やる夫 Wiki
編集の要約なし
79行目: 79行目:
 
ヒロイン役以外で登場する場合、毒舌・性悪・姉妹イビリという要素が、前面に押し出される傾向にある。
 
ヒロイン役以外で登場する場合、毒舌・性悪・姉妹イビリという要素が、前面に押し出される傾向にある。
   
翠星石をベースに[[南鮮石]]・[[翠星夫]]などの派生キャラクターが作られ、独自の活躍をしている。また彼等が主人公の話が増えるにつれ<ref>翠星夫が元々「翠星石(とやる夫)の息子」という設定で作成されたものである為、当然と言えば当然と言えるが。</ref>、母親役として登場する機会も増えている。
+
翠星石をベースに[[南鮮石]]・[[翠星夫]]などの派生キャラクターが作られ、独自の活躍をしている。また彼等が主人公の話が増えるにつれ<ref>翠星夫が元々「翠星石(とやる夫)の息子」という設定で作成されたものである為、当然と言えば当然と言えるが。</ref>、それらの母親役として登場する機会も増えている。
   
 
==主な作品==
 
主な作品
 
 
*[[翠星石がやる夫のせいなようです]] - この作品以降、やる夫スレへの出演機会が増えた。
 
*[[翠星石がやる夫のせいなようです]] - この作品以降、やる夫スレへの出演機会が増えた。
 
*[[やる夫のロマンシングなサーガいきなり3]] - やる夫・[[やらない夫]]・翠星石の3人組「[[YYS]]」を提唱した。
 
*[[やる夫のロマンシングなサーガいきなり3]] - やる夫・[[やらない夫]]・翠星石の3人組「[[YYS]]」を提唱した。
92行目: 91行目:
 
*[[やる夫と翠星石は静かに壊れていくようです]] - すれ違い続ける夫婦を題材とした中編。
 
*[[やる夫と翠星石は静かに壊れていくようです]] - すれ違い続ける夫婦を題材とした中編。
 
*[[翠星石は恋多きティナですぅ]] - ティナ役。恋に生きる主人公。
 
*[[翠星石は恋多きティナですぅ]] - ティナ役。恋に生きる主人公。
*[[やる夫の魔王の道]] - ヒロイン一人
+
*[[やる夫の魔王の道]] - 元孤児剣士。やる夫を魔王軍へ誘う
   
 
==脚注==
 
==脚注==

2013年1月30日 (水) 08:34時点における版

                , -=ニニニ≧ 、
            / ´+ ※  ※ +ヽ\
          // +_r冖^::丁:「:トミヽ、\ヽ、
            〃 /:l:::l::j::.::l|:::|::|::.:ヽ::.\}〈
.          ハ/::.::.:|::.|::l::.::l|:: ト:レく::.::、::.:lハ
         l {::.::.::.l|::|::|:::/|l:::| l|x=ャ、|::.:l}::.ヽ
         | l::.l::、::Vィ7厶lハ:j ヘ:::ノ!|ハノ|::.::.:\
         `T:ト、:ヽヽれ:::〉  ,  "リl ノ:_::_::_:::ヽ、
.            ヽ:::ヽ::\ミ`゙  <__} ,.仏 ト{ r'´: :`丶ミー--冖、
              `ヽト、`丁≧┬r彡' _」/ ヽ: : : : : : : :`: : :八:_ヽ-ュ             /^h
             j:::} }:」 rー≠()く⌒ヽ  \: : : : : : : : :/イ l「 ` ー--―rv、  / //
             /:::| /: r1V/ノlト、\_}\ >r  ̄、l ,‐┐ヽV | |        { l|冫´-クノ
               /::.:「//: r1イ / |:ト、\   `丶、 /|ヽ }_:_:;:ィ! Y¬ー- 、  }||廴/
           /::.:rく: : : >}{// |::Vヘ }  r-vハ ̄`ヽノ::.::∨ト、ハ\    ̄
          /::.::厶: ヽ:勹 ,'::|  ヽ:∨乙ヘノ, イ::.:丶、 ::.:::\::.:|: : /〉 〉
         /:::_r1{><\/:7::::トヘr-ヘ:\r-'´≧ヽ、__::`ヽ、::.` | :〃:/
        /r‐'´※ ハ|: : ハ{:_:_广:;ゝ二ニこr'′: : : :Y>、::`丶、V/ト、
.     /::.::;ヘ _/   ヽ/: : ∨_/: : `ヽ「∨: : : : : : : : \}\::.::.::丶、::ヽ
    ,.イ::.::/::.:rヘ、   /: ; :-'´/: : : : : : : : : :/: : : : : : : ヽ〉:` ー- 、:丶、\
 ,.:'´::.::./::.::.:r=ミ、 _/::}/ r彳 : : : : : : : : : ∠: -:'´: : : : : : : :\: : : : : `丶、:_ヽ         _
./::.::.:∠::r-r'´ /ヽ>'´: :r‐' /: : : |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : / 〉: : : : : : : : : : `T¬ー―く  }
-―┴‐::`ニニ>'´: : : : : :〉 /: : : :!: : : : : : : : :/: : : : : / : : :.:/ノ: : : : : : : : : : : : : ヽ }: : : : : ヽ }
翠星石
原作・出典元 Rozen Maiden
性別
愛称・呼び名 翠の子、翠
一人称 翠星石、私
性格 心優しい、ツンデレ、イタズラ好き
特徴 オッドアイ、如雨露
口調 毒舌、語尾に「です(ぅ)」
備考 契約者:桜田ジュン
関連キャラ:蒼星石 真紅
派生キャラ:南鮮石 翠星夫
やる夫スレヒロイン登場数最多
  

