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中二病(ちゅうにびょう)とは、思春期の少年少女にありがちな特定の行動を起こす者を指すネットスラングである。「厨二病」とも表記される。
ウィキペディアの項目「中二病」も参照のこと
ニコニコ大百科の項目「中二病」も参照のこと
概要[]
思春期の少年が行いがちな自己顕示欲・自己陶酔に基づく珍妙な言動・行動に対する蔑称の一つ。もともとは深夜ラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』内における伊集院光の発言とその発言を元に作られた番組内コーナータイトルであった。
伊集院氏は中二病を「子供っぽい、他人が良いと思うモノを見下し、大人っぽい物を格好良いと思う」ようなものと発言している。すなわち「大人に反発する不良に憧れる」「子供っぽい「せいぎのみかた」よりもダークヒーローや悪役にハマりだす」「無理をして不味いコーヒー(エスプレッソ)を飲み始める」といった具合。しかし、現在の「中二病」という言葉は元々の定義からかけ離れ、「邪気眼」と呼ばれる別ジャンルにすり替わっている。上記AAの水銀燈の言動も邪気眼のそれである。
「過去の事情から自分は他とは違った存在と思い込んでいる(本当は差が無い)」「難解な言語や外国語など、他が知らないであろう言葉をやたら使いたがる」傾向にある人物は中二病と呼ばれる。あくまで「不思議な力を持っていないのに持っているみたいに振る舞う」と言うのが中二病(邪気眼)であり、実際にその言動に相応しい力を持っている(例えば上記AAの水銀燈も、実際にはそういった能力を持っている)場合には、中二病という言葉を使うのはふさわしくない。しかし、そうした設定でも「中二病っぽいキャラ」全般を指して「中二病」と呼ばれることが殆どである。
やる夫スレなど何かしらの物語を作る人間にとっても重要な要素となっており、自らの中二病を上手く扱えてこそ面白い物語が作れると言ってもよい。
関連キャラクター[]
- 岡部倫太郎 - ある理由から意図的に中二病キャラを作っているという面もあり、根は小市民的性格。
- 黒猫(五更瑠璃) - 家庭でも言動が変わらず、ほぼ完全に中二病キャラを自分のものにしている。
- 羽瀬川小鳩 - リアル中学生によるリアル邪気眼の例。「なりきり」の要素を含んでおり、しばしば素の性格に戻る。
- 神崎蘭子 - 同じくリアル中学生によるリアル邪気眼。レトリックの多彩さが目を見張る。
- 二宮飛鳥 - リアル中学生によるリアル中二病だが邪気眼ではない本来の中二病キャラ。
- 小鳥遊六花 - 重度の邪気眼患者。作品が作品だけに…。
- 丹生谷森夏 - 原作では本来の、アニメでは邪気眼系の、中二病から醒めて卒業した元患者。
- めぐみん - 種族全体が邪気眼系中二病に染まっており、彼女もその影響を受けている。