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私談・楚漢戦争
私談・楚漢銘々伝
作者 ◆TLDPZPDjO6
ジャンル 歴史
時代 秦末漢初
舞台 中国
投下日 2015年4月21日
投下板 やる夫スレヒロイン板(新)
やる夫長い理想郷板
状態 エター→形態を変えて完結
主な登場人物 やる夫翠星石暁美ほむら島津豊久キバヤシアーチャー
  

私談・楚漢戦争とは、漢帝国を打ち立てた男、劉邦が天下を取るまでの軌跡を描いた歴史系長編やる夫スレ

作者は◆TLDPZPDjO6。2015年4月21日から連載。2016年2月24日に作者よりエター通知が出されたが、2016年5月31日より「私談・楚漢銘々伝」と改題して再開され2017年10月27日に一旦完結。同月31日から「私談・呂氏の乱」と改題して再開され、2018年8月28日に完結した。

概要編集

中国初の統一王朝秦帝国を打倒するべく挙兵した項羽と劉邦。彼らが共闘・対立し、劉邦が漢帝国を築いた楚漢戦争の時代を扱う歴史スレである。

作者自らが「ロマンブレイク」と言ってるように、史記以外の記録や作者の考察から劉邦の行動~劉邦死後の呂氏の乱までに活躍した人物、発生した事件の真相を考察してくのが特徴。また解説役の入れ替わりが激しい。

私談・楚漢戦争編集

漢帝国を打ち立てたチンピラの中年オヤジ、劉邦の天下取りまでの道のりを描く歴史系作品。

中華が「儒」によって縛られる前、人間の本性が生々しいまでにぶち撤けられた、戦乱の時代の物語と位置付けられ、ただ単に世間で知られている話や「史記」などの記述をそのまま取り入れるのではなく、作者の推理などが盛り込まれたオリジナルの物語となっている。このような作りになっているのは、史記モノによっては「~で戦いがあった。○○軍が勝った」と言った、極めて簡潔な記述しかない場合が散見され、想像、創作込みで補わないと物語として成立しない側面があるため。本作の投下前にプレビュー版(全5話)が投下されており、本編の一部を成している。

基本的に時系列に沿ったストーリーが展開されていたが、鉅鹿の戦いの直前の時点でエター宣言が出された。

私談・楚漢銘々伝編集

時系列に沿わず、楚漢戦争時の事象・人物をテーマごとに取り扱う考察系歴史スレとなっている。作者は前作である新選組列剣伝における「新選組とは何だったのか」のようなものと位置付けている。

私談・呂氏の乱編集

以前から作者が最終回として予定していた「呂氏の乱」を個別に扱う、楚漢銘々伝と同じ形式の考察系歴史スレ。外伝として、武帝期の名将である衛青・霍去病についても紹介されている。

主な登場人物編集

劉邦軍団編集

  • 劉邦(やる夫) - 不良の中年オヤジで亭長(宿場役人兼警察官)。労役人夫の護送任務をしていたが、期日に間に合わないことから逃亡して潜伏し、その後反乱を起こす。反乱軍を率いる中でその能力を開花させてゆく。
  • 張良(長谷川千雨) - 劉邦の軍師。情報収集と洞察に優れている。
  • 蕭何(翠星石) - 腹黒役人。内政と補給のエキスパートだが、常に自分の保身を最優先に考える。
  • 夏侯嬰(ジャン=ピエール・ポルナレフ) - 県令の御者で、劉邦の一の子分。義理堅く義侠心に富む。
  • 樊噲(セルベリア・ブレス) - 屠殺業者で、のちに猛将となる。劉邦の義弟でもある。
  • 曹参(景浦安武) - 牢役人で、後に将軍となる。
  • 周勃(加賀) - スノコ売りの弓兵で、後に将軍となる。
  • 盧綰(織斑一夏) - 劉邦の幼馴染で親友。後に将軍となる。
  • 灌嬰(ストレイト・クーガー) - 絹商人で、後に将軍となる。
  • 韓信(のび太) - 元ニート。紆余曲折を経て漢の大将軍となる。
  • 陳平(球磨川禊) - 魏臣→項羽配下→劉邦軍団と移った策略家。

