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読者からの毀誉褒貶が非常に激しい人物であり、その行動に対する批判の声は少なくない。実際、公式設定において「『正義の味方』としての格は[[アーチャー]]に比べて大いに劣る」と設定されているため、意図して問題人物に書かれているのは間違いない。 |
読者からの毀誉褒貶が非常に激しい人物であり、その行動に対する批判の声は少なくない。実際、公式設定において「『正義の味方』としての格は[[アーチャー]]に比べて大いに劣る」と設定されているため、意図して問題人物に書かれているのは間違いない。 |
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− | また、stay nightで語られた第四次聖杯戦争についての情報と、zeroでの実際の描写はかなり矛盾しており、主人公である切嗣はその矛盾が特に大きいため、その点が批判されることもある<ref>ただしこれについては、「元々作品にするつもり無しの設定だったので、情報通りに描くと小説として制約が大きすぎる」と言う事情もある。 |
+ | また、stay nightで語られた第四次聖杯戦争についての情報と、zeroでの実際の描写はかなり矛盾しており、主人公である切嗣はその矛盾が特に大きいため、その点が批判されることもある<ref>ただしこれについては、「元々作品にするつもり無しの設定だったので、情報通りに描くと小説として制約が大きすぎる」と言う事情もある。また、これについて作者の虚淵氏が批判される事も多いが、どちらかと言えば設定改変を許可した原作者・奈須氏の責任が大きい。制作側は「stay nightとzeroは別世界の話」と発言しているものの、その割には後のアニメや外伝などでZeroとsnの繋がりを示唆する描写も多く、逆に別世界と思わせる描写は全くない。そのため、Zeroに肯定的・否定的などちらのファンにも、同一世界と認識されているのが現状である。そういった事情もあり、(Fateに限った話ではないが)原作については割とスレが荒れやすいので、読者は自重を、作者は早めの自治を心がけよう。</ref>。 |
==やる夫スレにおいて== |
==やる夫スレにおいて== |
2016年1月18日 (月) 09:59時点における版
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衛宮切嗣 | |
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原作・出典元 | Fateシリーズ |
性別 | 男 |
愛称・呼び名 | 切嗣 ケリィ(幼少期) |
一人称 | 僕 |
性格 | 合理主義 |
特徴 | 無精ヒゲ |
備考 |
養子:衛宮士郎 娘:イリヤ 妻:アイリ |
衛宮切嗣(えみや きりつぐ)は、TYPE-MOONのビジュアルノベル「Fateシリーズ」の登場人物。
ニコニコ大百科の項目「衛宮切嗣」も参照のこと
概要
「Fate/stay night」の主人公・衛宮士郎の養父で、登場人物の一人・イリヤの実父。冬木市の大災害で家族を失った士郎を引き取り養育した。士郎が巻き込まれた第五次聖杯戦争の時点では既に病没している。
第四次聖杯戦争を描いた「Fate/Zero」では主人公を務める。聖杯戦争参加前はフリーランスの暗殺者として暗躍していた。魔術を神秘の探求ではなく戦闘のために用いるタイプの魔術師で、魔術戦に銃や電子機器を導入する。策略と罠を多用し、標的を狩るためならば狙撃、爆殺、騙し討ち、人質を取る等手段を問わない。魔術師をよく知るがゆえに、彼らを効率よく陥れるその手管から「魔術師殺し」の異名を持つ。その経歴を買われアインツベルンからアイリスフィールを妻とするほどの好待遇で一族に迎え入れられて聖杯戦争に参戦した。
魔術は体内の時間を操作する固有時制御。加速して高速動作をしたり、停滞させて生体反応を希薄化させ索敵を逃れたり出来る。必殺武器は魔術弾丸、起源弾。弾を防御した標的の体内の魔術回路をずたずたに破壊する[1]。
