円環の理(えんかんのことわり)とは、シャフト制作のアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の最終話において、魔法少女の一人である巴マミが唐突に発した謎ワード。
概要[]
かねてより中二病疑惑を持たれていた巴マミから、何の脈絡もなく発せられたこの言葉により、彼女の中二病キャラを定着させてしまうに至った。
言葉そのものに特定の意味はなく、魔法少女まどか☆マギカならびに巴マミを象徴する言葉として多様な使われ方をしている。以下に一例を示す。
- 「死」を中二病っぽく言い換えたもの。
- 「円環の理」と書いて「魔法少女まどか☆マギカ」とルビを振られる。
- BD/DVD1巻初版にて見つかった、巴マミが同じ言葉を繰り返す不具合を指す。
などがある。
また、円環の理から派生した「円環のお断り」という言葉も存在する。
※以降ネタバレ[]
作中での本来の意味は、魔法少女の間に伝わる伝承(オトナアニメVol.21の虚淵玄氏へのインタビューより)であり、つまりは巴マミのオリジナルではなかったのだが、初出の時点でそんなことが視聴者に分かる筈もなく、円環の理という言葉が独り歩きした結果今では巴マミの中二病キャラを象徴する言葉となってしまっている。
ちなみに「円環」という言葉は、同作品の主人公である鹿目まどかの名前が由来であると考えられる。