項羽軍団編集

  • 項羽(島津豊久) - 巨漢の武人。秦に滅ぼされた楚国の名将の孫。後に劉邦の最大のライバルとなる。
  • 項梁(織田信長) - 項羽の叔父。項羽を引き連れ反乱を起こす。
  • 虞美人(黒神めだか) - 項羽の愛人。このスレでは男勝りの豪傑美女。「銘々伝」では解説パートの聞き役。
  • 范増(フリット・アスノ) - 軍師。七十歳の老人だが智謀に優れる。
  • 鍾離昧(ブラック★ロックシューター) - 将軍。韓信の友人でもある。
  • 季布(空条承太郎) - 将軍。脳筋の多い項羽軍団の常識人枠。
  • 英布(キン肉マン) - 盗賊上がりの猛将。別名:黥布(黥=入れ墨)。項羽とは対等な同盟者に近い。

その他反乱軍編集

  • 陳勝(キバヤシ) - 小作人。兵役の到着期日に間に合わず、進退窮まって反乱を起こし、「陳王」を名乗る。
  • 懐王(心)(アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ) - かつての楚王の孫。没落して羊飼いをしていたが、項梁らに反乱軍のシンボルとして担がれ、祖父の名である「懐王」を名乗る。
  • 張耳(アスラン・ザラ)/ 陳余(キラ・ヤマト) - 秦に滅ぼされた魏国の名士で、揃って陳勝の反乱軍に参加。「刎頸の交わり」を結んだ親友同士だが……。

秦帝国編集

配役はTYPE-MOONのキャラクターで統一されている。

  • 始皇帝(ギルガメッシュ) - 中華を統一した英雄。傲岸不遜。
  • 胡亥(間桐慎二) - 始皇帝の末子・二世皇帝。バカ。
  • 趙高(間桐桜) - 宦官。秦を恨み、乗っ取ろうと計画している。
  • 章邯(アーチャー) - 秦最後の名将。反乱軍を次々に平定していく。

やる夫の親族編集

  • 呂雉(呂后)(暁美ほむら) - 劉邦の妻。平凡な幸福を望む優しい少女だったが……。
  • 呂公(やらない夫) - 豪商。劉邦を見込んで娘の呂雉を嫁がせ、劉邦を援助する。
  • 劉太公(両津勘吉) - 劉邦の父親。劉邦の人となりを忠実に再現するとこうなる。
  • 劉肥(武藤カズキ) - 劉邦の庶子。自分を庶子の立場にした呂氏に恨みを抱く。
  • 劉盈(やる太) - 劉邦と呂雉の息子。他に姉・魯元(美樹さやか)がいる。劉肥との仲は悪くない。

儒者編集

配役は儒教の祖である孔子(如月千早)を初め、「アイドルマスター」のアイドルで統一されている。

  • 叔孫通(安部菜々) - 君主に次々と取り入ろうとする(当時としては)異端の儒者。
  • 陸賈(鷺沢文香) - 後に劉邦に仕え、歴史書「楚漢春秋」を著す儒者。微妙に腹黒い。儒教関連の解説も担当。
  • 孔聚(渋谷凛) - 後に韓信の下で兵を率いて列候に連なる、孔子の子孫。儒教関連の解説も担当。

本編と別時代の人物編集

  • 司馬遷(渡良瀬準) - 劉邦より100年ほど後代の歴史家で、大部の歴史書「史記」を残した。「史記」の記述を説明する際に登場。
  • 孫武(武田信玄) - 作中より300年ほど前、春秋時代の兵法家。「孫子」の作者として知られる。戦略・軍政などの解説を担当。
  • 太公望(太公望) - 孫武よりさらに500年ほど前の軍師。軍事関連の解説は当初張良と陳平が務めていたが、第三章以降は二人の本編での出番が増えたため孫武・太公望に交代した。
  • 白起(アルクェイド・ブリュンスタッド) - 始皇帝の曾祖父・昭王(両儀式)に仕え、百万前後の敵兵を討滅したと言われる猛将。孫武・太公望コンビの聞き役。
  • 呉起(新城直衛) - 孫武と並び称される兵法家。項羽の時代より200年ほど前の楚にも仕えていた。「銘々伝」になってから解説役に加わる。

外部リンク編集

関連項目編集

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