Ascii Art Editorとは、Windows上で動作するAA作成機能付テキストエディタである。略称はAAE。
概要[]
アスキーアートエディタの一つ。(´д`)Editが登場する以前は、アスキーアートを編集するには定番のソフトウェアであった。その後、より高機能な(´д`)Editにシェアを奪われた。2002年8月24日を最後に更新が途絶えている。また動作検証はWindows Meまでなので、今後使用できなくなる可能性がある。
特徴として標準でオートトレーサーを搭載しており、これが目的で本ソフトを使い続けているAA作者も少なくない。変換精度はまずまずらしい[1]。(´д`)Editにも搭載されているマルチラインテンプレート(mlt)の元祖でもある。
問題点として以下の点が上げられる。
- 60KB以上のテキストを扱うことが出来ないため、中・長編を作成するのに支障をきたす可能性がある。
- ファイルサイズが一定を超えると突然データがロストすることがある。
- ステルス改行というエディタ上では確認できない改行が挟まれるバグがある。
なお、Windows 11においてはVisual Basic 6のランタイムが標準でインストールされておらず、ランタイム自体もレジストリを触らないとインストール出来ない[2]ため現在では初心者には扱いにくい代物となっている。
外部リンク[]
- 配布元 Ascii Art Editor サポートページ - 有志によるミラーサイト。本家は既に消失している。
- 使い方 AAEの使い方(初歩)
脚注[]
- ↑ ただし、初期から梱包されているfont.txtだと精度があまりよくないので、有志の作った更新版と入れ替える必要がある。詳しくはオートトレーサーの外部リンク配布元の項を参照。
- ↑ VB6ランタイムを導入する方法