美醜逆転とは、やる夫スレにおける類型の一つ。
概要
容姿に対する価値観が我々のそれとはずれた世界観を題材とした作品。類義語は「美醜反転」「あべこべ」など。「逆転」の名の通り、現実世界において美人とされる顔が醜いとされ、逆に現実では醜い顔が美しいものとみなされる。
ほとんどの作品では、現実世界と同じ価値観をもつやる夫が美醜が逆転した世界に転生し、（その世界では不細工とみなされている）美女と恋愛関係をもつという展開が描かれる。その場合、やる夫は周囲からイケメンであると認識される。そういった作品では美女は相手の顔が良いというだけで惚れる女性として、不細工は美女につっかかる性格の悪い存在として描かれることが多い。逆にこの様式を逆手に取った作品も存在する。
やる夫が美女にモテるための理由付け程度にしかなっていない作品も多く、そういった作品では長期休載（最悪エター）することが多い。そもそも「美醜逆転」という要素はどう扱うにせよ一発ネタになりやすく、作者には短く作品をまとめるか、美醜逆転以外の部分で魅力を出すことが必要となる。そのため「流行っているから」という理由で初心者が手を出すには注意が必要である。
関連用語
- フィルター
- 異世界召喚、異世界転生 - 親和性が高い。
関連作品
- やる夫はあべこべ世界のオークのようです - オークがかっこいいとされる世界に転生したやる夫の物語。
- やる夫のぎゃくてん - 美醜の価値観だけでなく、男女の役割も反転している。
- やる夫は男娼のようです - インキュバスとして転生し、男娼にさせられたやる夫を描く。
- やる夫はあべこべ世界に転生したようです - やる夫が転生先で美女からもてはやされるテンプレのような作品。
- やる夫で美醜逆転 - やる夫が残念なイケメンとして描かれている。
- やる夫のあべこべファンタジー - 女性が強い世界で冒険者となるやる夫を描く。
- やる夫の美醜感は逆転している - やる夫は転生したわけではなく、神によって世間とずれた価値観を刷り込まれたという設定。
- やる夫は美醜逆転世界の勇者 - 美醜逆転の様式を逆手にとった作品。
- やる夫の「逆」冒険譚 - やる夫がある日突然ファンタジー世界に飛ばされる。
- あべこべの世界で - 学園もの。
- やる夫は迷い込むみたいです- 短編。やる夫が美醜反転、男女あべこべ世界に迷い込む。
- やる夫は美醜が逆転した異世界で冒険者なるようです
- 美醜逆転世界で得たもの