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フェイスレス
原作・出典元 からくりサーカス
性別
一人称
性格 ひょうきん、わがまま、執念深い
口調 「~だよーん」等、ふざけたもの
  

フェイスレスは、藤田和日郎の漫画「からくりサーカス」の登場人物。

ニコニコ大百科の項目「フェイスレス」も参照のこと

概要

だって、僕は『自分を信じている』もん。自分を信じて『夢』を追い続けていれば、夢はいつか必ず叶う!

人間に害をなす自動人形(オートマータ)の殲滅を目的とする超人「しろがね」の幹部。しろがねをサイボーグ化することによってさらに戦闘力を上げた「しろがね-O」を率いる。しかし人間性を重んじる他のしろがねからはそのやり方を疎んじられており、部下以外からの人望は薄い。

自動人形に対する憎悪は本物であり、かつて婚約者を自動人形によって奪われ、結果殺されたという過去を持つ。

サハラ砂漠での自動人形との決戦の最中に、その命を落とす。

【以下、重大なネタバレ】

その正体は最初の「しろがね」白銀(バイイン)の弟であり、自動人形の生みの親・白金(バイジン)その人[1]。サハラでの死は偽装であり、その後主人公たちの前に立ちはだかる強大な敵として本性をあらわにする。

彼の目的はかつて愛した女性・フランシーヌ及び彼女とうり二つの容貌を持つ血縁者たちと結ばれることであり、全ての行動はその一点に集約される。その愛情は本物であるが一方通行にすぎず、相手の気持ちを一切考えない非常に身勝手なものである。

ちなみに上記の過去は、実際はフランシーヌ=婚約者、白銀=自動人形と置き換えた、白金にとって都合のいい視点で歪められた自身の過去である[2]

「分解」「溶解」「理解」という三つの特殊能力を持ち、そこから「三解のフェイスレス」という異名で呼ばれる。また顔の皮膚が非常に柔らかく、変形させることで別人になりすますという特技も持つ。

やる夫スレにおいて

頭脳派の悪役として登場することが多い。

また優れた錬金術師でもある為、発明家やマッドサイエンティスト役に適している。

主な作品

脚注

  1. 正確には白金本人は故人であり、別人の脳に白金の記憶を送り込むことで生み出したクローンのような存在である。
  2. 実態は白銀の妻となったフランシーヌを奪ったのは白金の方である。
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