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悠久山安慈
原作・出典元 るろうに剣心
性別
一人称
性格 物静か
特徴 目の下の隈
口調 紳士的
  

悠久山安慈(ゆうきゅうざん あんじ)は、和月伸宏の漫画「るろうに剣心」の登場人物。

ピクシブ百科事典の項目「悠久山安慈」も参照のこと

概要[]

志々雄真実率いる精鋭集団・十本刀の一人。通称「明王の安慈」。十本刀の中でも三番手と言われる程の実力者。

東北地方の僧侶だったが、明治新政府が発した廃仏毀釈に端を発する放火事件により寺を焼かれ[1]、育てていた孤児たちを殺されたことから、祈りや慈悲だけでは人は救えないという絶望に至る。その後復讐のため身体を鍛え上げ、犯人達を手にかけ破戒僧と化した。明治政府打倒のため志々雄と手を組んでいるが、志々雄が政府を打倒後に自らと道を違えた場合は反旗を翻すつもりでいる。

元々は虫も殺せぬような心優しい人物であったが、復讐を誓った際に憤怒の感情に満ち溢れ、邪悪な者へ容赦しない性格となった。とはいえ生来の慈悲が完全に失われたわけではなく、無用な殺生は嫌い、普段の口調は至って紳士的。目の下の隈は復讐の心を忘れぬよう子供たちの焼死体の炭を塗り付けたものであり、位牌を常に持ち歩いている。

その鍛え上げた体による凄まじい膂力だけでも脅威だが、破壊の極意と言われる「二重の極み」なる技術を体得しており、攻撃力は極めて高い。ひょんなことから「二重の極み」を行きずりの相楽左之助に伝授するが、未熟故に右手拳でしか放てない左之助と違い、極めている安慈は両手、蹴り、ひじ打ち、果ては頭突きでも「二重の極み」を打つことが可能。

主な作品[]

脚注[]

  1. 廃仏毀釈に積極的な協力を見せることで明治新政府に媚を売り、その恩恵を少しでも多く受けようと目論んだ村の村長一派の私欲によるもの。

関連項目[]

  • 志々雄真実 - 明治新政府打倒を志し、同盟を組んだ相手。
  • 相楽左之助 - 「二重の極み」を伝授した。
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