白饅頭は人類絶滅の夢を見る
白饅頭は人類絶滅の夢を見る | |
---|---|
作者 | ◆EYA4Qm3Rn. |
原作 | オリジナル |
投下日 |
2011年4月9日(旧作) 2016年3月5日(リメイク) |
投下板 | やる夫長い理想郷板 |
状態 |
エター(旧作) 完結(リメイク) |
最終投下日 | 2018年11月24日 |
話数 |
17話(旧作) 370話(リメイク) |
主な登場人物 | やる夫、翠星石、でっていう |
作者は◆EYA4Qm3Rn.。2011年4月9日より連載された(◆8Pa8lMk4ZE名義)が、2013年1月23日を最後に投稿が途絶え、エター。
2016年3月5日に実質的な続編のリメイク版が連載開始。2018年11月24日に完結した。
あらすじ[]
死んでもすぐに生き返る体質となって異世界に転生した白饅頭は、モンスターの容姿となり、人間と意思の疎通が出来なくなっていた。その世界での人間の脅威は人鬼であり、モンスターはレベルを上げるための糧でしかなかった。
白饅頭は経験値目的で狩り殺され続け、次第に人間への恨みを募らせていく。眷属を作成する能力を使って、自分を慕う翠星石らを作り出し、世界の片隅で隠れて暮らそうとするも、やはり人間との衝突は避けられず、殺されてしまう。
やがて銃器を作成できることに気が付いた白饅頭は、殺されないために人類を絶滅させることを決意する。
概要[]
人間たちの糧として虐殺されるモンスターと、そこからの復讐劇を描いた、陰鬱なストーリーのダークファンタジー。その特性上、R15Gの内容も含まれる。ただしコメディタッチな描写でも知られる作者であることから、キャラクターたちはいたって真面目だが読者から見るとコント、というシーンもしばしば挿入される。同じく作者の持ち味である「間」の使い方とも相俟って、ギャグ・シリアスを問わず形容しがたい独特の雰囲気の中、淡々と物語が進行していく。リメイク版以降は白饅頭側だけではなく、人間側に視点を当てたシーンも多いため、群像劇としての色が濃くなっている。その世界に住む人間と白饅頭の陰謀渦巻く政戦も見どころのひとつ。
最大の特徴は、戦闘時およびスキル発動時に、コンピュータRPGのようなシステムメッセージ(通称『欄』)が表示される世界観。これは読者に提示されるメタ情報として機能するとともに、作中キャラクターにも認識できる情報として数秒間出現している。よってストーリー展開にもダイレクトに影響しており、漫画や小説では表現し辛い、やる夫スレならではのギミックとなっている。
リメイク版について[]
リメイク前後に分かれてはいるが、白饅頭の人間に対する感情や世界観についてはリメイク前で語られていることが多いため、そちらから読んだ方が話を理解できる。
リメイク開始時に作者より、『しかし、設定の変更やキャラの変更など前作とは少し違う、半リメイクという仕様になっていますその点、気をつけて頂ければ幸いです』という注意書きがなされている。
主な登場人物[]
- 白饅頭 - 元々人間だったが、異世界では眷属作成能力のあるモンスターになる。
- 翠星石 - やる夫のスキルで作られた眷属。
- 前田とかげ - やる夫と言葉が通じるモンスター。
- 宮藤よしか - 人鬼と戦う、高いステータスと高性能なスキルを持つ軍人。
- GM - 白饅頭を転生させた神。白饅頭に偏執的な愛情を抱き、様々な苦難を与える。