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神様転生(かみさまてんせい)とは、創作のジャンルの一つ。

ニコニコ大百科の項目「SS用語一覧」も参照のこと

概要[]

厳密な定義が確立しているモノではなく、言うなれば流行したテンプレートの一つ。

  1. 主人公が死ぬ(事故に遭うなど、突発的な理由であることが多いとされる)
  2. 神様や精霊など、規格外の存在に対面
  3. 主人公の死の理由(神様側の手違い、たまたま目に留まったから、など)転生の理由(神様側のせいだからその詫び、たまたま目に留まったから、可哀想だったから、など)を聞き主人公が反応する(がっかりしたり、神様に逆ギレしたり、妙に聞き分けが良かったり)
  4. 転生出来ると聞いて主人公が反応する(喜んだり、断ったり)
  5. 転生先を決める(主人公が選んだり、神様が既に決めていたり)
  6. 特典を決める(いわゆるチート能力やチートアイテムをもらうパターンが多い)
  7. 転生
  8. 主人公がどう生きるかは基本的に自由(神様から命令・依頼を受ける場合もある)

となる。

「生前の姿でそのまま召喚」「特典は存在しない」「主人公の反応は描かれず神様の視点のみ」などのバリエーションはあるが、「神様転生」の名の通り神様(などの規格外の存在)の手によって転生する点は共通している。

貰った特典で俺TUEEして、転生先世界を蹂躙するご都合主義満載な作品が多く、合わない読者には嫌悪されるジャンルである。また、転生先が同じ作品で似たような展開も多いので、何かしらユニークなポイントが無ければただの二番煎じと思われる場合もしばしば。

しかし話の作り方がほぼ定型化されており、難しい事を考えず気軽に読める為、常にある一定の読者が存在すると言っていいジャンルである。異世界召喚・転生物のツッコミとしてありがちな「環境問題」「言語問題」などの問題は神様が介入しているのだからまず気にしなくてもよい点も気軽に読める理由と言える(神様という規格外の存在以外はご都合主義にまずならない)。

前述のように定型化しがちなジャンルだが、文章の表現力やユニークな点を評価され、出版社が目を付け商品として世に出している例もあり、徐々にネット上のみのジャンルという立ち位置を変化させてきている。

関連用語[]

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