アインツベルンに渡された宝具を元にサーヴァント召喚を行いセイバーのマスターとなるが、お互いの相性は最悪[2]で彼がセイバーに話しかけたのはたったの三度(つまり令呪の使用)しかなかった[3]。このため普段はセイバーの表向きのマスターの役をアイリに任せ、自身は助手の久宇舞弥と共に別行動を取っている。
少年時代には「正義の味方になりたい」という夢を抱いていたが、とある事件を機に「大を生かすためには小を切り捨てなければならない」という理に開眼。以後は徹底的に効率を重視し、殺人による大多数の救済を行ってきた。それでもなお「万人の救い」という悲願を引きずり、聖杯に「恒久的な平和」を願おうと聖杯戦争に参加した。しかしその願いは破綻しており、結果として大きな悲劇を生み出すこととなってしまう。そして、第四次聖杯戦争において彼の残した数々の因縁は、第五次聖杯戦争に持ち越されることとなる。
読者からの毀誉褒貶が非常に激しい人物であり、その行動に対する批判の声は少なくない。実際、公式設定において「『正義の味方』としての格はアーチャーに比べて大いに劣る」と設定されているため、意図して問題人物に書かれているのは間違いない。
また、stay nightで語られた第四次聖杯戦争についての情報と、zeroでの実際の描写はかなり矛盾しており、主人公である切嗣はその矛盾が特に大きいため、その点が批判されることもある[4]。
やる夫スレにおいて
士郎やイリヤの父、関係者として登場する場合が多い。血縁関係も概ね原作通りで、アイリも健在なケースもある。
原作設定を反映し、「手段を選ばないリアリスト」「冷酷非情な実力者」「実生活の破綻したダメ人間」などに描かれる事も多い。
主な作品
やる夫Wiki内で「衛宮切嗣」を検索
- できる夫の日常は闇に侵されていくようです - 既に故人だが、様々な事件に彼の影が見え隠れしている。
- やる夫がDQ1でロトと賢者の子孫のようです - 大魔導役。
- やる夫は竜と共に生きるようです。 - 人間でありながら、魔王軍の幹部として活動する男。
- やる夫が『梅松論』を語るそうです。 - 後醍醐天皇役。
- 私の兄貴がこんなにかっこいいわけがない - 異界に行って帰ってきたやる夫。
- モンハン自衛隊 - 一曹。73式大型トラック操縦手。リアリストであり目的達成の手段に拘泥しない。
- やる夫「王様ゲームしようぜ!!」 - 8期【ハードボイルド】にて登場、ギャグ系不憫枠。
脚注
- ↑ 防御時に励起している魔術回路が多いほど効果が大きいことと、魔術を使わずに防弾チョッキや盾で防御されないために、高威力のライフル弾をベースとしている。発射する際には遠距離狙撃時にはライフルを使うが、近距離では(実戦での使い勝手が悪いであろう)単発の大口径拳銃を使用する。
- ↑ 性格的なものさることながら、暗殺者の切嗣としては、有利な地形を設定できるキャスターや、マスター殺しに特化したアサシンの方が相性がいいと判断している。ただし実際の所生前のセイバーと切嗣の思想は比較的近く、切嗣の英雄全体に対する嫌悪感が不和の大きな原因となっている。
- ↑ この対応は原作のみならずアンソロ、スピンオフ作品でも徹底している。
- ↑ ただしこれについては、「元々作品にするつもり無しの設定だったので、情報通りに描くと小説として制約が大きすぎる」と言う事情もある。また、これについて作者の虚淵氏が批判される事も多いが、どちらかと言えば設定改変を許可した原作者・奈須氏の責任が大きい。制作側は「stay nightとzeroは別世界の話」と発言しているものの、その割には後のアニメや外伝などでZeroとsnの繋がりを示唆する描写も多く、逆に別世界と思わせる描写は全くない。そのため、Zeroに肯定的・否定的などちらのファンにも、同一世界と認識されているのが現状である。そういった事情もあり、(Fateに限った話ではないが)原作については割とスレが荒れやすいので、読者は自重を、作者は早めの自治を心がけよう。
関連項目
- 暁美ほむら - 銃器を使う、黒髪、時間に関係した能力を持っている、と共通点が多く血縁関係があるケースもある。原作者も同じである。