やる夫 Wiki
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| 原作=[[銀河英雄伝説]]
 
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| 一人称=私
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| 特徴=東洋系
 
| 特徴=東洋系
 
| 口調=穏やか
 
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2013年4月13日 (土) 14:17時点における版

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ヤン・ウェンリー
原作・出典元 銀河英雄伝説
性別
愛称・呼び名 不敗の魔術師/奇跡のヤン/魔術師ヤン
一人称
性格 ものぐさ/人格者
特徴 東洋系
口調 穏やか
備考 ライバル:ラインハルト・フォン・ローエングラム
  

ヤン・ウェンリー(楊文里・Yang Wen-li)は、SF小説「銀河英雄伝説」の登場人物。

ウィキペディアの項目「ヤン・ウェンリー」も参照のこと

概要

自由惑星同盟側の主人公。初登場時の年齢は29歳で、階級は准将(最終階級は大将)。歴史家を志すも、商人の父が遺産を残さず死去したために学費が無料の士官学校戦史研究科に入学するが、科が廃止されたことで戦略研究科への転科を余儀なくされる。卒業後は銀河帝国軍との戦いで多大な功績を上げ、銀河帝国側からも一目置かれる同盟軍の英雄として祭り上げられていくものの、元々戦争が嫌いなこともあって終始軍を辞めたがっていた。

勤務態度はものぐさで、戦略・戦術面以外はからきしの問題軍人。しかしその作戦立案・用兵能力は作中最高峰で、戦略面でラインハルト・フォン・ローエングラムに幾度となく苦汁を舐めさせられるも[1]、「戦闘」において敗北することは皆無だった。後世の評価では「後方の大軍師」と見られることが多いが、実際は一貫した前線指揮官であり、劣勢時には最後まで残って部下を援護する根性も持ち合わせている。戦史研究と生来の柔軟な考え方で数々の「奇策」を考え付くも、ヤン自身は至って堅実派で、そうした奇策ばかりが持て囃される風潮に辟易していた。

私人としては軍人離れした風貌と、温和で柔軟な性格が特徴。生活は養子のユリアン・ミンツに任せきりにしており、先輩のアレックス・キャゼルヌからは「首から下は役立たず」とまで評されている。毒舌家でもあり、腐敗した権力者や無能な人物には仮借のない批判を行い、敵を作ることも多かった。

軍人らしくない人格に反する名将ぶり、「自由と民主共和制」を重んじた高潔さ、自らの望む道を歩めぬままにテロリズムの犠牲となった最期から、原作者の田中芳樹が「予想外」と述べるほどの支持を集めた「銀英伝」屈指の人気キャラクターである。彼の死が描かれた章「魔術師、還らず」は、今なおヤンの信望者の間でトラウマとして語り継がれている[2]

やる夫スレにおいて

原作での名指揮官ぶりを反映して、歴史系やる夫スレにおける参謀役や、やる夫に立ちはだかる知将としての出演が多い。また「不敗の魔術師」や「魔術師ヤン」の別名から、文字通りの魔法使い役として起用されることもある。

銀河英雄伝説原作のやる夫スレにおいては、原作通り自由惑星同盟の代表的存在として活躍している。

主な作品

脚注

  1. 帝国元帥で強権を振るえたラインハルトに対し、一介の前線指揮官に過ぎないヤンは何かしらの制約の元で戦うことが多かった、という事情もある。
  2. ファンによる彼の葬儀が日比谷公会堂で盛大に(ユリアン役・佐々木望氏、ポプラン役・古川登志男氏、ミュラー役・水島裕氏の三名が弔辞を読んだ)行われている。ちなみに、ヤン役の富山敬氏はラストシーンの収録後、ヤンの後を追うかのように急逝している。