポートを担当することが多い。

キレるタイミングがわからないというただ一点を除けばブチャラティチーム1の常識人であり、それ故に中盤、組織を裏切る決意を固めたブチャラティと、それに従った奇妙なチームメンバーについていくことが出来ず、以降は物語に関わらなくなる。常識的には確かに正しい選択ではあったものの、流石に本人は葛藤していたようで、後年刊行されたノベライズ版『ゴールデンハート/ゴールデンリング』ではパッショーネ側からチームを側面支援する姿が描かれている。

ジョルノがパッショーネを乗っ取ったPart5の後日譚『恥知らずのパープルヘイズ』では主役に抜擢される。ブチャラティを見捨てたことが原因で新組織の中で孤立していたある日、ジョルノから組織内での信頼を取り戻すための任務を与えられ、新たな戦いに挑むことになる。

スタンド：パープル・ヘイズ

獰猛な亜人型のヴィジョンをとる近距離パワー型スタンド。最大の特徴は両拳に3つずつついたカプセルで、これが割れると周囲に「殺人ウイルス」が撒き散らされる。ウイルスは光で殺菌されるので長持ちはしないが、感染した生物の肉体はわずか30秒ほどでグズグズに崩れ落ちてしまう。厄介なことに本体のフーゴにも感染するため、滅多なことでは使用しない。

マジシャンズ・レッドやザ・ハンド等と同様、能力を強く設定しすぎたがために本体の出番を減らさざるをえなかったスタンドの一つである。

主な作品

• やる夫が殺人ウイルスを手にしたようです。
• キル夫がお姉さまになるようです。 - キル夫（=キル穂）の転校前からの友人。常識人で、主に驚き役。

関連項目

• ブローノ・ブチャラティ - チームリーダーだが、後に袂を分かつ。