翠星石(すいせいせき)は、PEACH-PITの漫画「Rozen Maiden」の登場人物。

ニコニコ大百科の項目「翠星石」も参照のこと

概要

ローゼンメイデン第3ドール。人工精霊はスィドリームでイメージカラーは翠。心の樹を育てる「庭師の如雨露」を持つ。

かなりの人見知りであり、最初は主人公である桜田ジュンに対してもそっけない態度をとっていた。しかしある程度仲良くなった相手にはイタズラをしたり、口調が一気に悪くなるなど本性を現す。ジュンに対する態度はいつも横暴で彼からは「性悪人形」と呼ばれていた。蒼星石とは双子の姉妹であり、冷静な蒼星石はなにかと素直になれない翠星石の良き相談相手である。

彼女も究極の少女(アリス)を求めるゲームである「アリスゲーム」にその身をおいているが、真紅と同じで戦いを好まず、相手を傷つける事を嫌い、また植物や花を好むなど心優しい性格である。特に蒼星石に対しては献身的であり、蒼星石と戦うくらいならばアリスになれなくても良いと発言したり、蒼星石を復活させるために自らのローザミスティカを与えたことまである。

またジュンに対する態度やイタズラもなかなか素直になれない彼女の愛情表現の裏返しであり、要は典型的な「ツンデレ」である。

その容姿とツンデレ属性のおかげで、主人公である真紅や高い人気を誇る水銀燈を差し置いてドールズ一の人気キャラとなった。

やる夫スレにおける扱いとその歴史

登場からバブルまで

もともとのキャラ人気での扱いやすさ、その口調がやる夫との話の掛け合いの相性で抜群であること、そしてこまけぇこたぁいいんだよ!!とばかりにもう単純に可愛いことなどを理由に、やる夫界での人気が大爆発することになる。

特にその歯に衣着せぬ喋り方から既にやる夫とは幼少の頃から関係があるが素直になれずに一線を越えられない、いわゆる「やる夫の幼馴染で友達以上恋人未満」等のポジションに絶好な適役であったため様々な作品でヒロインを張る事になる。

学ぶ系においての長門有希と並んでやる夫スレヒロインの定番キャラでありダントツの登場頻度を誇る。かつて名作として讃えられたやる夫スレの大半にヒロインとして出演したキャラクターであり[1]、今日のやる夫スレ界隆盛の立役者といっても過言ではない。

翠星石ショック

ところがその動かしやすさが災いし、「あっちを見てもこっちを見ても翠星石」と翠星石のヒロインの作品が飽和していき、その状態に嫌気が差した読者・作者達が過剰なまでに翠星石の登場する作品を嫌悪するようになった。あまりに翠星石がヒロインとして頻出する為に、一部の読者が「ヒロインはとりあえず翠星石にしとけばいっかと作者達が考えている」と主張するようにもなった。

主張の真偽はともかく、その傾向はもともと翠星石ヒロインが飽きられつつある状況を加速させ、次第に「ヒロインが翠星石だと駄作」というレッテルを貼られ、極端な例では「翠星石がヒロインだから見ない」と発言する読者がちらほら出るようになる状況に陥った。 これが2009年初頭の出来事であった。

翠星石ショックの最中、「翠星石ヒロインの作品は駄作」、「翠星石を使う作者は安易過ぎる」等という嫌悪の声が多く見られたが、実際にその「駄作・安易」な作品の具体例が挙げられたのはほんの少数件である。声の大きいアンチや愉快犯によるネガティブキャンペーンであった側面も否めない。

しかし、翠星石ヒロインが飽きたと言う人々が少なからずいたのも事実であり、完全な流言とも言い難い。

ショック後~現在

翠星石ショック以降は、ツンデレ属性はなりをひそめ、毒づくことのない明朗な女性や淑やかな女性として描かれることも多くなった。

現在では多くの女性キャラクターがやる夫スレに出演するようになっており、以前のような独占状態は崩壊した。しかしこれは裏を返せば、「やる夫スレの選択肢が更に増え可能性が広がった」ということでもあり、嘲弄・悲観すべきことでない。また、この出来事以降、翠星石のヒロイン登場率は完全に減退したと主張する者も出るようになったが、実際は現在でもヒロインとして登場する回数はトップレベルである。

バブルを経験して読者たちの目が厳しくなったとは言え、前述の完成されたキャラクター・バブルの遺産を含めた豊富なAA等から現在でも(それこそかつての十八番であったラブコメ作品における幼馴染ヒロインのように)作成の手軽さの求められる読み切りを中心に根強い人気がある。しかし翠星石ショックを目の当たりにした世代から未だに色眼鏡で見られる事も珍しくは無く、作り手には相応の覚悟が求められる。

現在での翠星石の扱いは、「かつて程ではないが、ヒロイン役での起用が多いキャラクター」が妥当だと思われる。むしろヒロインを通り越して、やる夫スレにおける古女房と化した感もある。

その他

公式設定では双子の蒼星石との仲が最も良いため、やる夫スレでも蒼星石と近しい関係で登場することが多い。双子ならではの入れ替わりネタもちらほらある。

ヒロイン役以外で登場する場合、毒舌・性悪・姉妹イビリという要素が、前面に押し出される傾向にある。

翠星石をベースに南鮮石翠星夫などの派生キャラクターが作られ、独自の活躍をしている。また彼等が主人公の話が増えるにつれ[2]、それらの母親役として登場する機会も増えている。

主な作品

脚注

  1. やる夫と翠星石の組合せを表す「やる翠」という言葉が自然と生まれた。
  2. 翠星夫が元々「翠星石(とやる夫)の息子」という設定で作成されたものである為、当然と言えば当然と言えるが。

関連項目

  • ツンデレ - 翠星石の性格を示す一言。「隆盛を極めるも、急速に飽和したために凋落した」という顛末も類似しているといえる。