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戦場のアメリカンフットボール | |
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作者 | トリップ無し |
原作 | オリジナル |
時代 | 2001年、2011年 |
舞台 | アメリカ、および中東某国 |
投下日 | 2012年1月14日 |
投下板 | やる夫板II |
状態 | 一話完結 |
主な登場人物 | やる夫、ダッチ、マザーファッカー・do夫、サマーソルト・タメマチ・don't夫 |
まとめ | やる夫短編集 阿修羅編 |
戦場のアメリカンフットボールは、オリジナルの一話完結のやる夫スレ。作者のトリップは確認されていない。
2012年1月14日に投下された。
概要[]
中東から来た一人の留学生を拒絶したアメリカが、その結果として何を代償として支払わされたか、彼の恩師が何を思ったのかを淡々と書いたドライな短編。
未だに残る人種差別や、『911』の被害者はアメリカ人だけではないことを、暗く重い流れと共に明確に描写している。
あらすじ[]
アメリカンフットボールに憧れてアメリカの大学に留学した中東某国の青年。しかし、彼を待っていたのは、レイシストのチームメンバーによるいわれなき差別とリンチであった。
黒人の監督はそんな彼に、「この世界には、アメフトのゴールラインのように、何かを隔てる線が存在する。自分たち有色人種は、実力を見せることでその線を越えなければならない」と諭す。
やがて類まれな脚力を監督に見出された青年は、彼から「ライトニング・ブリット」の異名を与えられ、ランニングバックとして起用される。いざ試合で実力を見せ、人種差別のラインを踏み越えようとしていた彼だったが…
それから月日は流れ、中東某国。現地に駐留する米兵たち相手に、「ライトニング・ブリット」のたった一人にして生涯唯一の試合が幕を開ける…。