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ジョジョの奇妙な冒険 > ジョジョの奇妙な冒険の登場人物一覧 > 岸辺露伴
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岸辺露伴
原作・出典元 ジョジョの奇妙な冒険
性別
愛称・呼び名 露伴先生
一人称 ぼく
性格 傲岸不遜 自己中心的
特徴 横撫での髪とヘアバンド
備考 友人:広瀬康一
天敵:東方仗助
  

岸辺露伴(きしべ ろはん)は、荒木飛呂彦の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物。

ウィキペディアの項目「岸辺露伴」も参照のこと

概要[]

M県S市杜王町に住む天才マンガ家。20歳。週刊少年ジャンプで「ピンク・ダークの少年」[1]を連載し、人気を得ている。面白い作品を生み出し、それを読んでもらう事を至上目的としており、富や名声にはまるで興味がない[2]

「天才」の類に漏れず性格には問題があり、高慢で自己中心的。面白い漫画を描くためにリアリティを追い求め、そのためなら非常識な行動に躊躇いなく及ぶ(例「味もみておこう」)。さらに他人をことごとく見下しており(承太郎やジョセフ等は別)、彼の性格を知る多くの人間からも嫌われているが、広瀬康一との間には奇妙な友情が成立している。また名言「だが断る」にも象徴される通り、時にはこの高慢さが謎の高潔さを醸し出す。

身体能力などの言及はないが、作画の腕前に関しては最早非人間的(アシスタント無しで毎週19ページの連載を難なくこなす)。これは後にスタンド戦でも生かされることになる。

仗助や康一とは違い、漫画以外のことにはまるで興味もないため、杜王町に潜む殺人鬼のことを知った時も当初は「殺人鬼にインタビューするのも面白い」とうそぶきながら捜索を行っていたが、その過程で最初の事件の被害者・杉本鈴美と自分の忘却していた過去を思い出し、以降は本格的に追うようになる。

スピンオフ『岸辺露伴は動かない』[]

露伴を主人公またはナビゲーターとした短編シリーズ。『岸辺露伴△△へ行く』というパターンもある。一部のEPは、露伴の奇妙な体験を荒木飛呂彦が漫画化したという設定になっている。2017年には別作者達によるオリジナルストーリーの短編小説集が発表された。

基本的に杜王町の中で完結している第4部キャラ達の中では、露伴は特例的に、取材という名目で様々な場所に出かけている。4部本編の露伴とは諸設定が異なっている様子で、中には8部と連動するような要素もみられる[3]

スタンド:ヘブンズ・ドアー(天国への扉)[]

「ピンク・ダークの少年」そのものの姿をした人型のスタンド。他人を「本」に変える能力をもつ。

本にはその人物の記憶が全て記されており、新たな文章を書き込むことで、その通りの行動を行わせることもできる(例:「イタリア語を完璧に話せる」「時速70kmで後ろに吹っ飛ぶ」など)。ただし、自分の記憶は読むことはできず、死体は情報を読み取ったり文章を書き込むことはできない[4]。敵を本にして動きを止め、さらに「岸辺露伴に攻撃できない」と書き込んで無力化するのが基本戦法。

当初は相手に漫画原稿を直接見せることで発動、成長して空中に描いた線画を見せることで発動(合わない相手もいる)、ついにははっきりとした人型のビジョンをとるようになった。幾つかの欠点はスタンドの成長に伴い克服されている。

やる夫スレにおいて[]

原作での個性的なキャラクターのままで登場することが多い。

また、短編形式である『動かない』を模したやる夫スレ作品もみられる。

主な作品[]

やる夫Wiki内で「岸辺露伴」を検索

脚注[]

  1. このタイトルは荒木飛呂彦の過去作「魔少年ビーティー」のパロディと思われる。乙一のスピンオフ小説では「第3部50日間の冒険を完結させすぐさま第4部に突入」という、こちらはジョジョそのもののパロディがされている。
  2. 特に金銭には無頓着であり、漫画の資料やインタビューのためには山を買い取るなど湯水のごとく金を使っている。
  3. リーゼントの学生も登場するのだが、パラレルゆえか名前は出されず顔も映らないようにされている。作者コメントで曰くに「ジョジョリオンの隣の世界の出来事」であるとのこと。
  4. 死体を本にすると「死」と言う文字がびっしり書き込まれている。瀕死の人間の場合は中の情報がどんどん消えていく。ただし『動かない』のほうでは少々設定が異なるようで、調理済みの鶏肉に能力を使うと賞味期限の残り時間が表示された。
  5. 「岸辺露伴は動かない エピソード5:富豪村」(週刊少年ジャンプ2012年45号掲載・2012年10月6日発売)の後に投下された。

関連項目[]

  • だが断る」 - 彼のキャラクター性を象徴する台詞である。
  • 荒木飛呂彦 - ジョジョの奇妙な冒険の作者。露伴は彼の「マンガ家としての理想」のキャラクターだそうである。
  • 東方仗助 - 初対面の際の康一が被害にあった出来事からも仲は険悪。
  • 広瀬康一 - 数少ない友人。露伴が見下さないで接する唯一の人物。
  • 吉良吉影 - 過去に因縁があり、それを知って以降は本格的に彼を追うようになる。

外部リンク[]

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