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ムルタ・アズラエル | |
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原作・出典元 | 機動戦士ガンダムSEED |
性別 | 男 |
愛称・呼び名 | アズラエル、アズにゃん、盟主王 |
一人称 | 僕 |
性格 | お坊ちゃま |
口調 | 慇懃無礼 |
ムルタ・アズラエルは、アニメ「機動戦士ガンダムSEED」の登場人物。
ピクシブ百科事典の項目「ムルタ・アズラエル」も参照のこと
概要
反コーディネイター政治団体「ブルーコスモス」の盟主にして、軍需産業に強い力を持つ「アズラエル財閥」の御曹司。実務家としての能力は高く、地球連合軍に対しても強い影響力を持つばかりか、自らオブザーバーとして戦艦に乗り込み、戦場へ首を突っ込むとんでもない行動力の持ち主でもある。
基本的には「自己中心的で自分勝手なおぼっちゃん」で、周囲からは無駄に挑発的な振る舞いと激発のしやすさから白眼視されているが、その立場に相応しいだけの能力は伴っている。また、その言動は意外と物事の真理をついていることも多い。根源にある狂気を、自らの立場と実力と正論の理論武装で押し通してしまう点が、彼のもっとも厄介な所である。
劇中での登場は物語が終盤に差し掛かったところであり、パトリック・ザラと共にラウ・ル・クルーゼに利用される「表の黒幕」としての役割を存分に果たした。最期は度重なる無茶な命令に反発したナタル・バジルールを拷問し、自らアークエンジェルを討とうとするが叶わず、反撃を受けて宇宙の塵となった。
ファンからの支持
家系の影響に加え、幼少期に同年代のコーディネイターにどうしても敵わず、軽くあしらわれた事がトラウマとなっており、それがコーディネイターへの憎悪につながっている。悪役ではあるのだが、その人間くささや、財閥御曹司でありながらネガな感情を抱える「持たざる者」という立場であることが親近感を抱かせるためか、彼のファンは多い。
また、劇中で見せた様々な表情(余裕をこいていたかと思うと追い詰められた途端にキレる落ち着きのなさ、思わず重大機密を発見した時の哄笑)や時折言い放つ正論など、ネタにも事欠かない。名前から「アズにゃん」、担当声優の檜山修之氏繋がりの「盟主王(『勇者王ガオガイガー』ネタ)」と呼ばれることも多い。
やる夫スレにおいて
基本的に過激な思想と鼻持ちならない言動を除けば有能な人材であるため、やる夫スレにおいては、過去のトラウマに囚われず怒りっぽくもない「きれいなアズラエル」がまま見られる。
登場の際の役どころは、原作における立場から、大会社の社長や貴族など、社会的地位に恵まれた裕福な人間であることが多い。その財力でやる夫の活動を(純粋な好意や黒い目的で)サポートしたり、敵に回るパターンに大別される。
主な作品
- やる夫はDQ3の世界で生きていくようです - アリアハンの男爵。貴族としての出世より商売に熱心で、やる夫と手を組む。
- やる夫がお隣のお姉さんを孕ませたようです - 番外編にて登場。とある名家の執事。
- やる夫のサクラ大戦2~君、死にたもうことなかれ~ - 芝村と並ぶ大財閥のトップ。帝國華撃団への出資を求められる。
- 怪盗紳士やらない夫 - 銭形をライバル視するエリート警官。
- やる夫で学ぶガンダムSEED C.E.の歴史 - 「サザエさん方式」の本人役。C.E.黎明期よりロゴス、ブルーコスモスならびに経済界を代表する立場。
- やる夫達は王道を突き進むようです - 王道大好きな極悪大富豪どもの一人。
- やる夫で学ぶJリーグの旅 - アビスパ福岡のサポーター(盟主繋がり)。
関連項目
- ラウ・ル・クルーゼ - 裏で手を組むが、実はアズラエルが踊らされていたに過ぎなかった。