銀河四雄伝 | |
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略称 | 四雄伝 |
作者 | ヤン・ヒューリック ◆1xuVLqH3kQ |
原作 | オリジナル |
投下日 | 2014年4月25日 |
投下板 | やらない夫板II |
状態 | エター |
まとめ | やる夫エッセンシャル |
作者はヤン・ヒューリック ◆1xuVLqH3kQ。2014年4月25日から連載されていたが、2015年10月7日を最後に投下が途絶えエターとなった。
あらすじ[]
数百年前、人類は銀河系を社会基盤とし、民主主義国家の陣営である星間連合と、専制主義国家である銀河帝国に別れて戦争を続けていた。
だが戦争の時代からやがて星間連合は共和主義を一つの教典としながら徐々に経済的に衰退し、帝国は内乱により国力が低下。
そうした一つの時代の転換期の中で、二人の戦争の天才と二人の政治の天才達が活躍していく銀河系の歴史を描いた物語。
概要[]
やる夫スレ版スペースオペラ。作者の前作「やらない夫は大帝の軍師となるようです」を再構成し、策謀がメインであった前作に対し、戦記モノとして戦争と経済を描いた作品。
また前作では全ての国が専制国家であり、忠臣が若き君主を支える話であったのとは対照的に、さまざまな陣営が入り乱れて一つの事件や戦争、そして歴史を作っていることを強調している。
「大帝の軍師」が古代中国の歴史を下敷きにしたならば、今作は近現代の歴史をベースにし、作者得意の経済と戦争を混ぜ合わせた壮大な政治ドラマと人物設定は非常に見ごたえがある。
また、前作が超能力などの要素を有していた一方で、今作では戦術機動構想という新しい戦術構想などの軍事ドクトリンなど、変革の時代であることを劇中で描いていることも相違点である。
主な登場人物[]
銀河帝国軍の名将。「戦術機動構想」を作り上げた軍事の天才。
星間連合を構成するウィルキア共和国の若き提督。戦術機動構想を率先的に取り入れつつ、情報戦を行うマカロフ提督とは一つ違ったスタンスでの戦争のあり方を構想している。
帝国より独立した大国であるマクベス王国の国王。交易と貿易を盛んにし、内政によって国力を上げる内政家。
マクベスと同じく帝国より独立した大国であるブリタニア王国の王子。精強であると言われたアリアダスト王国を謀略によって制圧し、自ら総督として銀河系外延部へと策謀を巡らす。
外部リンク[]
- まとめ(やる夫エッセンシャル):銀河四雄伝